メダケの一次選別作業

ここ数日晴天続き。
今シーズン取って来たメダケの天日乾燥がかなり良い感じになってきたので、
一節ずつに切りさばきながら同時に選別作業を開始。

今回はとりあえずの一次選別作業だ。

まず、G管として使える長さ、太さであるか、硬さが十分あるか、
曲がりが矯正可能な範囲であるか、致命的なキズはないか、
ということを見定めながら選別して行く。

この一次選別で残るのは５０パーセント。
このあと焼き入れ、矯正作業をしながら２次選別をすると
さらに半分くらいしか残らない。
最終的に良いケーナになるのは２０パーセントくらいだろうか。
比較的歩留まりの良いメダケでもこんなものだ。

これがトウチクになると極端にそのパーセントが落ちる。
トウチクの場合の歩留まりはおそらく１０パーセント以下だと思う。
１００本取って来ても良いケーナになるのは１０本に満たないという現実。

好きでなければやってられない。

写真の右側が良品、左は規格外。