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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

一区切り

2016年07月17日 | 

ダイハツ ハイゼット(セイバー号)は快調です。

とはいえ、緊急で手に入れた車ゆえ、結構不具合はありました。
購入時走行距離、約13万キロ、現在19万キロ。 

今まで直したところをざっと思い返すと……。

1.ステアリングリンケージのブッシュ交換

2.エンジン制御のバキュームホースの一部交換

3.冷却水ホースのジョイント制作交換

4.左後ろリーフスプリング交換

5.クラッチ交換←new

細々としたところは他にも色々ありますが、大きなところはこのくらいでしょうか。

1はハンドルにシミー(細かい振動)が出ていたので、交換。
リンケージの両端にブッシュがあるわけですが、そのひとつは容量が小さく出来ていました。
ステアリング系のストレスがそこに集中するように考えてあるわけですね。
電気でいうヒューズやブレーカーのような考え方ですね。

2と3はたまたま点検時に見つけて直したもの。
しかしながら、その効果は絶大で、冷間スタート時にくすぶってエンストしてしまうトラブルが解消したのでした。
冷却水はエンジン内とは別に吸気マニフォールドと、キャブレターに供給されるのですが、このホースのジョイントがFの字型をしたプラ製で、これが劣化して割れて漏っていたのです。

冷却水と言っても100℃近くで加圧されたものなのでプラなんぞ使って欲しくないのですが、コスト的にはやむを得ないところでしょうか。
とりあえずエアツール用の金属製のタケノコとかエルボで作ったジョイントで対応しました。 

キャブレター方面への冷却水は冷間スタート時の燃料増量に関わっていたので、そこが改善、それとたまたまバキュームホースの裂けを見つけたのを交換したらそれがやはり冷間スタート時のエア供給を制御するものだったので、先の燃料増量と併せて、エンジンスタート時に抱えていた問題が解決したのでした。
うーん、5回くらいはエンジン始動不能、プラグはびしょびしょでバッテリー上がり、を経験していたのでこれは非常に大きい解決でした。

4は一年程前、左後ろリーフスプリング、3枚構成の2番が折れているのを発見、番線で縛って応急処置、そのまま何とか持たせて先日、リーフスプリングセットを交換しました。

5は入手時よりクラッチに滑りが見られたのです、走行13万キロくらいだったかな、何とかだましだまし6万キロあまり、さすがにもう限界のようなのでついに交換に踏み切りました。
フォークリフトで前を上げてトランスミッションを手で脱着しました。
うん、重かった。

でもこれで一区切り。

あ、次はタイミングベルト交換だわ。恐らく前回交換後11万キロ、交換時期過ぎてるわ。
まだやることあったわ。ま、クラッチよりはずっと楽だけどね。

このポンコツにはもうしばらく僕に付き合ってもらおう。


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