大学病院で、入院するときに棺が必要だと知り慌てました。
死産した赤ちゃんを荼毘に付した後、次に授かるかもしれない赤ちゃんが、また同じ病気で死産になってしまうかもしれないという思いがあり、死産した赤ちゃんの棺が購入できるお店を調べました。
赤ちゃんの葬儀・PINKWING
死産後に気になったニュースがあります。
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死産した赤ちゃんのひつぎを開発した助産師
多賀昌江さん 41歳
木目調の箱のフタに、お空に帰るかわいい天使のマーク。
妊娠中期までに死産した小さな赤ちゃんを安置するひつぎを、札幌市立大学のグループが開発、その代表者を務める。
赤ちゃんが誕生した時、最初に「おめでとう」と告げる。
そんな助産師の仕事に憧れたのは中学の時。23歳で助産師免許を取得し、北海道内で計11年間、感動の場面に立ち会った。
4年目の時。ある妊婦が死産した。
看護師が差し出したのは、薬液の紙の空箱。
当時から、小さな死産児用のひつぎはあまりなかった。
「モノ扱いでは」。悲しそうな女性の顔を見ると、そんな思いがこみあげた。
2007年、大学の看護学の教員になり、09年から開発に着手。
10以上の試作を重ね、10月からの販売にこぎ着けた。
子どもは3人いるが、流産も2度。その悲しい経験が、母親の心に寄り添う工夫につながった。
繊細な体を傷つけないよう、ひつぎの底の引き出しで保冷剤を交換できるのもその一つだ。
「亡くした赤ちゃんを人として大切に扱うことは、思い出を抱きつつ前を向こうとする母親の心のケアにもつながるのです」(医療情報部 加納昭彦)
(2011年9月22日 読売新聞)
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小さいメモリアルベア(身長体重ベア)を作ることもできます。
ポッシュ・シゴーニュ
ときどき訪れていたサイトは「
誕生死」と「
流産・死産経験者で作るポコズママの会」です。
本(『誕生死』)は購入しました。