吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

コンサート調律(前編)

2007年11月27日 | 自分のこと
昨日、26日は東京でお仕事でした。
今回は東京オペラシティで開かれた
「ロッチュ・バロック・フェスティバル2007 バッハ ヨハネ受難曲」
で使用されるポジティフオルガン(小型パイプオルガン)の調律です。

いつもいつも汗と埃にまみれて仕事をしているわけでも、ヘビ達やポンコツ機械と遊んでいるわけでもありません。
いや、その方が良いのですけど…。

今回のように観客のいるときにステージに出る可能性(それは緊急事態だ)があるときには、見苦しくない服装をしていなければなりません。

シャツはロンドンで買ったVan Heusen、さすがにつくりは良くコットン100%で暖かいです。肌着は着ないのでこれは助かります。
エンジのストライプで袖は折り返してカフス止めです。
ネクタイはシルクで、エンジ系のペイズリー、幅は広めです。日本製。
カフスとタイピンはパール系でpierre cardin。

靴下は茶系で5本指!これは外せません。靴も茶系。

スーツは高島屋、セミオーダーの黒。固くなりすぎないように、シャツと靴で少し崩してみました。

何かいつもと感じが違うでしょ(笑)。でもここまで。

スゥゥゥゥトゥ(スーツ) セットオォォォン! ビュイィィィィン
(効果音はイメージです)

ガキィィィン うぐっ。

…う、ウエストがきつい…。

こりゃいかん、服が縮んだ!

……

……

……太った

最近、体調不良を理由に動いていなかったからなー、脂も喜んで摂ってたし。ラーメン二郎も行ったし。いかんなーっ。

なんとか無理やりベルトChristian Dior(今更気取っても…)を締めて、発進です。

で、続きます。

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3 コメント

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Unknown (しまりす)
2007-11-28 16:31:15
東京オペラシティは完成記念パーティ
こけら落としに行きました 
2006年頃だったかな?
ちょっとした思い出がある場所です

日記の続きが楽しみです
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Unknown (しまりす)
2007-11-28 17:04:33
ごめんなさい 2006年ではありません
1996年の間違いでした
そして翌年の6月に会社退職してフランスに来ました
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削除や書き直しの時 (ひろなん@風琴屋)
2007-12-02 17:18:50
しまりすさん、ようこそ!お返事が遅くなりました。

もしもコメントの削除や書き直し希望のときは、ここにその由を書き込んでくださいね。
こちらで直しますから。

僕はオペラシティへ行ったのは、初めてです。
いろいろ情報は聞いてはいたのですが。
クリスマスのライトアップがされていて、ちょっとロマンチックでした。
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