吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

改めてダンシャリ宣言

2018年01月28日 | 思うこと

オレのダンシャリは違うんだぜ!前にも書いたけど、改めてここに宣言するっ!

オレのダンシャリは

談・謝・利 だ。

相談して感謝して活かして利用するのだよ。

大体、断捨離で捨ててスッキリなんていうのは碌なもの持ってないってことだよ?

ああ、オレの身の回りはガラクタだらけさ。
だけどね、結構特別なガラクタ。
世にはかけがえのないガラクタも多い。
そんなガラクタはありがたくいただく。
できるだけ直して誰かふさわしい人に譲り渡す。
すでに命を終えたように見えるものもオレなら蘇らせる事ができるかも知れない。

今まで、勢いで手放してしまったものを思い出す。

後悔しかない!

後悔しかない……。

だからもう軽々しくモノは手に入れないし手放さない。

よく物質と精神(心)を対立させるひとがいる。
だがオレはそうは思わない。全く。
物質、人の作りしものは人の心の反映だ。
世に碌なものがないというのは精神、心が劣化しているからだ。
心がモノを生み出すように、モノが心を育てることもあるのだ。

というわけで、今年は作って直しまくる所存。それがオレの談謝利。
今年は大感謝祭だしな!

 


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2 コメント

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私は「モノを捨てられない人」 (tachinon爺)
2018-01-29 08:30:06
「断捨離」なんて新しいもものを買わせるための、宣伝文句に過ぎない・・と私は思っています。心を込めて作られたものを捨てるなんて、バチが当たります。たとえ大量生産品であっても、設計者は図面描く人はも心を込めてキャドをえがいていると・・・思いたい。
 とはいえ、仕舞ったまま、どこにあるかわからないものも多数・・・(笑)
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Unknown (吉倉オルガン)
2018-02-03 19:08:24
tachinonさん、ようこそ!

身近ではリードオルガンも量産品ですよね。
大きな工場で標準化された作業工程で作られています。
でも、お客の手に渡ってからは様々な歴史を刻んで、独特の個性になっています。

昔は製作物が製作者の意図をこえてしまうことが嫌だったのですが、今はそれが面白いと感じています。
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