誓球の空 to the victory

目指せ甲子園、願いは一つ全国制覇
頑張れ創価

2008年 東京新大学野球連盟 春季リーグ第4節 第1戦

2008年04月26日 | 時々 光球の風 

2008年04月26日(土) 11:42‐14:35 曇りのち小雨 微風 飯能市民球場

       1  2  3   4  5  6   7  8  9  10 11    計
東京国際大  0  0  0   0  0  0   1  0  0   0  0  =  1
創価大    1  0  0   0  0  0   0  0  0   0 1X  =  2

[ 投 手 ] 大塚
[ 本塁打 ]
[ 三塁打 ]
[ 二塁打 ] 脇山(7回) 清野(8回) 高橋(11回)

1番(DH)脇山①(愛工大名電/愛知)
2番(三)遠藤④(岩倉/東東京)
3番(中)花山③(愛工大名電/愛知)
4番(左)清野③(習志野/千葉)
5番(一)高橋③(花咲徳栄/埼玉)→(11裏/走)脇田③(関西創価/大阪)
6番(右)田上③(創価/西東京)
7番(遊)住川③(履正社/大阪)
8番(二)坂野③(関西創価/大阪)
9番(捕)狭間②(智弁学園/奈良)
  (
投)大塚③(創価/西東京)

ゴールデンウィークが始まった。
天候は曇り、午後から雨になるかも?という予報もあるが日中はもちそうな気配
そんなあまい考えで、
傘も持たずに
OB達の活躍を求めて飯能市民球場へ遠征したら、
結果的には試合終盤から小雨となって散々な目に・・・
とは言うものの
手に汗握る熱戦が見れたし、懐かしい創価のOB達に会えたし大々満足であった。

東京新大学野球連盟の春季リーグ戦も中盤を向かえ
現時点では、創価大・流通経済大・東京国際大の三つ巴の様相
今日の対戦相手は、
その三つ巴の一角の東京国際大学、絶対に落とせない。

創価大の先発投手は大塚(3年)
三年前の創価高校のエースは、いまや創価大学のエースとして堂々たる風格
序盤、制球に苦しんだが要所は力で押す強気のピッチングで凡打に打ち取る。
試合は初回、相手の二つの失策によるラッキーな先制点を奪うが
その後はチャンスはあるものの、あと1本がでずストレスの溜まる展開

大塚豊の肩を頼みに1対0のままか?
なんて勝手な予想をしてたら、7回に不運な当りで同点に追いつかれてしまった。
二死2塁から、相手トップバッターの当たりは12塁間の真ん中に飛んだゴロ
セカンド坂野が、ギリギリのところでグラブの先っぽにひっかけたが
体勢を立て直そうとした瞬間に、
グラブからこぼれ、ライト田上の前に転々と転がった。
あの体勢で、あのままグラブに収めてアウトにしたら超ファインプレー

あの時打球に触らずにライト前ヒットだったら、
2塁走者は3塁ベースをオーバーランして止まっていたので、
二死13塁から仕切りなおし
だが、結果はボテボテでライト前に転がったので
いったん3塁に止まった走者は、再び本塁へ走りホームイン
ミスではないが、超ファインプレーは一瞬にして失点へと繋がってしまった。
ちょうど、この頃から小雨が振り出しなにやら風雲急をつげる展開に・・・

しかし、創価大も手をこまねいていたわけじゃない。
7回裏・8回裏と続けて長打を足場に攻め続けるが、
拙い走塁と併殺でチャンスをものに出来ず、重苦しい展開で延長戦へ突入

序盤に制球を乱し、球数の増えた大塚は10回表・11回表とピンチの連続
10回表は簡単に二死としたが、
セカンド前へのハーフライナーがイレギュラーしてライト前へ抜けると
次の打者に四球を与えて二死12塁で相手の4番打者
手に汗握る場面だったが、変化球を打たしてレフトへの浅いフライに打ち取る。

さらに11回表が、この試合で最大のピンチ
先頭打者を四球で歩かすと、次の打者の犠打を焦ってファンブルする失策
大塚の前にきた強い当りの犠打だったで、
普通に捌けば2塁は楽々アウトのケースが、一転して無死12塁の大ピンチ
しかし、ここからが大塚の真骨頂、
昨年・一昨年と全国大会を経験した粘りが相手を圧倒する。
犠打で送りたい打者に低めの変化球でバントをさせずカウントを整えると
内角高めのストレートでスリーバント失敗の三振、まず一つアウト
次は変化球をひっかけさせてボテボテのサードゴロ、これで二死23塁
最後の打者も変化球でカウントを整えると、得意のフォークで空振り三振
マジで役者が違った。

そして最後の攻めとなった11回裏、
今日はタイミングがあってなかった高橋が、左中間を真っ二つの二塁打で出ると
勝負をかけて代走に脇田を送る。
続く田上は、手堅くというかいとも簡単に犠打を決め一死3塁
最後は8回の好機に併殺を打ってしまった住川、
必要以上に入る力を抜くため、大きく深呼吸をしてバッターボックスへ向かう。
相手投手の渾身のストレートを振り抜いた打球は、
快音を発したが、前進守備のショート真正面
あっ!と思わず呟いた瞬間、
その打球はショートの手前で大きく跳ね、センター前に抜けていった。
雨が一段と強くなった中、3塁から脇田が手を叩いてホームイン

約3時間の雨中の大接戦、一言で言えば粘り勝ちだが、
好機に1本が出なかった打線には若干の不安を感じつつも結果オーライ
エース大塚の粘投に拍手と声援を送って、
雨が強くなってきた飯能市民球場を後にした。


1 表/国際 三振、二ゴ、三振
 裏/創価 遊失、犠打、二ゴ、暴投1点、中飛
2 表/国際 四球、遊直併殺、右安、遊飛
 裏/創価 一飛、一ゴ、三ゴ
3 表/国際 四球、犠打、一ゴ、死球、投ゴ
 裏/創価 中安、捕ゴ、右飛、左安、二盗、死球、三飛
4 表/国際 四球、中安、投ゴ、捕飛、三ゴ
 裏/創価 四球、犠打、四球、中飛、二盗、一ゴ
5 表/国際 二ゴ、一安、投ゴ、中飛
 裏/創価 中飛、四球、三ゴ、一ゴ
6 表/国際 一ゴ、三振、遊ゴ
 裏/創価 中飛、中安、投ゴ、三振
7 表/国際 中飛、中安、一ゴ、右安1点、遊ゴ
 裏/創価 三振、右ニ、投ゴ、二盗、三ゴ
8 表/国際 中飛、遊飛、三振
 裏/創価 右ニ、遊ゴ、四球、三ゴ併殺
9 表/国際 二直、二ゴ、三ゴ
 裏/創価 遊ゴ、三振、右安、盗死
10表/国際 遊直、中飛、右安、四球、左飛
 裏/創価 中飛、中飛、三飛
11表/国際 四球、投ゴ失、三振、三ゴ、三振
 裏/創価 左二、犠打、中安1点、サヨナラで試合終了

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