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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

体調不良の春

2007年05月12日 | 自分のこと
このところ、暖かかったり寒かったりで、家族全員体調不良です。
家内はぜんそくが悪化し、ついに医者に行きました。
子供たちも具合が良くありません。
まあ、今の時期はいつもそうなので、なんとか乗り越えるしかありません。
これだから春は苦手なんですよね。
でもって、この時期にまたひとつ歳をとるんですね。

僕くらいの年頃あたりから、若い頃の自分自身を懐かしんで、その頃の自分に戻りたいなんていう人達も出て来ます。
僕の場合、昔を懐かしむのは、そのときの環境、状況であって、その時の自分に若返りたいとは思いません。
昔の方が病気もしましたし。
小学校の頃は、冬、1ヶ月間熱を出さないということはありませんでした。
熱を出すとすぐに39度を越えていたものですが、中学生くらいまでは、それほど辛くはありませんでした。

数年前、なぞの虫さされで発熱したのですが(家内によれば“趣味”だそうです)、熱は9度台ながら何故か非常に辛く、一時的に言葉が不自由になったのです。
家内と会話をしていても、適切な言葉が思い浮かばず、幼児語のような言葉が思い浮かんだりしてとてももどかしかったです。
しかし、そんな自分を認識は出来て、
「言語中枢がおかしくなったらしい」
と言うことは出来たり、ごく簡単なことが言えなかったりとちぐはぐな状態でした。
せっかく(なにがせっかくなんだか)の機会だったので、しばらく疲れるまで家内といろいろ話をして、その状況を調べてみました。
やっぱり、言葉が出て来ないストレスはかなり大きかったですね。
幸い、翌朝少し熱が下がると、直ったのですが。

病気は嫌なものですが、そういうときにしか見えて来ない、築けないものもあるので、具合の悪いときも大事な時間なんですね。

そろそろはじけないと、夏を迎えられないぞ!

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