小田代ヶ原の貴婦人 原点回帰

やっと緑の葉をつけた貴婦人に逢えました
朝霧の中に立つ貴婦人は幻想的で美しい。
初めて初代貴婦人を見たのはもう30年以上前になる、まだ小田代ヶ原の貴婦人が有名になる前だ。
当時奥日光でバイトしていた私は戦場ヶ原や小田代ヶ原も歩いてパトロール、
学生バイト仲間の間では当時可愛くて人気があったアグネスラムにちなんで「小田代のアグネスラム」なんて冗談で呼んでいたのだけれど(笑)
東京から週末毎に通われ小田代ヶ原の美しい白樺貴婦人を撮り続けて文芸春秋画廊で個展を開かれたアマチュアカメラマン故・有田洋さん(故・奥田敬次郎さん）の存在を知ったのもこの頃、
先輩の机の前に貼られた故・有田洋さんの1回目の個展「樹」のポスター、端正な枝ぶりでバランス取れた白樺がそれはそれは美しかった。
5年毎に開くというその個展、1回目は既に終わっていて私はそれから5年の歳月を首を長くして心待ちにしていた。
丁度2回目の個展が開かれるのをTVで知った私は楽しみに文芸春秋画廊へ出かけた。
暗闇の中に真上からスポットライトを浴びた美しい貴婦人の作品「舞台」に衝撃を受けた。
戦場ヶ原や小田代ヶ原の自然、貴婦人、私が自然の風景好きになった心の原点
いつかまた貴婦人に逢いたいと思いつつも早朝の貴婦人フィーバーぶりをTVで見てからなかなか足が進まない。
自分ではちょっと遠すぎてと思っていたけれど今回は思い切って原点回帰の真夜中ドライブ
朝霧の中の美しい貴婦人、行って良かった。











光徳牧場で、キセキレイ？




貴婦人スライドショー