【 11月10日にクラインガルデンで開催されました
丸森ヤーコン祭りのお手伝いに行ってきました!】
9時に丸森に到着
厨房内では既に丸森ヤーコンプロジェクトの皆さんが仕込に大わらわです。
赤いチーフを頭にかぶっている方が、本会員でヤーコンプロジェクトの
販路部長でもあるジュニア野菜ソムリエの宍戸志津子さん。
レストランの方では、
助っ人に駆けつけてくださった野菜ソムリエの皆さんが準備に大忙しです。
今回お手伝いに参加頂いたのは、
渡辺真紀子さん、大坪律子さん、中川牧子さん、そして、私、石館です。
「ダンゴ、くっついちゃうから、最初に全部入れておかなくちゃ!」
と悪戦苦闘してダンゴの盛りつけ中のようです。
料理も段々できあがり、セッティングも着々と進んできたころ
戸外で、オープニングセレモニーがはじまったようです。
ヤーコンプロジェクト会長 渡辺俊夫様ご挨拶
丸森はヤーコンの一大産地を目指してきて、今では宮城において県内一の
産地となりました。昨年の震災後、福島原発による風評被害に苦しめられましたが、
今はすべて放射能検査をしており、ヤーコンの根っこも葉っぱも
すべて放射能物質は不検出、安全してたべていただけます。
大河原農業改良普及センター 鵜飼 尚美様ご挨拶
初めてヤーコン芋を見たときに、これをどう調理していったらいいか
煮たり、焼いたり、いろいろと試してみたのですが正直かなり手強い相手だと思いました。
今、これ程ヤーコンが普及したのは丸森町のみなさんのお力によるものです。
さて、実際、ヤーコンとはどういうものでしょうか?
「ヤーコンってなに?」
ヤーコンは南米アンデス原産のキク科の植物であり、健康野菜と
いわれております。
「なぜ、健康野菜なの?」
ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖の働きで血糖値があがりにくいと言われて
おります。又、食物繊維が多く含まれているので、整腸作用があります。
「丸森町の特産品?」
丸森町は県内一の産地です。2008年にヤーコンプロジェクトが設立されました。
「何故甘いの?」
ヤーコンの甘さは、フラクトオリゴ糖を含んでいるからです。
「食べたことがないのですが。。。」
シャキシャキとした食感が特徴です。くせがなくどんな料理にも幅広く使えます。
サラダ、油炒め、天ぷらなど生でも食べられます。
「収穫はいつですか? 」
秋です。
「何故ヤーコン芋は変色するの?」
ヤーコンにはポリフェノールが沢山含まれているため
このポリフェノールが変色を起こし、褐色になります。
ヤーコンたべてお腹すっきり”!ダイエットにも効果的
で、実際にほりあげられたヤーコンは
まるでさつまいもみたいな大きな芋で、一株で10~20個ほど収穫できます。
6人の野菜ソムリエの方々に作っていただいたヤーコンレシピは以下の6品
ヤーコンを使ってのバラエティな料理の数々です。
当日は100名近い方々に来場いただき
ヤーコンを使った料理を堪能していただきました。
大変嬉しかったことには、お皿にひとつとして残り物がなかったこと。
雨の中足をはこんでくださった皆さんに、喜んでいただけたことが
なによりです。
丸森ヤーコンプロジェクトの皆様からは
「厨房の中も外もわたしたちでやってたら大変だったけど、
外の配膳をお手伝い頂き、ほんと助かりました!」というお声や
「ヤーコンを使った料理も全て個性が有って、野菜ソムリエの方々に
頼んで良かった」という感謝のお声も頂き、
はるばる丸森まで来てよかったな~と、感慨しみじみでした。
みんなで一仕事を終えたあと、紅葉が綺麗な森の中を散策
丸森が育んできた大自然のなかで
心安まる時間を過ごしました。
尚、今回のヤーコンプロジェクトにつきましては
下記のブログでもご紹介されております。
こちらもどうぞご覧になってください。
上記ヤーコンレシピ詳細につきましては、
次回みやぎ野菜ソムリエの会ブログにて
改めてご紹介したいと思います。
(投稿 byいしころとまと)