ものぐさ風子のガーデン日記

花好き・猫好き・雑貨好き♪
器用だけどものぐさな風子の庭からの花便りです。黒猫のつぶやきにもお付き合いくださいませ。

世界から猫が消えたなら☆川村元気著BOOK

2013-01-23 | book
「何かを得るためには、何かを失わなくてはね。」
先日読んだ本に出てきた一文。
心にとまった一文です。


「世界から猫が消えたなら」 川村元気著

書店で目に留まったのは「猫」という文字とこのカバー。

気になるけれど…

「LINE」初の連載小説として25万人が笑って泣いた感動作。
たちまち5万部突破!


気になるけれど…

それを家族が買ってきた。
「これ! 面白いから読んで!!」
っと、シャドウボックス制作に追われているときに薦められた。

ん~。。。

「今ダメ! 時間ない!! 朗読して?」

ながら族の私。
聞きながら… 見ながら… ほかのことができる。

甘えてみたものの(ゴロニャ~ン♪)
この本は、後日自分で読むことになりました。


カバー写真 ”I love. cat” 丸尾和穂

てっきり猫のことが描かれた本かと思いきや、
違います。。。
人生哲学的エンタテイメントです。

でも、主人公の飼い猫「キャベツ」の描写が
共感できてうれしくなります。


表紙のカバーをはずすと
これまたびっくりのブックデザイン!



表紙のカバーと印象が違いすぎませんか?
何か意味があるのかなぁ~?
(読むとわかりますが、このギャップにも意味があるんですぅ。)

この本、
主人公は余命あとわずかの30歳の郵便配達員。
その前に現れた陽気な悪魔。
世界から大切なものを消す代わりに1日の命を得る。
そんな取引をして過ごした
主人公と猫と陽気な悪魔の7日間の物語です


消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さがわかる。

世界から電話を消してみた…
世界から時計を消してみた…
・・・
でも、家族との絆の猫は消せなかった…。
そして、自分が消えること決意する。

哲学書の部分もあるので、
人によって感じることは違うと思うけれど
大切な人の言葉や、大切なもの、
自分の人間としての価値みたいなものに気づかされます。

このブックデザインは、悪魔が来ていたアロハシャツの柄なの。
悪魔の存在の定義みたいなものも面白い表記でした。

なりたいけれどもなれない自分
自分に一番近くて遠い存在。が悪魔!

気になった方は是非、読んでみてください。

著者:川村元気
映画プロデューサー
「電車男」「告白」「悪人」「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」など製作。
2011年に「藤本賞」を史上最年少で受賞。・・・

わぁ~。
今日も長くなっちゃいました!
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。


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