吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

来年の目標なぞを考えてみる

2011年12月30日 | 思うこと

随分とご無沙汰してしまいました。

時間が取れない訳ではなかったのですが、なまじ今年を振り返ったりしたものだから
思うことが溢れてしまって手が付けられない状態でした。
色々ありましたからね、日本も世界も自分自身にも。
それでも今年は終わるし来年はやって来るのですけどね。

来年の目標を語るなんてちょっと無理してやってみましょうか。
カラ元気も元気のうちということで。

仲間をつくる(特に仕事関係で)

こんなところでしょうか。
何でもひとりでやろうとして結局動けなくなってしまうことが多いので、助けを借り
るべき時には助けてもらうようにしようと思います。
マメな人付き合いが超苦手なので、これも直さなければ。

この先、多分地震もまだ来るだろうし、それに伴った様々な災害も起こるでしょう。
こんな時代にオルガン職人なんかやってて良いのだろうか?
こんな時代だからこそオルガン職人として生き抜くべきなのか?

自問自答は続くのですが、それでも歩みを止めないで、ゆっくりでも。


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4 コメント

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Reこんな時代に・・・。 (1列半の鈴木)
2011-12-31 01:42:05
ひろにゃん様こんばんわ。こんな時代だからこそ必要なんです。技術の世界では、一度その技術が廃れると、それがたかが20~30年でも取り返すのにものすごい労力が必要です。たたら製鉄の技術を取り上げたNHKのテレビで、30年前までやっていた技術者の手をかりても、ものすごい苦労だったそうですね。今、石炭を掘る技術は日本に「実用的レベル」で残っているのでしょうか。確かに釧路には残っているけれど、エネルギーが不足して、もう一度石炭を掘ろうとしたとき、・・・・。伊勢神宮の20年毎の建替えも、技術継承の絶妙な年数だと思うのです。
もっとも、オルガンだけでは、生活できないかもしれませんが、それは、多分、他の業界でも似たような状況ではあるのでしょうから。「森林組合」が公園などの草刈作業で糊口をしのいで、森をまもる技術を継承しているように、・・・。
技術は一度失ったら、取り戻すのにものすごい努力と労力が必要です。私には何も出来ませんが、技術の継承として意味でも、オルガンにかかわってくださいませ。
来年はよい年でありますように。
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CDの曲リスト (豊田)
2011-12-31 21:40:36
メールの扱いなれてなくって・・
曲目 
送っていただいてありがとうございました。

1012年が良い年でありますように。
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それでも前へ (ひろにゃんof風琴屋)
2011-12-31 23:53:17
1列半の鈴木さん、ようこそ!

僕の受け継いだものは技術よりは、工夫で立ち向かうスピリット
の方が大きいです。
技術的なことは欧米で保持されるでしょうから、断絶はないと思
います。

なぜか日本を出ようとすると、それを妨げるような事件が起こり
ます。
ここに留まれということなのでしょうか?

いろいろあっても、それでも前へ。

どうぞ良いお年を!
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よろしくです (ひろにゃんof風琴屋)
2011-12-31 23:55:02
豊田さん、ようこそ!

添付ファイルはうまく開けましたか?
来年もよろしくです。
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