海に浮かぶ硝子 vietri sul mare

気ままな飼い主の日常と甘ったれ黒プーアンジェロのマイペースな日々

ありがとうアンちゃん、またいつか。

2016年12月05日 | わんこ
        

      

         
                                                (10歳の誕生日)


2016年8月31日午後6時過ぎ。
アンジェロが天国へ旅立ちました。16歳と2ヶ月でした。


2年半ほど前に、副腎の病気から糖尿病になり、その後心臓や胆のうに影響が出て薬が
増えていきました。

亡くなる直前は、副腎、痙攣、心臓、胆のうの4種類の薬と時々膀胱炎等になって
抗生物質が増えたりしたこともありました。
目には赤いぽつっとしたものが出来て、目薬も。
なぜか目ヤニを拭くと怒るくせに目薬をさすとうっとり…最後まで笑わせてくれました。

糖尿病は朝晩インシュリンを注射。低血糖になるのを防ぐため注射前に、検査紙で糖が
出ているか検査してから、食事をさせ注射していました。

注射自体は問題ないのですが、亡くなる前何ヶ月は食事にかなり好き嫌いが出てきました。
アンジェロはとにかく小さいころから食事の時はがっついて食べていて、何でも食べて、
食事を終わらせるのが大変でしたが、最後の半年は食べさせるのに苦労しました。

糖尿病になってか1年近くは糖コントロールのドライフードをがっついて食べていましたが、
その後食べなくなり、ウェットに変えてみたけれどこれもしばらくして食べなくなりました。
仕方ないので、普通の犬のフードになり、それも食べなくなると、私が様子を見て作って
食べさせました。
何しろ、食事をしてくれないとインシュリンが打てません。
あれこれお肉や野菜を変えたりあの手この手で食べさせました。
食事を開始して、注射と薬を終えるまで1時間以上いつもかかっていました。

そして2年前からは目も白内障で見えず、足もだんだん弱ってきました。
夜中に起きてはクルクル回り、トイレやお水等を飲み、またまだ食欲があるころは
ご飯ちょうだいと要求したり、何度も起きては私も一緒に起きるため、そのうち
リビングに布団をひいて一緒に寝るようになりました。

それでも、副腎、クッシングの病気になってから1年くらいはクッシングの特徴のひとつである
毛が左右対称に抜けるという症状で背中真ん中から6㎝くらい、足先も毛がなくなって
しまっていたのですが、副腎の薬が良い感じに効き、毛は元通りになりました。

目が見えなくても、キッチンの水飲み場まで、時々ぶつかりながら行くものの、ちゃんと到着して
水を沢山飲んでました。
水飲み場までは亡くなる前日まで自分で行くことが出来ていました。
その度に「アンはちゃんとまだ一人で水飲みに行ける、すごいね。まだ大丈夫だよ!元気だ!」
とほめてあげていました。

糖尿病はお水を沢山飲みます。なので尿もたくさんします。
だんだんトイレも失敗が多くなり、ワンコのおむつを買ってつけたりしていたのですが
高くて枚数がないので、途中から人間の赤ちゃんのおむつに変えました。
たくさん入っていて吸収率もすごくて、海外でも人気があるのがわかりました。
足もだんだん弱り、コルクマットをフローリング部分に敷きました。
とても良かったです。立たせるととことこ歩くようになりました。

時々気候のいい時は、裏の公園に遊びに行ったり、匂いを楽しそうにかいでいました。
病院に薬を取りに行くときも、自転車の前かごに乗って大好きな病院に行き、
病院の床の匂いを嗅いでいました。アンジェロは病院が大好きだったんです。

時々具合が悪くなり、点滴や病院に行って、そしてしばらく小康状態を保つ。
そんな感じを繰り返した2年半でした。

痙攣は一番焦りました。
1年ちょっと前に初めて痙攣をおこし、それから薬を飲んでいたのですが
亡くなった月、8月も痙攣を夜の9時に起こしました。1年ぶりのことでした。
とにかく慌てないで、痙攣が起きた時間、どのくらい起きていたかメモし、
1分くらいの痙攣なら大丈夫と分かっていたので落ち着いて動画も撮りました。

そして9時半と10時近くにまた痙攣。いずれも1分くらいなので、このまま明朝を待って
いつもの病院でみてもらうか、夜間救急につれいていくか迷いましたが、3回目をの痙攣を
起こしたとき、連れて行こうと決心し、連れいていきました。
タクシーが捕まらず、自転車で30分以上…
夜間救急に連れいていくのは初めてでこちらも緊張していましたが、先生も看護師さんも
とてもてきぱきと優しくいたわってくれとても安心しました。
夜間料金もとても良心的なものでした。

そして血液検査の上、脱水症状を起こしていたので、点滴、家に帰って痙攣をおこしたときの
ために座薬、翌日主治医に見せるための処置報告書をもらい帰りました。
アンジェロもその頃は落ち着いた感じになりこちらも安心しました。
その時、夜間救急の獣医さんが、アンジェロの主治医のことを「こちらの先生、自分と友人
だとか知り合いとかではないのですが、とても優秀で細やかに見てくれてしっかりした治療を
される先生だということは聞いています」とおっしゃられ、それを聞いて私も安心しました。

翌日いつもの病院に行って、痙攣の薬が効きにくくなっているのかもということで
種類を変えるか、増やすか、それぞれのデメリットなども聞きましたが、結局いつもの
痙攣の薬を増やしてもらうことにしました。

亡くなる一週間前。なぜかこの週は食事の時にゆで卵を一つ完食してくれたので助かりました。
ひとつ80キロカロリー。140キロカロリー取れればいいので、残りはあれこれだましだまし
缶の流動食をシリンジで揚げたり、牛の生肉をあげたり。
どうしても食べてくれないときは、インシュリンを少し減らしたりして調整しました。

8月30日火曜日

この日は仕事でした。具合が悪そうというより、いつもの通り朝ご飯を食べたら、自分のベッドで
寝ていて仕事に行き、帰ったのは6時近く…
近所の友達が食欲がないアンジェロのために手作りの野菜のおじやと鶏肉のトッピングを作って
くれたのですが、残念ながら食べられませんでした。でもまた食べられる時があるからと冷凍庫に。

いつもの通りベランダに出して、血糖値の検査するためにベランダに出して、私が「ちっこちっこ」
って言いながらクルクル回り、出したおしっこで尿検査。
何も食べたくなさそうだったので、缶の流動食をシリンジで与えました。少し飲んでいたのですが
だんだん入らなくなっていったようで、口から出すように…。それでも薬はまだ食べられた
ささみのおやつにくるんで飲みました。

8月31日水曜日

朝なんとなく具合悪そうでしたがその日は病院がお休み。
他の病院に連れて行った方がいいのかどうか悩みましたが、行っても待って、検査して、
点滴や注射や…なんかもう可哀想で連れていけませんでした。
明日、いつもの病院に朝一で連れいて行こうと。

多分少しの予感があったのかもしれません。今日かもしれない。って。
食事もとれず、それでも水はシリンジで少しづつ飲みました。
友達がポカリスエットのようなものが良いとアドバイスしてくれてワンコ用の作り方を記載した
ページを送ってくれたのを元に砂糖と塩とお水を量って作りました。

昨晩からずっと水のような下痢をしていたので、その度に綺麗に拭いて、ポカリをその分
補給しました。
ゆっくりゆっくりシリンジで水分補給していたのですが、呑み込みが追い付かなかったらしく
寝かしてしばらくしたらコホッコホッとなったので慌てて抱き上げとんとんと背中を叩きながら
外の空気を吸わせてあげたくてベランダに出ました。

その時亡くなってしまうと思い、初めて「アンちゃんももういいよ、頑張らなくてもいいよ。
おじいちゃんが天国で待っているからアンもおじいちゃんのところでお散歩して待ってて」
と言いました。今までは何でもアンちゃん頑張ろう、頑張ってご飯食べよう、頑張って薬飲もう、
って言ってましたが、その時初めてそう言いました。

その時は落ち着いてベッドでまたすやすや寝だしました。
時々声も出して私を呼んだりもしました。そして下痢して水分補給して…

今日かもしれないという気持ちは半分。
まだまだこれまでもこのくらいのことあったから大丈夫という気持ち半分。
なので掃除したり、そのあいだアンジェロを見て息しているから大丈夫、
明日先生の所に行こうね、って声をかけたり抱っこしたり。

夕方落ち着いて見たらまた少し下痢をしていて、拭いてあげました。
そしてポカリを飲ませようとソファーに座ってアンちゃんを抱っこ。
もう、ずっと抱っこしていてあげようと思って、シリンジで一滴づつポカリをあげ、
1滴こくっ、2滴目こくっ。飲んでくれました。

そのあと、いつ亡くなったのかわからないくらい、すーと眠るように亡くなりました。
逝ってしまったんだとわかり、「アンちゃんありがとう。本当に頑張ったね、偉かったね」
何度も何度も褒めてあげました。



仕事中の夫にメールをし、アンちゃんの大好きだったみかんを買ってきてもらうように
お願いしました。
葬儀は、2日後の土曜日。

木曜日、金曜日とアンジェロと沢山話をしました。



結婚して実家からアンジェロを連れてきた時、母が大好きだったアンちゃんは何度も家から脱走しそうになったり、



それでも慣れて、夫がテレビを見ていると膝の上に乗ってくつろぐようになりました。



まだまだ楽しそうにおもちゃで遊んで



2年前までフルで働いていたので、アンジェロはいつもお留守番。ごめんね。震災の時もクレートの中でじっと帰りを待っていてくれました。



別の部屋までトイレに行く時はこの襖を鼻でくいって開けて行ってました。



ドッグランでも楽しそうに走って



10歳ちょっとまで通っていたチェリッシュさんでトリミングした後は大好きなオヤツを食べに田園茶房に寄ったり、



大好きな焼き芋も買いに行ったね。



一番大好きなひつじのぬいぐるみ。ぼろぼろになるまで遊んでは買っての繰り返しで7代目くらいまでいたかも。



顔バリなんても時もあったなぁ。



14才の誕生日の時、このとき一番毛が抜けていた。



16才の3月。最後の桜になりました。

もう注射や薬がなくても大丈夫。きっと天国では目も見えて駆けっこできるはず。
3年前に亡くなった父と、散歩しているだろう。
ただ眠っているようでした。でも魂はもうここにはない。このままずっとここでアンジェロを
寝かせておくことはできない…そう思いました。



そのせいか葬儀の時は自分でも思った以上に穏やかな気持ちで笑顔と涙でアンちゃんを
「いってらっしゃい、お母さん行くまでおじいちゃんと待っていてねと」見送ることが出来ました。
最後に目薬が大好きだったアンジェロに残った目薬をさしてあげたら、初めてすーっと涙のように
流れました。それがアンジェロの行ってきますの言葉だったのかもしれません。

老犬になって目も見えず、足がおぼつかなくて、注射、薬。大変ね、可哀想に…って言われる
こともありましたが、私はこの2年間、私は大変でもなかったし、アンジェロも可哀想ではなかった
と思ってます。
若いうちは外見も可愛く、色んなことがわかって、色んなことが出来ていた。
このブログを見返してみると、こんなこともしてた。出来てた。色々なところに行った。
本当に可愛かったです。

でも私にとって、アンジェロが病気になって亡くなるまでの2年半は一番可愛いと思え、
自分の人生の中でも充実した忘れることのできない2年半でした。
抱っこしていると時々全体重をかけてくれたアンジェロ。とても幸せに感じました。

亡くなってしばらくは夜中目が覚めたとき「アンちゃんがいない!どこ!」とか
夕方一目散に帰ってたのがゆっくりお店のぞいたりしていると急に「あ、早く
帰らないと!アンちゃんにご飯!」って焦ったり…買い物していてもお肉選ぶのも
「これなら食べるかな?」ってつい思ってしまったり。

もう家にはいないってわかっていても必ず「ただいまアンちゃん!ごめんね遅くなって」
と言いつつ部屋に入ります。


遅いワンよ~

そんな日々はまだまだ続くと思います。
でも虹の橋のたもとで私を待っていてくれている。
身体は亡くなったけれど魂はすぐそばにいると信じて自分も穏やかな日々を過ごしていきたい
と思っています。





お世話になった動物病院。何かお礼がしたくて、探していたところ素敵なもの見つけました。
病院は北欧風でリサラーソンの置物などが飾られているのですが、そのリサラーソンの
プードル。ちょこっと黒が入っているので黒プーということで贈りました。
病院が大好きだったアンジェロ。きっとすぐ何かあったら先生に診てもらえるね。



アンジェロと実際会って可愛がってくれたお友達、病状を気にしてくれていたお友達、
本当にありがとう。



糖尿病と戦っているワンちゃんたち頑張って!心よりお祈り申し上げます。



アンちゃんまたね!おじいちゃんとはなちゃんと待っててね。
お母さんペットロスになるかな?ううん、大丈夫。アンちゃんはきっとそばにいるから。


僕たちも見守ってるワンよ~



ありがとうアンちゃん、またいつか。

ありがとうございました!

2014年04月06日 | 日々の生活
ブログを放置して、早1年半・・・
このまま放置したままでも良いのですが、最後にご挨拶がてら、ブログを完全に閉めようと思います。

アンちゃんは今年14歳になります。
10歳くらいまでは特に大きな病気もなく健康に暮らしていましたが、去年、手術をしました。
これは、無事に終わり元気になったのですが、今年の初め副腎の病気クッシングになり、それから
糖尿病を併発して、今では朝晩インシュリンを打っています。

私も最初は注射を打つのはビクビクしてましたが今ではすっかりと慣れ生活の一部になりました。
と書くと大変そうなのですが、アンちゃんは本当に注射が必要なのか??と思うくらい元気です。
相変わらずおやつ命ご飯命で、注射のときもらえるおやつが欲しくて欲しくて、注射器を見せただけで
うきうきソワソワ状態です。
反対に病気とうまく付き合っていけば、平穏に暮らせるので早く気がついて良かったです。
しかし年を取ると、また子供に戻るのかわがままになったような気もします。

私と言えば、相変わらず夫とマイペースで気楽に生活していて、中国語が面白くなりますます励み、
一人で台湾に旅行に行ったりしています。日々楽しく平穏に暮らしています。すべてに感謝です。

みなさん、ありがとうございました!

台北☆再び

2012年10月16日 | 旅行
前回の更新から5ヶ月以上過ぎていて本当に久しぶりです。
なんにも理由はなく、ただ文章作ったりするのが億劫だったというだけなのですが・・・
私もアンちゃんも全く変わりなく暮らしています。

前回が台湾で終わって今回も台湾から・・・
正確に言うとこの間に上海とかもあるのですが…

先週台湾に行ってきました。
でも、今回は旅行ではなくあくまでも母の旧友に会わせるため連れて行くという
アテンド役です。
母も足が悪く、私ではしきれないアテンドを空港の方、航空会社の方、色々な方にお世話になりました。
本当に助かりました。

台湾に着いてからは母が姉妹のように育ったおばあさんのお子さんたちが色々なところに
連れ行ってくれ、食べきれないごちそう、大変な歓待を受け、母も私も楽しく過ごしました。

台湾人のおばあさんが少し忘れかけた日本語を話せるだけで、私のヘタな中国語でのやり取りで娘同士で、今回の旅行の日程のやり取りをしていました。
もし少しの中国語でも出来なかったら母を連れて行ってあげることができなかったと思うと、やはり自分が中国語を習う何かしらの意味があるのかな・・・とふと思いました。

現在の日中関係を考えると安易に行くことが今は出来ないけれど、やはり話せるようになるまで続けていこうと思っています。



夕陽で有名な海の街淡水。ちょうど夕陽が沈むジャストな時間帯でした。
大きな橋の上から眺めました。



300年以上前の町並み「老街」が残る三峡の街並み。ノスタルジックでお休みの日だったからかたくさんの人であふれていました。



ぶっとびスープ??漢方や乾物などたくさんの材料で作ったスープ。
滋養溢れる味でした。すごく美味しかったです。



魚を蒸したもの。なんか今回はシーフードが多かったです。

とにかく昼も夜もすごい量のご馳走がでて、「食べきれないから」というのですが、
次々お料理が出てきました。
現在、私、食べすぎで胃腸こわしています…。

年のせいか、旅行後に体調崩すのに要注意ですね。

台湾へ2

2012年05月07日 | 旅行
最終日は、猫空へ。
中心地から地下鉄に乗って終点まで20分ちょっとですが、台北は小さな都市なので、のどかな
田園風景が広がります。

ケーブルカーで山頂に向かいます。



一見普通のケーブルカーですが…



下が強化硝子のシースルー!
怖いかなぁ~と思いましたが、かえって緑が広がっていてとてもきれいでした。
これは何台かに一台がこの水晶ゴンドラと呼ばれるシースルーで「猫空の眼」とゴンドラにかかれています。
人気なので最初に整理券をもらって、20分くらい待ちました。

4つ駅を過ぎて山頂まで。上まで行くと、のどかな風景の中に市内の高いビル101が見えたり、
お茶の産地でもあるので、茶畑があっておじさんがお茶の葉を干していたりと、ゆる~く時間が流れる感じです。



曇っていはいましたが、湿気が多く、たくさんある茶館の中から一番見晴らしの良さそうなところで休憩。
お茶は、基本セットで400元、お茶の葉を100元で買います。持込だと50元だそうです。
かわいいお兄さんがお茶の入れ方を教えてくれました。

お湯はプロパンガスからやかんで沸かしてあったり、お茶道具も簡素だったりしますが、それもまたこの
雰囲気とあって面白かったです。

帰りは普通のゴンドラで降りてきて、市内へ。
そごうで、お土産を買ったり、ご飯を食べたり…ガイドさんのピックアップのため、ホテルに戻りました。

と、ぎっしり詰まった台湾旅行でした。

 

永康街のお店で買った、チャイナ風のトップスとピアスです。
このトップス、実際見るととても丁寧なつくりで細部まで凝っているんですよ。
花もプリントでなはくてちゃんと染めだし、とても着やすいです。

からすみは今回前より高いような気がして、買わなかったのですが、帰ってきたらやっぱり買えばよかったと後悔。
大体旅行のときってそうなりますね(笑)迷ったらとりあえず買っておくほうが後悔が少ないような気がします。

台湾へ1

2012年05月06日 | 日々の生活
ゴールデンウィーク前半を利用して、台湾に行ってきました。
今回は同じ中国語クラスのお友達Sちゃんです。

朝7時10分の羽田発のチャイナエアラインでしたので、お昼前にはもう台北松山空港へ到着しました。
自宅からは羽田空港のほうが近いし、羽田空港発の飛行機は、台北市内にある松山空港へ到着するので足の便がとても
良いのです。2泊3日でしたが、早朝発夕方発でしたので、目いっぱい楽しんできました。

ホテルは、民権西路のサントスホテルです。地下鉄の駅も近く便利なホテルでした。
荷物を預けて早速街へ。
まずは私が行きたかった茶館「徳也茶喫(ダーイエチャーチー)」

ここは、茶器も販売しているし、ランチもあるというのでランチに行きました。



定食を注文しました。
お肉メニューが多かったけれど、すべてお茶を使ったお料理なのもさすが茶館です。
私は豚ばら肉のウーロン茶煮。とても柔らかくて美味しかったです。
麺とご飯が選べるので麺にしましたが、なんかちくわぶみたいな感じ~



お茶とのセットにしたので2種類のお茶と、一人一種類チョイスできるお菓子がつきました。
結構な量で、お菓子を残してしまったら、とても丁寧に包んでくれました。



こちらで白磁の茶器を絵付け用にゲットしました。

台北に着いてから結構雨が降っていたので、このあとは旅行者からもらった地下鉄一日券を使って、大きな本屋さんに
行ったり、二泊三日と短かったので、先に母に頼まれたものを買いにそごうに行ったりしました。

いったんホテルに戻り、絶対に行きたいマッサージに。1時間ほど全身マッサージをやってもらい、徒歩で台湾料理の
「欣葉」へ。



このワタリガニのおこわが食べたかったのです。

後はお豆腐とえびの煮物。



台湾料理はくせなくあっさりしているので食べやすいです。

翌日は、台北駅から列車に乗って30分ほどの陶器の街「鶯歌(イングー)」へ。



切符は窓口で買いました。往復で買うとちょっと安くなるし、帰り面倒じゃないです。
あ、もちろん、紙に書いて渡しましたよ~。へたくそな発音で違う駅に間違えられたら嫌だから、
タクシーに乗るときも、ほとんど紙に書いて見せることにしています。



ここでも白磁の茶器を探しました。蓋付の蓋碗や小さな茶壺が見つかりました。
日本で買うより安くて満足です。小さな茶壺は日本ではなかなか見つけられないので良かったです。
街はのどかな観光地という感じで、昨日の大雨で天気が不安でしたがこちらにいる間は降らなかったので
ほっとしました。





おしゃれなカフェでフルーツティーを飲んだりと、なかなか楽しかったです。

ここまでは白磁を買いたい!という私の目的に付き合ってもらいました。
次はSちゃんの目的を果たすために市内にもどりました。
目的…それは「変身写真」です。
これは、恥ずかしすぎるのでとても載せることはできません!
(私のはね。Sちゃんは細身ではっきりした顔立ちなのでとてもきれいでしたよ)

まだ写真は送られてきていないのですが、いやぁ~自分では結構笑えました。
前に韓国でチマチョゴリで写真を撮ったことはありますが、そのレベルではないです。
後にも先にもああいうメイクをすることはないでしょう~。

その後は、繁華街「永康街」へ。
ここは地下鉄の駅からタクシーで行きました。駅から離れているのに、人がいっぱい。活気のある街で確かに
面白いです。
素敵なシノワズリのお店や普通に着られるチャイナ風のお洋服のお店もあったりして楽しかった~。

上海料理のお店で飲茶風のものを注文して晩御飯にしました。



百合根とアスパラの炒め物



豆腐のかに味噌煮


ショーロンポーも忘れずに。

とても美味しかったです。近くのティンダイフォンはもうすごい人であふれていてとても入れませんが、
多分そんなに美味しさに差はないと思います。



近くのカキ氷のお店永康51で季節のフルーツのカキ氷をデザートにしました。やはり台湾カキ氷は美味しい。
満足満足。

ついでに大連

2012年03月30日 | 旅行
実は、3月の青島に行く約1ヶ月前に、夫と中国遼寧省の大連に行ってきました。
飛行機とホテル、空港からの送迎がついているだけのフリーツアーでした。

1月半ばに私がネットで「大連2泊3日、24000円ってあるよ~」って夫に言ったら、2、3日後に「大連行こう!」と言い出しまして、行ってきました。
24000円って、燃料費込みです。エアはJAL、ホテルはまぁそれなりでしたが、
古いだけで一応ビジネスホテルぽく熱いお湯も出て問題なし。

1日目は、ホテル近くのロシア人街に行ったり、



友好広場に行ったり、



なんか丸の内みたいです。





しかし、特に歴史的観光物があるわけでもなくて、半日で観光は終了してしまいました!

晩ご飯は、中国の食べログのようなサイトでチェックした火鍋のお店に行きました。



こちらは一人鍋で、私は辛いスープを、夫は白いスープを頼みました。
たれは自分で、作るそうで、XO醤、ごま油、味噌、パクチー、胡麻、にんにくなどなどとにかくたくさんの薬味や、たれがあって作るのにすごく悩みました。
美味しかったけれど、やはり成都の火鍋の美味しさには勝てず・・・

翌日はのんびりダラダラ。



ちょっとレトロなトロリーバスに乗って、人の多そうなところで降りてお店を見たり・・・



桶屋さんには可愛いトイプーちゃんの看板犬も。

大連のデパートを見ていたときにチラシを配っていた大連美人に聞いた四川料理のお店でお昼ご飯を食べました。



これ、レバーとキノコの炒め物なのですがこの食材と甘酢の組み合わせが珍しい~
でも美味しかった!



後はよく頼む、鶏肉とナッツの味噌辛炒め。こちらも美味。

夜は、満州料理のお店へ。



海老の辛味炒め。花椒がきいていて痺れるけど、美味しい。海老も大きい!



満州風春雨。韓国のチャプチェのような食感で、味が濃くてしっかりしていました。
(これは紹興酒があう!)

お店には、清朝のお姫様スタイルの可愛い女の子がいたりして、サービスも良かったし、また行きたいな~。

大連は東京より寒いと思って防寒していきましたが、私たちが行っていたときは比較的暖かかったようです。
街の中心地には新宿のような地下街あって、それを通って行くと寒さもしのげました。
時間があったので紀伊国屋のような大きな書店も見たのですが、日本語を勉強している人も多く、日本語の参考書の売り場スペースも大きかったです。

物価も安く、大連美人が多く(夫談)、生活には困ることないようです。
ただ観光地としては特に歴史的な物が残っているわけではないので、遼寧省ならば、瀋陽に行ったほうが良いかな、という感じです。

また、日本企業の工場等も多く進出しているので、和食のお店が他の都市に比べて多かったです。

しかし、飛行機に乗って中国に行って泊まって24000円って、何の料金なんだろう??って感じですよね。
また、こういうの探して行きたいです。


陶画舎展

2012年03月28日 | 絵付け
明日から土曜日まで青山ダイヤモンドホールで陶画舎展があります。
今年は、パンダの茶器セットを描きました。



今年はバタバタしてご案内も出せずじまいでした。ごめんなさい。

窯が最後に故障してしまって、最後の焼成が出来なかったのが心残りで気持ち的にもちょっと盛り上がれず・・・。
よく窯トラブルを聞きますが自分がなるとは。でも、最初の方でなくてよかった!

自分の好きなモチーフを好きなように描けたのでその点は満足しています。
相変わらずパンダ大好きです。
今年は、もう一つの成都雅安のパンダセンターに行くぞ~~。

もし、お近くまでいくことがありましたら是非ついでにお立ち寄り下さい。

大人の修学旅行2☆青島

2012年03月27日 | 旅行


3日目は、バスに乗ってドイツ総督府の建物まで行きました。
中は入れません。



そこから歩きで元迎賓館まで。
元々ドイツ総督家族が住んでいたところですが、近年まで迎賓館として使っていたそうです。

見学した後、近くからちょうど良いバスが出ていたので、お待ちかね、青島ビール工場見学です。





噴水だけど、よく見るとビールではありませんか!



ビールの原酒とろ過したものと2種類のテイスティングが出来ます~
さすがというか美味しかったです!

いったんホテルに戻り、自由行動。
私は夫にリクエストされたお土産、甘栗を探しに行きました。
甘栗売りのお姉さんを見つけて1キロ購入。でも300円くらいだから安いですよね。
本屋見たり、またもやマッサージにも行ったのですが・・・

初めてマッサージがヘタというか、強くてツボはずして、翌日は背中が指の後、2、3日痛かった~
やってもらっている最中もちょっと・・・と思って少し軽くと言っていたのですが、そういう時は途中でやめてもらうべきでした。
次回からは、マッサージ師を変えてもらうか、やめるかちゃんと言おうと思います。
ま、その会話の練習をしていかないとだめですけどね。



食事はオリンピック公園にある台湾のティンダイフォンへ。



もちろんショウロンポー、お料理も何品か取り、どれも上品な味付けで美味しかったです。

大好きなカキ氷もあったし!



夜は食事の後も部屋飲みでした。
みなさん、控えめな方たちなのですが、話題が豊富で、とても楽しかったです。
なかなか家族以外の人と旅行に行く機会もなくなってきているので新鮮であり、
中国の勉強という観点からも「このアナウンス、こう言っているんじゃないの?」
「こういうほうが通じるよ」などなど勉強になりました。

お料理で言えば、まぁまぁ普通に美味しかった。
でもやはり中国四大料理の一つである四川料理の本場の成都がいまのところ一番美味しかったな~。
とはいうものの、青島は結構な都会で住むとしたらまったく問題ない、風光明媚なところでした。

ちなみにホテルは、市の中心地にある「クラウンプラザホテル」。
とても便利で、ホテルの朝ごはんにお酒以外で一番好きな飲み物、フレッシュスイカジュースがあるのがポイント高かったです!



次回の修学旅行は秋に北京に現在駐在しているクラスメイトを訪ねる旅になりそうです。

大人の修学旅行☆中国青島

2012年03月23日 | 旅行
前々から中国語クラスで「行けたらよいね」と言っていた中国への修学旅行。
先週、行ってきました。

場所は、世界ビール総生産第三位の青島ビールのある青島。チンタオです。

3泊4日、5人です。



着いた当日は既に夜でしたので、近くの美食街で良さげなお店に入りました。
青島は海鮮が有名なので、このような生簀のおいてあるレストランが多いです。
そして、メニューがなく、サンプルで料理を選ぶシステム。こちらはこのシステムが
多いようです。

まぁ、よくわからないからお勧め聞いたり、お店の人に、どれが好き?とか
聞いてみて適当に決めました。



お店は明るい感じで結構人も入っていました。でも、お客様が帰り人が少なくなるに連れてイスをあげたり、どんどん片付ける従業員たち・・・決して私たちに帰ってくれという感じではないのですが・・・。



次の日は、まず海岸に行き散歩した後蒋介石が住んでいたという花石楼へ。
このときは海風が冷たくて寒かったのですが、たくさんのウェディングフォトを撮っているカップルがいました。寒いでしょうに・・・若い・・・



素敵な洋館でした。
そのあとタクシーに乗り絶景ポイント「小魚山公園」へ。
見晴らしの良い絶景ポイントの場所はいくつかあるのですが、どれか一つ登れば良いかな、という感じです。



タクシーで、有名な桟橋へ。
青島ビールのラベルにも描かれています。
観光地ですが、なかなか長い桟橋は雰囲気があってよかったです。



そして対面にあるホテルでランチ。
たまたま入ったのだけど、窓側に桟橋が良く見え、良い場所でした。

ランチ後、問屋街というかショッピングストリートのある台東地区へ。
ここで自由行動。
私は、中国語の先生から漢方薬のお使いを頼まれていたので、ネットの情報を頼りに
漢方薬やさんに向いました。ネットであるの確認していても、閉店になってたりするので
ドキドキしつつ・・・
でも、良かったありました。



北京同仁堂。有名らしいです。小さい支店は街でよく見かけました。

先生から預った漢方の処方箋を渡して、質問されたりするとわからず、書いてもらったりしてなんとか、買えました。



こんなアンティークな引き出しに漢方が詰まっていて、処方箋ごとに測って包んでくれます。



漢方の香りが充満しています。それにしても人それぞれの症状にそれぞれの処方があるんだから、なんか効きそうですよね。でも多分苦くて飲めないかも。
とにかくお使い物が無事に買えてほっとしました。
ここで処方して、お金払って、そして待ってと要領が得ずオタオタしたりしましたが、
いかにも昔の薬局の店内は面白かったです。

ホテルに帰り、足ツボマッサージに行きました。
中国にいったら絶対はずせません。1時間で1000円くらいでした。
私は足の爪きりと角質削りをやってもらうのですが、それも400円くらい。
日本でケアしてもらうより、爪がきれいになるんですよ。
そんなことをやっていたら、時間がかかってしまい、一人遅れて晩ご飯の餃子やさんへ。



これがひと皿いくらか忘れてしまいましたが、いくつかつまみとビール、3種類の水餃子を頼んで一人400円くらいでした。

そして食後は、さらに部屋飲み会へ突入するのでした。(毎晩)

お雛様2

2012年02月23日 | 絵付け
学校で白磁のお雛様の箸おきに色をつけているのを見て、私も買って描いてみました。
4cmくらいの小さなお雛様です。