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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

相違点と共通点

2006年07月23日 | 思うこと
実は、私はCO2による地球温暖化説には懐疑的なのです。
単に地球のサイクルなのかも知れないし、もっと他に深刻な原因があるかも知れない。
なので、関係各位には一層の研究を望むものです。

しかしながら、地域の活動、特に環境問題関係では、「CO2原因説」をとる人達と共同することが多いのです。
私は、資源の無駄使いに反対する「もったいない派」が心情的には近いですね。

背景となる考え方は違っても、結果としての行動は「CO2原因説派」も「もったいない派」もほとんど同じなので、共に行動するのになんら問題はないと思っています。
先にアパルトヘイトの話(共存について思う 2006-06-30)でも述べたのだけれど、私は、人それぞれが一定のルールを守る限り、その在り方、思想などは違っても良いと思っているのですが、どうも世の中そういった違いが許せない人達は多いらしく、企業などより組織力、求心力の弱い市民団体などはその辺から分裂してしまうことが多いようですね。

対組織戦で相手の分裂を誘うのは基本なのですが、ヨーロッパ諸国がその植民地に残した分裂策の傷は深いですね。
非支配者が一丸となるのを防ぐために、その中に差別意識や、民族、宗教対立を植え付けるのです。アフリカの民族対立や、このアジア地域の不協和音もその流れにあります。

人間を見る時、相違点を基準にするとやはり許せない部分が目につきますね。
共通点を基準にすると、人間って結構シンプルなもので、その辺を押さえておくと結構他人を許せるものです。

「幸福な家庭は互いに似通っているが、不幸な家庭はどれもその不幸が違っている」
by トルストイ

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