VEGAの小部屋

主に今までの旅の思い出や撮影の備忘録です。

'06夏 TOKYO

2006-08-19 09:14:58 | ノンジャンル
今日は久しぶりに電車で東京行。
前から好きだった写真家前田真三さんの写真展が渋谷東急本店で開かれているのを知って観てみたくなった。
入場券はしっかり往復葉書を買って抽プレで入手してある。
せっかく行くのだからまだ行ったことのないパルテノン多摩迄行ってみよう!と色々欲張って見てきました。

湘南新宿ラインを新宿駅で乗換、構内の大通路脇に飾ってある1枚の観光ポスターに目が釘付けになる。
好きなのよねぇ、白馬。
私の青春の思い出の場所。



先ずは東京大丸ミュージアムで開かれている石川賢治さんの写真展へ。
月光写真展「天地水 月光浴」太陽光の46万5千分の1の光で撮影
満月の光だけで撮影された写真。
10時前から会場直通エレヴェーター前で待っていた私は会場一番乗りだった。
撮影時を再現するように真っ暗で蒼い照明が仄かに点在する場内。
闇夜に聴こえるだろう虫の音等音響も凝っている。
写真はセルスライド?に裏から照明を当てているようだ。
静かな蒼い静寂の中で声にならない衝撃を受ける。
地球上にはまだこんなに原始的で美しい場所がある。



東京から新宿へ移動するのに途中下車して信濃町の民音音楽博物館へ。
ここはオルゴールの師匠に案内してもらって以来3度目の訪問、無料で幾つかの自動演奏楽器が楽しめる。
経営母体が大きいのでコレクションも素晴らしいものばかり。
先ずは入り口の自動パイプオルガンのオーケストリオンと記念撮影。
人物と一緒じゃないと撮影許可されないのでやむなく一緒に(^^ゞ
2階のオルゴール展示室には見事なアンティークディスクオルゴールがあるけれど撮影不可(/_;)
私の好きなピエロエクリバンのオートマタ実演も見ることが出来ました。
ポーターのツインディスク聴いたのは初めてかな?
普段はなかなか聴く機会の無い現存数台の「キングオブレジーナ」も特別リクエストで聴かせて頂きました。



新宿から京王線で多摩センターへ。
ここは子供が小さかった頃にサンリオピューロランドへ来て以来。
駅前からパルテノン多摩へと続く道を歩く、暑いよ~(涙)



ずっと行きたかったパルテノン多摩の初めてのマジックサウンドルーム。
学校休暇中は入場料も無料、ちょっとお得♪



リクエストの楽器はありますか?と聴かれさっそく「オーケストラルレジーナ」をリクエスト。
やはりレジーナの音色は柔らかくて優しい母のような音色で大好き!
27inchディスクの音色は最高!!!
これでやっと関東&近県のオルゴール館は全部行けたと思う。



多摩センターを後にして今日の一番の目的渋谷東急本店の「前田真三の世界展」へ向かう。
一枚一枚丁寧に展示された写真、何気ない自然の風景も前田真三先生は見事な作品に仕上げてしまう。
私は一本の樹を写した作品が好きだ。
風雪に耐えている樹ならなおさら美しい。
群馬の片品村で写した「蔦紅葉」、木島平の幻の滝「樽滝」、私も去年写したなぁ、今度は樽滝もデジ一眼で撮ってみたい!
美瑛の写真は別世界、こんな雄大なスケールの写真はもう日本ではなかなか撮れなくなっているのだろうけれどやはり憧れちゃう世界です。
♪でっかいど~ほっかいどう♪の昔のCMが思い浮かびます。
また行きたいな~北海道♪
写真展のお土産は2冊の写真集。



最後は渋谷東急文化村ミュージアムでエルミタージュ美術館秘蔵のエミール・ガレとドーム兄弟の作品展。
入場券売り場は人がいっぱいで人気の高さをうかがわせる。
私は細かな説明を見たり聞いたりするのは苦手、
とにかく歴史が苦手だから時代背景や人物年譜もあまり興味が無い。
ただ自分の心にピンと来るものがあるかどうか、それだけが私の価値基準。
エルミタージュ美術館秘蔵:「フランスからロシア皇帝への贈物」と豪華なサブタイトルがついているけれど、SUWAガラスの里・北澤美術館新館の方が良かったなぁ。
自由ヶ丘のオルゴール専門店「ドレミ」へ寄れなかったのが心残りのプチ旅でした。



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2 コメント

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Unknown (ゆき)
2006-08-24 01:30:26
相変わらずの行動力ですね~~!
もうビックリしてます。
1ヶ所で終わらずついでに彼方此方の精神脱帽です。
コレじゃ~ご一緒にとお願いしても体力気力の違いで呆れられますね。
余程オルゴールがすきなんですね~。
ほんとにプロフィールが無くなっている!
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Unknown (vega)
2006-08-24 07:23:46
ゆきさん、お久しぶりです。
恥ずかしいわ、大貧乏性で(笑)
こちらこそぜひまた緑の中の楽しい撮影ご一緒願います。
もちろん緑の中はゆっくりと。
ゆきさんのお好きな被写体は私も間違いなく大好きな被写体ですから...
この頃5月にご一緒した頃のゆきさんのブログをよく拝見しているんですよ。
ゆきさんのキラキラと光る感性がとても素適です。
ゆきさんがチェロの美しい音色に惹かれているように私もディスクオルゴールの音色と余韻(残響音)がとても好きなんです。
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