ひさびさに友達と夜の街に飛び出して酒を、酒だけをかっくらった。
空きっ腹に酒、酒、酒ェ!

ふらふらになりながら彷徨い、巡り巡って最後に行き着いた雑居ビルの2F。ロックなバーである。
マスターがハイロウズのレコードとかかけてくれた。「サヨナラするー!」ってやつだ。懐かしい。
オッサンだらけで たくさん音楽談義した。各々の音楽遍歴とか、ブルーハーツの河ちゃんの幸福の科学のアノ話とか。
(マスターがバッドブレインズとか知ってて ちょっと盛り上がった。キュンとなった。)
しかし、やがて友部正人とか、ああいう界隈の話で盛り上がり始めたから 俺は一気に無口になった。 「へぇ」「ほお」しか言わなくなっちゃう。
古き良き日本のアレコレには疎いんだぜ 俺は。
しかし、まあ 良い夜だったな。

↑俺の小学校からのツレであるビリー露口。紀州イチのエアギタリストで、最高にロックで愛に溢れた男である。このあとすぐにダンプカーに轢かれて死んだ。
*
足踏みしたり、その場でくるくる回ってるだけ…なんか、そんな毎日を過ごしている気がする。
しかし、そんな俺をシカトで、やはり時間ってヤツは猛スピードで流れて去っていくのである。
痛感したのは、やはり我が子の成長だ。
昨日、上のコが卒業アルバムを持って帰ってきた。
ピカピカのランドセル背負って入学したのが、ほんと、いや、マジでついこの間の事に感じるのに。いやマジで。こわっ。
あれからもう6年も経ったのか。かんべんしてほしい。
小学校の6年間ってそんなファストコアみたいな速度で終わるモンだっけ?
俺が体験して記憶しているあの6年間って、めちゃくちゃ長かったぞ。かなりドゥームだった。
俺も今年で40である。嘘みたいだ。
40ってマジでいよいよオッサンだと思う。
だって太平洋戦争をゴリゴリに体験したうちのバアちゃんが かつて俺に「30歳なんてまだまだ子供よ」と言った事があったが
この間、俺が40になる旨をつたえたら「もう40か、恐ろしい」と言っていたもんな。
100年生きた人間ですらも40は「もう40」の認識なんだもんね。
なんだか、ほんの少しだけ「死」がチラ見えたぜ。
今日からはメメントモリ。
悔いなく、やりたい事はなるべくやって、イヤな事もなるべく断って生きていこうと思う。
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