NBA+GT?

NBAとsuperGTについて書きたい!

ホークスのオフの動き

2013-06-30 18:58:35 | NBA
アトランタホークスの今オフの動きを考えてみたいと思います。

①ポール、ハワードを両方獲得する場合
限りなく可能性は低いですが、サラリーキャップの空きはあります。ホーフォードが残り、SGとSFにそれなりのプレーを連れてくれば、一躍優勝候補になりますね。ハワードとは面会予定がありますが、クリッパーズはリバースがHCとなり、ポールは再契約が濃厚です。

②ハワード獲得の場合
ホーフォードとハワードのフロントコートはかなり強力です。PGにティーグをキープできればなかなかいいチームになりそうです。ただ、ハワードは故郷のチームでのプレーをそれほど重要視していないようですので実現性は高くありません。



ここから現実的に。
・まず現状のロスター
ホーフォード、ルー・ウィリアムス、ジェンキンス、マブスからトレードで来たカニングハムが来シーズン契約下にあり、ドラフト指名したノゲイラ、シュローダー(?)、マイク・マスカラは2巡目ですがたぶん契約するでしょう。



・在籍していたプレーヤー
ジョシュ・スミス
FA。この人次第でチームは大きく変わります。HCが変わってチームを一新するいい機会ですので、再契約は結ばないことも十分に考えられます。他のチームからのオファーはあるでしょうが、MAX契約みたいな馬鹿げたオファーがなければ、適正額で再契約も有り得ます。
地元出身のフランチャイズプレーヤーで私も好きなプレーヤーの一人なのでチームを離れるというのは寂しいですが、いい面もあれば悪い面も多いプレーヤーですので、移籍したほうが本人にとってもチームにとってもいい結果になる可能性は半々かもしれません。

ジェフ・ティーグ
制限FA。チームに欠かせないPGになりましたので、ポールを獲得しない限りチームに残す方針でしょう。


カイル・コーバー
FA。実にいい働きでしたのでキープしたいところですが、FA市場で人気が出ると思われますので、よほどチームが誠意を見せない限り難しいかもしれません


ザザ・パチュリア
FA。こちらも長年ホークスに在籍したプレーヤー。リバウンド力は素晴らしいですのでベンチにはいて欲しい人材ですが、すでにベテランであまり成長は期待できませんので、どうしても残って欲しいというところまではいきません。でも手ごろなベテランのセンタープレーヤーが見当たらないので再契約の可能性高いかも。


デビン・ハリス
FA。昨シーズン中にトレードかと思っていましたがありませんでした。今ではオールスターに出たのは幻だったようにしか感じられないので再契約はまずないでしょう。


アイバン・ジョンソン
制限FA。ドラフト外入団としては十分に活躍してくれていますので、再契約するのではと思います。


デショーン・スティーブンソン
FA。ケガは多かったもののしつこいディフェンスはとてもよかったです。ただ、旅烏的なジャーニーマンですので来期の予想はつきません(笑)


アンソニー・トリバー
FA。及第点の活躍はしてくれましたが、積極的に再契約したいというほどではありませんね。


マイク・スコット
目立ちませんが、2巡目指名としては十分に働いてくれてますし、サラリーも安いので残すと思われます。


ダンテイ・ジョーンズ
FA。再契約はないでしょう。


ヨハン・ペトロ
FA。ドラフトで二人ビッグマンを獲得しましたのでさようならですね。


シェルビン・マック
ウィリアムスの負傷に伴いシーズン途中に契約しました。シュローダーが使えるとなれば、再契約はないと思いますが、なかなかいいプレーヤーですので彼なら他のチームからの誘いがあると思います。



・獲得候補
こちらスミスの動向次第で大きく状況が変わります。
トレードについてはそもそも契約下のプレーヤーが少ないですし、駒になるプレーヤーも疑問符ですのでなかなか難しいです。
PGはティーグとシュローダー、ウィリアムス兼任と揃っていますし、PFもホーフォードがいますのでこのポジションは安泰と言えます。SG、SFのポジションは手薄ですのでここが中心となるでしょう。


OJ・メイヨ
FA。ノビツキー復帰後は急におとなしくなりましたが、それまではオールスタークラスの活躍でしたので欲しいプレーヤーです。でもマブスもキープしたいでしょうし、他のチームもライバルは多いと思われます。


アンドレイ・キリレンコ
来期の契約を破棄してFAになりました。ケガが多いのがきがかりですが、スミスと再契約しない場合声はかけたくなるプレーヤーです。


アル・ファルク・アミヌ
もともとドラフト6位指名と期待されたプレーヤーですが、FAになってしまいました。でもまだ22歳と若いですので成長は期待できるのでは?


ジョシュ・チルドレス
一時ネッツにいましたが、解雇され、代わりにチームはボーガンスと契約しました。来期の動向は不透明ですが、古巣ホークスで再起を目指すのはいかがですか?


オムリ・カスピ
キャブスでは完全に干されていましたが、どうなんでしょうか?多国籍軍になりつつあるホークスはどうでしょう?



ウィルソン・チャンドラー
獲得するとすればトレードになります。ドラフト指名権とかでしょうか。ナゲッツではイグダーラが再契約するようであれば、ウィングポジションのプレーヤーがだぶついていますので、いただきたいプレーヤーです。


ジャレッド・ダドリー
昨シーズンは彼自身のプレーに問題はありませんでしたが、チーム状況により起用が定まりませんでした。もし今シーズンも同じようならばきてもらいたいプレーヤーです。


トレバー・アリーザ
ウィザーズにいってから存在感がまるでなくなりました。またポーターが加入する来期はさらに肩身が狭くなります。でもレイカーズ時代のプレーを考えるとまだ期待したくなります。




NBA Draft 2013

2013-06-29 16:32:08 | NBA
波乱のドラフトとなりました。


1位 Anthony Bennett →CAVS
ノエルでもレンでもマクレモアからのトレードでもなく、ベネットできました。こんな予想はなかったですね。アンダーサイズのPFはリスクがありますが、SFでの起用も考えているのでしょうか。アンダーサイズではありますが、ウィングスパンは7'1と長くフィジカルの強さは十分にNBAレベルですし、アウトサイドシュートもそれなりに打てます。それと彼はカナダ生まれでNBA史上初のカナダ人の1位指名だそうです。


2位 Victor Oladipo →ORL
こちらも予想外。トップSGはマクレモアではありませんでした。いいプレーヤーとは思いますが2位指名まで上がってくるとは思いませんでした。


3位 Otto Porter →WAS
こちらは完全に予想通りです。ウェブスター、アリーザらの処遇はどうなるんでしょうか。


4位 Cody Zeller →CHA
昨シーズン始まった頃までは評価が高かった彼ですが、あまり成長が認められず10位くらいまで下がる予想が多かったですのし、ノエル、レンが残っているにも関わらずこの選択は疑問が残ります。アスレチック能力は高いもののパワー負けする場面も多いのでNBAではPFで頑張れるか。


5位 Alex Len →PHO
チームにはゴータットというしっかりとしたセンターがいますが、残っているメンバーでは1番と判断したのでしょうか。現在ケガもしていていきなりスターターというのはないでしょうし、今後を考えれば悪い指名ではないと思います。


6位 Nerlans Noel NOP→PHI(ホリデーと1巡目指名権とトレード予定)
これには驚きました。ノエルがここまで落ちると思いませんでしたし、その後ホリデーとトレードとは・・・確かに6位までノエルが残っていれば指名すべきでしょうし、デイビスと若い細身のビッグマンを並べるのは無理があります。しかし、なぜホリデー?チームにはバスケスというMIP候補にもなったPGがいるのにどうするつもり?また、明らかにケガの影響で指名を敬遠されたノエルはやはりもう1年カレッジに残ったほうが良かったのでは。


7位 Ben Mclemore →SAC
1位指名も考えられたこの人もここまで落ちてくるとは思いませんでした。何か問題があったのでしょうか?本人もかなりがっかりしたでしょうね。


8位 Kentavious Caldwell-Pope →DET
個人的にはなんでこの人がこんなに評価が高いのか良くわからないんですよね。リバウンドは強いようですが、アシストは少なく、オフェンスはジャンプシュートに頼り過ぎている印象で、サイズ普通ですしそこまで身体能力が高いわけでもありません。


9位 Trey Burke →UTA
PGが欲しかったジャズとしては完璧なドラフトといっていいのではないでしょうか。サイズは大きくありませんがこの人は”持ってる”プレーヤーな気がしてます。


10位 CJ McCollum →POR
素晴らしいシュート力を持ったコンボガード。チームにはリラードがいますのでとりあえずはシックスマンでSGを目指すんでょうか。


11位 Michael Carter-Wiliams →PHI
ホリデーをトレードしますのでこの指名はナイスです。一方、バイナムの処遇が気になります。


12位 Steven Adams →OKC
パーキンスの存在感がほとんどなくなっていますので欲しかったビッグセンターを見事指名できました。ただ、サンダーが指名したセンターは全然育たないんですよね。オルドリッジ、マレンズなど(さらにソニックス時代も入れるとすごいことになります 笑)


13位 Kelly Olynyk →BOS
ピアース、KGをトレードすることになったセルティックス。センターがいなくなったため、ディフェンス力は疑問も即戦力に近いセンターを指名しました。


14位 Shabazz Muhummmad →MIN
以前は1位指名候補だった彼ですが、ここまで落ちました。SGが欲しかったので指名しましたが、彼はアシストが少なくプレーヤーでどちらかというとSFです。


15位 Giannis Adetokoubo →MIL
即戦力とは思いませんが、チームのSFのポジションは空いていると言っていい状況です。


16位 Lucas Nogueira →ATL
ホーフォードをPFで使いたいホークスは即戦力かどうかはわかりませんが、素質は素晴らしいブラジルの7フッターを獲得しました。体重が100キロ程度しかなくまだ細過ぎますが、速攻の先頭を駆ける走力と長い腕を生かした野性味あふれるオフェンスリバウンドは驚異的です。


17位 Dennis Schroeder →ATL
来シーズンの契約がすでに決まっているプレーヤーがホーフォード、ウィリアムス、ジェンキンスしか3人しかいないのでどのポジションも欲しいホークスです。制限FAのティーグはもちろんキープすると思いますので、ポジションはかぶりますが、もう少し上位指名も見込まれていた彼が残っていたため指名したということでしょうか。


18位 Shane Larkin →DAL
5'11しかなく、ウィングスパンも短い彼ですが、この順位で指名されました。チームのPGにはコリソンがいますが、昨シーズン途中どんどん出番が少なくなっているので、たくさんプレータイムはもらえるかもしれません。


とんで
27位 Rudy Gobert →UTA
指名はナゲッツでしたが、トレードでジャズに決まったようです。予想よりも下位の指名ですし、ジェファーソン、ミルサップの動向が不透明なジャズですので、良い指名ではないでしょうか。リスクもありますが彼の7'9近いウィングスパンからどんなプレーが見られるのか楽しみです。


とんで
39位 Jeff Withey →POR
1巡目もあるかと思っていましたが、この順位となりました。センターがレナードしかいないブレイザーズですので、伸びしろは少ないかもしれませんが、彼のサイズとディフェンス力は大きな戦力になると思います。


とんで
56位 Payton Siva →DET
特別良いスタッツは残しておらずサイズも小さい彼はもともとNBA入りは疑問視されていましたが、NCAAチャンピオンも獲得し、ドラフト見事指名されました。


57位 Alex Oriakhi →PHO
高校時代は結構有名で、UCONN在籍時はチャンピオンもとっていますが、チームの主役ではありませんでした。また、ミズーリに移籍した4年生のシーズンでもプレータイムは25分と長くなかったですが、この順位での指名になりました。


58位 DeShaun Thomas →SAS
オハイオ州立のエースプレーヤーで、当初は2巡目上位指名の予想が多かったですが、ひどい成績に終わった身体能力の計測が響いたのか最後から3番目の指名でした。



指名から漏れたプレーヤー
Seth Curry
ステフォン・カリーの弟で兄と同じように大変素晴らしいシューターで、デューク大では中心プレーヤーでした。元々指名されるかどうか微妙なところでしたが、やはり6'2のサイズでSGは難しいと判断されたのか指名はありませんでした。

CJ Leslie
身体能力の高さが売りのフォワードでしたが、PFとしては線が細過ぎ、SFとしてがシュート力が無いということなのでしょうか。2巡目上位での予想が多かったですが、まさかの指名なしでした。

まあでも、ドラフト指名はされずともNBAで活躍しているプレーヤーはたくさんいますから、彼ら以外に指名されなかったプレーヤーも含め、これからも頑張ってもらいたいです。



ちなみに・・・・
去年ブログにも書いていた、2012年9月時点の某サイトの予想との結果は・・・・

1位 Cody Zeller →実際4位

2位 Shabazz Muhammad 実際14位

3位 James McAdoo 実際エントリーせず

4位 Nerlens Noel 実際6位

5位 Tony Mitchell 実際37位

印象として全然違っているようでも、ゼラーとか予想外の指名もあったため、ミッチェル以外はそれほどはずれてないですね。

ドラフト直前

2013-06-27 09:11:01 | NBA
今月発行のダンクシュートはちょっと意味不明です。

理想と現実の補強プランというのが特集ですが、

ヒートやレイカーズなどの上位チームならわかりますが、ドラフト上位指名権があるところもドラフト指名は完全に無視。

しかも、補強に出てくるのはハワード、ピアースやメイヨといった同じメンバーばかりでその他もまるで現実味がないものばかりです・・・

なんででしょうね。




運命のドラフトまで日本時間であと二日となりました。

Draft.netを見てると結構毎日のように予想順位が変わるんですよね。

ワークアウトの結果で変わるとかならまだしも、ノエルもアレックス・レンもアンソニー・ベネットもケガでバスケが出来る状況では無いにもかかわらず、ですからね。謎です。



これまでに出てきた以外に注目してるプレーヤーを挙げてみたいと思います。

Alex Len(Maryland,So)7'1
評価が上昇し、1位指名候補にもなってきています。サイズは満点ですし、体重も255ポンドと幅もあり、尚且つ動けるとなれば期待されますね。ハイライトを見てもポテンシャルの高さを感じますので1位指名も十分考えられると思います。ただ、ソフォモアですがそれほど支配的なスタッツを残しているわけではありません。個人的にはケンタッキーでフレッシュマンながら素晴らしい活躍を見せていたノエルの方が将来的にはいいプレーヤーになるような気がしてます。


Giannis Adetokoubo(ギリシャ,18歳) 6'9 SF
名前読めません(笑)SFらしいSFの人材が少ないのが今ドラフトですが、この人は面白そうです。サイズがあって手足が長く、まだ細い体からちょっとデュラントっぽいです。プレイスタイルはオールラウンドですが、このサイズとしてはハンドリングはかなりうまくゲームメイクもできるようです。ドライブからのフィニッシュも得意ですが、アウトサイドシュートはまだまだのようですね。18歳と若く、アメリカの大学にもいっていないためリスクは高いかもしれませんが、ポテンシャルは高そうです。1巡目中盤の指名と予想されています。


Nate Wolters (South Dakota,Sr) 6'5 PG
サイズの大きいPGと言えば今ドラフトではマイケル・カーター・ウィリアムズがいますが、こちらもPGとしてはかなり大型です。マイナーな大学ですが、22.3P、5.8A、5.6Rというスタッツで、何よりもボールハンドリングがすごいです。完全にストリートバスケの世界ですね。白人でもあるのでジェイソン・ウィリアムスとも比較されてるようです。1巡目下位あたりでの指名が予想されています。


Tim Hardaway,Glen Rice
キラークロスオーバーが代名詞のご存知ティム・ハーダウェイと、シューターで3度オールスター出場のグレン・ライスの息子さんです。どちらも名前は同じですが、ハーダウェイはシューター、ライスはスラッシャータイプとポジション、プレースタイルはお父さんとは異なります。どちらも1巡目下位あたりでの指名が予想されています。


Allen Crabbe(California,Jr) 6'6 SG
カリフォルニア大学で18.4P、6.1Rを記録しました。シュータータイプのスウィングマンは結構多いですが、その中ではこの人はアウトサイドだけではなく、動きが軽くてリングに近いところにも入っていって得点できるので結構評価しています。こちらも1巡目下位での予想のようです。


DJ Stephens(Menphis,Sr) 6'6 SG,SF
ジェラルド・グリーン並にぶっ飛んでる身体能力の持ち主です。ジャンプ力はステップなしで40in、ステップありで46in、スプリントは2.98秒と驚異的な数値でもちろん今年ではすべて1位です(以前見た時は入ってなかったと思うんですが、追加で計測したのかな?)ダンクが半端ないです。ただ、4年生の今シーズンはそこそこの成績は残しましたが、それまであまり出番がないようなプレーヤーですのでドラフト指名は難しいでしょうね。でもここまでの身体能力があってバスケではそこまですごいわけではないとなると、他のスポーツをやっていたらどうなってるんだろうなっていうのも気になりますよね。

ファイナル振り返り

2013-06-23 09:51:23 | NBA
ファイナルの出来を5点満点で選手別に振り返ってみたいと思います。

スパーズ
ティム・ダンカン
18.9ppg 12.1rpg 1.4bpg fg%49.0 ft%82.1
評価4点
スタッツだけ見れば見事というほか無いです。ただ、ゲーム7最後の決めれば同点のイージーに近いシュートを落としてしまったのが本当に残念
でした。それ以外にも4Q以降はガス欠状態のゲームもいくつかありましたのでその辺は評価が下がってしまいます。ただ年齢から考えれば相当がんばったとは言えます。

トニー・パーカー
15.7ppg 6.4apg fg%41.2 ft%72.7
評価3点
ゲーム1でのゲームウィナーを始め、ゲーム5まではとても良いプレーを見せていました。ハムストリングのケガを抱えながらというのはありましたが、勝負どころの6,7戦で思い切りスタッツを下げてしまいました。彼のミドルシュート、フローターが決まらないだけでなく、ゲームメイクもジノビリに任せTOを連発してしまっていたのでチームにとってはかなり苦しくなってしまいました。

マヌ・ジノビリ
11.6ppg 2,1rpg 4,3apg fg%43.4 3p%25.0 3.1TO
評価2点
スタッツだけ見るとそれほどレギュラーシーズンやカンファレンスファイナルまでからそれほど悪くなっているわけはないですが、ビッグ3としては11.6点しかあげていないのは寂し過ぎますし、出してはいけない場面でTOを連発するなど戦犯の一人と言えます。彼もこのようなプレーは不本意でしょうから契約が切れた今オフに引退してしまうかもしれませんね。

クワイ・レナード
14.6ppg 11.1rpg 2.0spg fg%51.2 3p%34.8
評価5点
軒並みレギュラーシーズンよりも上がっています。特にリバウンドがすごいですね。ゲーム6のFT失敗は非常に痛かったですが、彼を責める人はほとんどいないでしょう。2年目とは思えない本当に素晴らしいプレーをしていたと思います。

ダニー・グリーン
14.0ppg fg%44.4 3p%55.1
評価4点
彼のスリーはこのファイナルのハイライトの一つです。本当にすごかった。ただ、ゲーム6以降はヒートがきっちりマークし、フリーになる場面が減りリズムが崩れました。そしてゲーム7ではFG1/12と大ブレーキ。入りそうも無いフローターを連発し、狭いところに入っていって囲まれTOなど敗因の一つになってしまいました。しかし速攻でレブロンを何度も止めるなどディフェンスの貢献も大きかったので調子が悪くてもポポビッチは使い続けたのでしょう。

その他
スプリッター 1.5点
ほとんどヒートのスパイにしか見えず、後半はわずかしか出番はなくなりました。

ディアウ 3.5点
途中まではあまり出番がありましたが、徐々に増え、いい活躍していました。レブロンに対していいディフェンスしていたのも驚きです。

ニール 3.5点
ディフェンスが不得意なのでプレータイムは限られますが、フリーとかフリーじゃないとか関係なく決めてくる彼のシュートは脅威でした。

グレッグ・ポポビッチ
評価3点
途中まではやはりスポールストラとは格が違うという采配を見せていましたが、ゲーム6レギュレーション最後にダンカンを下げたのが結果裏目に出るなど、それ以外にも裏目に出る場面が多く、惜しくもチャンピオンを逃してしまいましたのでこれくらいの評価でしょうか。



ヒート
レブロン・ジェームス
25.3ppg 10.9rpg 7.0apg 2.3st fg%44.3
評価4点
文句なしのファイナルMVPですね。ただしゲーム3での沈黙、ゲーム6のもし負けていれば戦犯確実のひどいプレー連発などもありましたので5点はつきません。それでも2年連続ファイナルMVPとレジェンドへの階段の上り続けています。

ドウェイン・ウェイド
19.6ppg 4.0rpg 4.6apg 1.9st fg%47.6
評価3点
膝の具合が悪くプレーオフ途中まで20点とれない試合がずっと続いたりしていましたが、ファイナルでは徐々に調子を上げレブロンをサポートしました。彼が復調しなければ間違いなく負けていましたが、元々実力からすれば、これくらいのスタッツで高評価をあげることはできませんね。また、来年以降が心配です。以前と違い熟練のプレーを見せてはいますが、ニックネームにあるフラッシュといわれるようなキレキレのクイックネスはたまにしか見られなくなっています・・・

クリス・ボッシュ
11.9ppg 8.9rpg fg%46.2
評価1.5点
本当は0.5点くらいの心境だったんですが、意外とスタッツが悪くなかったんですね。ゲーム7の0点の印象がとても強いです。以前はデュラントに「偽タフガイ」と言われていましたが、今は偽ですらタフなんて言葉は出てきません。あれでレブロンとサラリーが同じというのは信じられませんね。それでいて俺はスターだアピールは欠かさないから笑ってしまいます。オフェンス的にもディフェンス的にもやはり彼にはセンターはやらせない方がいいですね。だた、ボッシュにまで本来の力を出されてしまうとヒートに勝てるチームはなくなってしまいます(笑)

マリオ・チャルマース
10.6ppg 2.1apg fg%38.8 3p%40.6 2.6to
評価3点
FG%やアシストよりも多いTOなど、全体的には到底いい活躍とはいえませんが、彼がある程度得点するとチームが勝つ確率が急上昇するんですね。いいところで得点してくるんですよね~本当にややこしいプレーヤーです。コールの不調もあり、ゲーム6,7は40分以上プレーしました。

その他
レイ・アレン 5点
あのスリーに尽きますね。ゲーム7は冴えませんでしたが、FG、3ともに5割を超える%を残しました。

バードマン 4.5点
ハッスルプレーでチームに勢いを与えました。ダンカンに対しても好ディフェンスを見せ、明らかにボッシュが出ている時間よりもチームのリズムはよかったです。

ミラー 3.5点
彼のスリーも驚異的でした。ただしディフェンスがひど過ぎます。リプレイで見ると立って手を伸ばしているだけでちょっとかわいそうなところもありますが、それでもファールはファール。

バティエ 3点
プレイオフ開始からファイナル第4戦までは酷すぎるシュート確率でしたが、最後の2ゲームは見事でした。スリー6本は大きく勝利に貢献しました。

ハスレム 2点
彼の不調と言うよりはHCがただ使ってくれなかっただけだと思います。

コール 1.5点
シュートが不調、期待されたパーカーに対するディフェンスも全く役割を果たせず散々でした。ゲーム6、7ではプレータイムに終わりました。

スポールストラ 2点
相変わらず選手の使い方が悪過ぎます。あれだけ素晴らしい活躍をしてしたバードマンを使わないゲームがあったり、スターターにしてから機能していないにも関わらずミラーのスターターで使い続け、またハスレムはもっと使うべきでしたし、ボッシュはもっとベンチにおいておくべきでした。それでもチャンピオンをとってしまうんですからヒートの強さが引き立ちます。



決着

2013-06-21 23:30:00 | NBA
95対88

ヒートのback to backとなりました。

レブロンはもはや当たり前なんだけど本当にすごかったし、ウェイドの復調も大きかった。ボッシュは・・・ほとんどスパイにしか見えなかったけど(笑)

また、バティエがここにきてスリーを6本決める大仕事。


スパーズはダンカンの残り50秒でのシュートミス、そしてティップミスが勝敗を大きく左右してしまいました。そしてジノビリのTOがとどめをさしました。世代交代ということなのでしょうか・・・・もう一人のビッグ3のパーカーは限界を超えていたんでしょうね。いつも動きがまるでありませんでした。
また、スパーズらしくないディフェンスで、ことごとくフリーでスリーを打たせてしまっていました。


NBA全体を考えると、ヒートのようなチームが勝ち続けるっていうのは賛否両論あると思いますが、本当に素晴らしいファイナルでした。

特に第6戦、第7戦の中身の濃さは過去最高だったのではないでしょうか。

これで2012-2013シーズンが幕を下ろしましたが、




すぐにドラフトがあり、FA契約やトレードがあり、サマーリーグがあり、プレシーズンがあり、あっという間に次のシーズンが始まります・・・・

なんてゲーム・・・・

2013-06-19 21:58:54 | NBA
すごいゲームでした。本当にすごいゲームでした。

レイ・アレンの起死回生のスリーでOTに持ち込み、なんとか第7戦に持ち込みました。

スパーズとしてはパーカーのまぐれスリーはありましたが、残り30秒で5点リードを守りきれないのは完全に失敗です。

スリーへのケアのためにダンカンをベンチに下げると2回ともオフェンスリバウンドをとられ、2回ともスリーを決められてしまいました。
ジノビリはドライブからのパスがことごとく8TOになり、このゲーム明らかに戦犯です。また、パーカーもいいプレーはあったもののFG23本中6本しか決められず。ダンカンは素晴らしい出来でしたが、勝負どころの4Qで無得点と疲労が出てしまいました。


ヒートの方は、レブロンはほとんど集中力が切れたような悪いプレーがいくつもあり、チキングになってしまう寸前のところでしたが、なんとか周りに助けられました。
ボッシュはいいプレーもありましたが、やはりDがザル過ぎます。そして今日はバードマンの出番がありましたが、代わりにハスレムが出番無し。スポールストラはやはりおかしいです。

今日の試合がまさかこんなゲームになるとは思いませんでしたが、第7戦も全く予想できません。ここまでよくやってきたという印象のスパーズに対し、負ければ批判殺到しそうなヒートの方がプレッシャーはきついと思いますが、とにかく面白いゲームを見れたらいいなと思います。

Danny Green

2013-06-18 20:20:51 | NBA
スパーズ勝ちました。

このまま終わるわけがないと思っていましたが、ようやくジノビリが彼らしいプレーを見せてくれました。ここでスターターにもってきたポポビッチの采配もお見事です。

このゲームスパーズはFG%が60%ととんでもない確率でしたが、ヒートのディフェンスを責めるよりもスパーズのオフェンスが素晴らしかったという方が適切だと思います。それくらい全員が調子よかった。

そしてなんといってもダニー・グリーンですね。
まだ5戦にも関わらず、レイ・アレンの持つファイナルでのスリー成功数22本を更新し、25本成功となりました。

ここまで38本中25本成功で成功率65.8%という信じられない数字です。
昨年バティエがスリーを決め続けてサンダーの目論見が崩れてしまいましたが、その比ではないです。

レギュラーシーズンでも5ゲームでこれだけの数字を残すのは大変なことですが、舞台はファイナルですから全く価値が違います。

ヒジが伸びきらず、決してシューターらしいきれいなフォームではないのですが、なんでこんなに決まるんでしょうね(笑)


一方ヒートは、調子のよかったミラーをスターターにしたものの、2試合ともマークが厳しく0点に終わっています。
また、スパーズはスターターこそスモールラインナップだったものの適宜ビッグマンを二人置く時間帯がありますが、ヒートはというと常にスモールラインナップで、ボッシュの控えにハスレムを使う以外はビッグマンに出番はありません。かなり戦力になっていたバードマンもプレータイムなしに終わっています。ケガで誰もいないとかならまだしも、ファイナルでこのような采配は正直なしだと思います。

追い込まれるとレブロンが爆発するのが大体今までの流れですが、ゲーム6はどうなるんでしょうか・・・

スリーキングス

2013-06-15 20:24:21 | NBA
昨日飲み会から帰ってきた後にゲームを見たのであんまり頭の中に入っていませんが(笑)

ウェイド32点、ボッシュ20点

これだけでヒートは勝ったとわかりますね。簡単なことです。レブロン一人がいくら得点してもトリプルダブルを記録しても、スリーキングスと言われた(今となってはほとんど過去)ウェイドとボッシュがそれなりに活躍しなければ勝つのは難しいです。反対にどちらか一人でも25点近くとってくれればかなり楽になります。

一方スパーズはTO19やヒートにオフェンスリバウンドから得点を許すなどらしくなかったですね。

あとスプリッター・・・・
ティップオフ直後にボールがスプリッターの手に渡ったと思ったらすぐにバックコートにいたパーカーにパスし、いきなりバックコートバイオレーション・・・・NBA選手とは思えないプレーですね・・・Shaqtin' A Foolの有力候補です(笑)
さらに直後にウェイドのポンプフェイクに簡単に引っかかり、FTを献上。開始1分経たずに交代させられました。
その後なんとか出番を与えられるもののシュートするたびにブロックされ続けました。

明らかにディアウの方がいいプレーをしていましたが、やはりサイズと若さを考えればスプリッターに期待したいですよね。

また、ジノビリが全くらしさがなくTOを連発してるのがスパーズにとっては想定外です。そろそろ復調しないと大変なことになります。

ファイナルで1勝3敗から優勝したチームはないだけに勝たなければならなかったゲーム4に勝利したヒートですが、逆にゲーム5はスパーズとしては最後のホームゲームですのではなんとしても勝つ必要があります。

36点差

2013-06-13 21:57:33 | NBA
ゲーム2の借りを返して余りあるほどボコボコにしました。

ヒートが36点差で負けることなんてあるんですね。
まあそれだけ状態は悪いです。

レブロンがFG7/21でFTなしと沈黙。
ウェイド、ボッシュも引き続きいまいち。
また、ゲーム2活躍したチャルマースは0点。

一方スパーズは
グリーンがスリー7本、ニールが6本と大当たり。
グリーンは3戦終了時点でまさかのチーム得点王です。
キャブスにドラフトされるも1年で解雇されてしまった苦労人ですが、スパーズで欠かせない戦力となっています。

パーカーがハムストリングを負傷してゲーム4出場が微妙というのは気になりますが、スパーズがかなり有利な状況になりました。




また、引退表明したばかりのジェイソン・キッドがブルックリン・ネッツのHCになるそうです。

どうなんでしょうね。

何年か解説をやったあととかならAC経験なくてもHCはあると思いますけど、引退後即HCってどうなんでしょうね。

しかも、オーナーが3年以内に優勝すると言っているネッツです。キッドならば期待に応えてくれるというのも十分に考えられますが、リスクも非常に高いと思います・・・

ヒート圧倒

2013-06-11 20:29:49 | NBA
3Q終わりから4Qにかけての33対5のランで勝負ありました。

というか、スパーズは何も手を打たず負けた印象です。

タイムアウトとったのも17点という差がついた後でした。

名将ポポビッチは何を考えていたのでしょうか?


それまでは一進一退の展開でむしろスパーズペースかなと思ったくらいです。

ですので結果的にヒートが快勝しましたけど、まだスパーズ有利かなと思っています。



個人的には試合よりもヒートの選手紹介のテーマで、最近よくチームの流れがいい時などに観客も声を合わせたりしている、
The White StripesのSeven Nation Armyの方が印象に残ってたりします(笑)


また、HC人事で動きがありました。

ピストンズのHCにモーリス・チークスが就任するようです。
往年の名プレーヤーで、アイバーソンのいたシクサーズなどで10シーズンほどHC経験がありますが、ここ暫くはサンダーなどでACについていました。低迷中のピストンズということでどれくらいやれるかはわかりませんが、私はいい選択だと思います。


そして、グリズリーズはホリンズと契約延長しないと発表しました。
確かにスパーズとのシリーズはスイープされましたが、2度のOTもありましたし、レギュラーシーズンでフランチャイズ記録の56勝からカンファレンスファイナルまでいっているわけですからHCとしては大変素晴らしいと言えるはずです。

コーチオブザイヤーをとったナゲッツのカールはある程度自分の意思もあっての退任だったようですが、グリズリーズの方は全く理解できません。来期は一体誰を連れてくるつもりなのでしょうか。