今日、1冊の本を読み終わりました。
「愛しても届かない」
唯川恵の作品です。
主人公が好きになった彼には恋人がいたけど、諦めきれない。
そのとき主人公がとった行動は、彼の恋人の友達になること。
・・・から始まります。
この中で一番印象に残っている言葉。
「好きになってはいけない、などという思いは、恋の前ではいつも無力だ。」
好きになっちゃうと、恋人がいようとも、そう簡単に諦めることなんて
できないですよね。
主人公も「ダメ」とわかっているけど、でも日に日に思いはつのるばかり。
この主人公にも彼がいるんですが、でもその彼がどうでもよくなるくらい
好きな人に惹かれてしまうんです。
ほんとに「恋」っていうのは、ある意味魔力かな、と思わされました。
なんで人を好きになるんでしょう?
それって、きっと永遠のテーマですよね。
そして、誰も説明できないもの。
嘘をついてでも、裏切ってでも、手に入れたいこの「恋」。
こんなに一途に人を思えて、ちょっと、この主人公を羨ましく思ったり。
あなたは、好きになった彼(彼女)に、恋人がいたらどうしますか?
諦めますか?
別れるのを待ちますか?
それとも・・・奪いますか?