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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

転ぶ男

2019年04月16日 | 自分のこと

ウケです、ワタシ。

自宅兼仕事場パート1と仕事場パート2は同じグランドレベルなのですが、一度土手状のところを下りて、また登るというルートで移動しなければなりません。
かつてはウッドデッキ経由で行けたのですが、ウッドデッキが腐り落ちたので。

今でも夜は外の水が凍ったりするくらいの寒さなので、その土手のけもの道(俺というケモノが通る道だ)部分は滑ることがあります。
現在、日常の行動に支障は無くなったとはいえ、まだ痛めた腰は完全回復してはいません。
滑った時には踏ん張ったりするよりは、尻もちをついたり転んだりする方が腰への負担は小さい事が多いのです。
なので、そういう時には転ぶように設定しています。

これがなかなかに難しい。

足が滑る時は当然不意なわけで、その時に反射的に動かないこと、つまり意識的自覚的に行動するということはつまり、高速で思考することです。

  1. 左足がズルッ
  2. 右足を反射的に後ろに出そうとするコマンドをキャンセル
  3. 主に大臀筋、手をサポートに尻もちと指示
  4. ずーん

とか

  1. つまずく
  2. つまずいた足を一旦後ろに引いてから高く上げて前にステップ をキャンセル
  3. そのまま前方転回と指示
  4. ごろり

とか。
反射的な行動を規制するのがまず難しい。

なかなか良い訓練であります。

不意の転倒時の受け身というのはとても大事であります。
僕の場合、習った経験もありますが、それ以前の幼少期に野山を駆け回り、飛び降り、転んで自然に身についたものが根底にあります。
なので、たとえ思考が間に合わなくても自動で受け身プログラムが出力され、転倒のダメージは低く抑えられています。

そうして七転八倒の人生をかろうじて生き延びてるわけだな!


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