吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

お買い物のついでに

2021年06月10日 | カブ90

オレは旅立った。カミを求めて。

トイレットペーパーが切れたのだ。

プリペイドカードにチャージ済みなのでカブで天竜川の向こうのスーパーへ。
帰り道はちょっと回り道したのだ。

山すその扇状地は稲作には良いのだが、水の確保が難しい。
ここもすぐ前に天竜川があるのに川床が低いので水が得られず6キロあまり上の川から水路を引いて水を得ているのだ。
風車で揚水とかは出来なかったのだね。
昔の人の努力には頭が下がります。
伊那地方にはこういう疎水が多く、それぞれに歴史、物語があります。

伊那市南部から駒ヶ根あたりの天竜川左岸の道路は軽自動車がすれ違えない狭い道になるのでバイクが良い。

ス・テ・キな吊橋。
橋床は木!
この辺りには架替え済み吊橋の跡とか、現役の狭いコンクリートアーチ橋があります。
こういう小さい橋にも物語があります。
そういう情報はネットで調べてもよくわからないことが多いのです。
図書館や古本屋の郷土史の本が一番確実です。
どんな情報でもあるように思われているネット世界ですが、利益に直結しない多くの人の関心の対象でないことは上がっていなかったりします。
古いびっしりテキストだけのサイトの情報が有益だったりするのだけれど、サイトのサービス終了で無くなってしまったものも多いのです。
YhooジオシティーズとかYahooブログとか、楽天ブログとか当時メジャーでずっと続くと思われたところがやめているのは残念というか、テメーら憶えておくからな。

晴れた日に田んぼの中の道をカブでゆっくりトコトコ走るのは本当に気持ち良い。

そういえば伊那市と周辺の図書館の会員証も引っ越しで無くしたから再登録しよう。
お買い物のついでに図書館でゆっくり本を楽しむのも優雅で良いものですな。


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