ものぐさ風子のガーデン日記

花好き・猫好き・雑貨好き♪
器用だけどものぐさな風子の庭からの花便りです。黒猫のつぶやきにもお付き合いくださいませ。

捨て猫、でかおのはなし。

2013-01-08 | book

今日の午後は暖かく、ゆるい時間を過ごしました。

昨年、ちょっと気になって買ってしまった絵本。
捨て猫、でかおのはなし。。。

タイトルは「明日もいっしょにおきようね」。



表紙のイラストが目に留まりました。
私が見たのは、
生協のLink Ring Love(リンク・リング・ラブ)というカタログ。

早速買って、開いたページを読んだら…
「注射を二本も打たれたんだ。連れて帰っても、長くはもたないよ。」の一行!

もう~だめ  

続きは読めないわ…。

そう、この絵本は

捨て猫”でかお”。
でっかい顔に青い目のでかお。
保健所で処分の日を待っていたでかお。
そんなでかおに起きた
本当にあった悲しいけれど
ぬくもりのある不思議な実話。

なのです…。

この手の本には弱いので、読まずに置いておいたのですが、

先日、ある記事を目にしました。

日本経済新聞電子版の書評閲覧ランキングで
昨年1位に輝いたそうです。
ビジネス書中心の書評の中で、
絵本が1位になるのはものすごく異例のこと。

これを見て、勇気を振り絞って続きを読むことに…

ですが、勇気を絞りきれず、
まずは、ozziに読んでもらいました。

私が読んでも、泣き崩れないことを確認したうえで
いざ! チャレンジ!!

ストレートに「捨てられた犬や猫に待ち受けている現実」について
書かれているわけではないです。

ただ、ただ、「気づいてほしい! 命の尊さを…」。
人間の勝手で命に期限をつけられてしまった動物のことを考えてほしい。

という思いが伝わってきます。



風子が共感したのはあとがき中の一文。
別に無理して犬や猫を飼う必要なんかないんです。
だけど一度飼うと決めたらのなら最後まで面倒を見る。…」デス。

マイホームを買ったら、新車を買って、ペットを飼う。
これが幸せのストーリーのようになっている現状。

我が家の猫も保健所からの引き取り猫ですから、
考えさせられます。。。


当人たちはそんな辛い過去は忘れて
気ままに過ごしておりますが… (^^;

年始から重たいお話になりましたが
今年、読んだ1冊目になりました。。。

この絵本がじわじわと広がってくれることを願っています。

「明日もいっしょにおきようね」
捨て猫、でかおのはなし

出版社:草思社
絵:竹脇麻衣 文:穴澤賢
定価:1260円


今日もありがとうございました。

追伸:
ozziの感想はまったく違っていました!
でかおはいいなぁ~。
優しくされて…。

「外で辛い目に遭ってもいつか、しあわせな朝はやってくる!」
世の中のおじさんたちは、そう共感して閲覧したんだよ!
ですって!!

びっくり!!

一応、この絵本の趣旨は理解していたようですが、
このような共感の仕方もあったのかと驚きました!


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