仕事の移動も心ひとつで旅。
金沢への行き来は主に松本、安房トンネル、富山経由ルートを使っています。
飛騨高山ルートは東海北陸道が一車線区間が多く、低速車である僕のマシーンは煽られたりしてうっとおしいことがあるのです。
それと燃費及び自動車道料金の節約です。
まずは安房峠から富山の間にある神岡町の話。
この町はかつて鉱業で大いに栄えたのですが、資源の枯渇、鉱山の閉鎖、町の過疎化というコースを辿っています。
有名な公害病「イタイイタイ病」の元でもありました。その辺にはまた改めて触れたいと思います。
さて、金沢からの帰路、夕方4時半過ぎ、営業時間終了間際に旧奥飛騨温泉口駅に到着しました。
ここは、以前、僕の亡くなった友人のコレクションを寄贈したところです。関連記事
書庫には彼の本 鉄道雑誌のバックナンバー
ここのウリはレールマウンテンバイクです。
僕がかつて体験したのはまだ試作段階でしたが、楽しかったです。
線路の敷地内に入れるだけで、禁断の快感が沸き上がり、手動の切り替えポイントを動かした時には失禁しそうでした。
おじさん達がレールマウンテンバイクを格納していました。
でも、感動したのはこの後。
片付けを終了したおじさん二人が、如何にして去っていったか!
そう、レールマウンテンバイクと同様に鉄枠で固定された2台のバイクで線路を走って行ったのです!
す、素敵 素敵すぎ……。
乗りてえ!超乗りてえ!!
一体どこまで帰るんだ?まさか鉄橋を越えて行くのか?
ヴォォォォォォォォ! 乗りてえ。
興奮冷めやらぬまま、安房トンネルを抜けて松本へ。
松本周辺は変わった車を扱う中古車屋が結構多い気がします。
ダットサン・ピックアップ
一見、乗用車のようですが、トランク部分のフタが無く、後はトラック式のテールゲートになっています。
荷台が狭いのは残念です。でも良いなあ!
その隣が、スバル・レオーネだと思った方。年です。しかーし。
後がっ!
これはスバル・ブラット。輸出専用だったレオーネベースのトラックです。
かっこいい~! しかも四駆!左ハンドルだから北米向けか?
これは良い! 昔、買おうかと思ったことがあったのよ。輸出専用だったから滅多に見かけないのよねー。
荷台に箱を積んだら使い勝手良いかな。ヤベッ。これヤバいよ、ヤバすぎ!ヤッベー……。
いつぞやの若者を全く笑えないワタシ。ヤベッ。
いや、隣に女の子を乗せて、Tバールーフを開けて高原を駆ける自分の姿が見えた気がしたのよ!
久しく忘れていた、車に感じる夢ってのが見えた気がしたのよ!
見えたんだっ、確かに見えたんだ! 信じてくれっ。
はいはい、ご飯は食べたでしょ。
まだじゃあ、飢え死にさせる気かあ!
と思わず脳内小芝居をしたくなるような何かはあります。
こういう乗用車ベースのトラックって絶滅品種ですよね。
昔は結構あったのよ。
パブリカとかマークⅡとかクラウンとか。
最後まで残ったのはニッサン・サニートラックで、今でも割と手に入れやすいです。
うーん、そういうのもアリかなあ。
いずれにせよ今の車じゃないやね。
とまあ、素敵な乗り物に出会えた旅だったのでした。
写真はないけど、VWタイプ2(いわゆるワーゲンバス)のトラックとか、360ccミニカなんかもあったぞ。
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