先月半ば、友達を亡くしてから、どうにも気持ちがすっきりしなかったのです。
喪に服するなど、昔の人達も悲しみを克服するためにいろいろな「儀式」によって、外部からの自己コントロールを行って来たのですね。
僕も、焚き火という一種の「儀式」を以て、気持ちを入れ替えようと思ったのです。
本当は悲しい時には泣くのが一番なのですが、男というのはやっかいなもので、その機能にロックがかかっていたりするのです。
歳とともに涙腺もゆるんで、実に他愛ないことでうるうるしてしまったりするのですが、肝心の時には泣けないものです。
歌にあるように、泣けない代わりに酒に浸ったりというのもありなのですが、それには相当量の酒と時間が必要となって、家族持ちの身としては踏み込めない領域です。
とっておきの場所で、焚き火を囲んでしばらく、山から吹き下ろしていた風の向きがふいに変わって、煙が僕の方に流れて来ました。
煙が目にしみて、涙が出た瞬間、ふいにそのロックが外れたのです。
胸の奥から何かがこみ上げて来て、どっと涙が溢れたのです。
それは実にわずかな時間だったのですが、僕は確かに泣いたのでした。
そして、胸につかえていたものもずいぶんと軽くなったのです。
翌日に仕事を抱えていたので、12時頃で休みました。
酒は、白酒(パイチュウ、中国の蒸留酒の総称)の54度のヤツをボトル3分の2ほど頂きました。
焚き火番長のひぐちさん、当日の急な呼びかけで来てくれたやつさん、どうもありがとう。
ケガ人が出るのがジンクスになっていたようですが、今回は大丈夫でしたね。
またどうぞよろしく。
喪に服するなど、昔の人達も悲しみを克服するためにいろいろな「儀式」によって、外部からの自己コントロールを行って来たのですね。
僕も、焚き火という一種の「儀式」を以て、気持ちを入れ替えようと思ったのです。
本当は悲しい時には泣くのが一番なのですが、男というのはやっかいなもので、その機能にロックがかかっていたりするのです。
歳とともに涙腺もゆるんで、実に他愛ないことでうるうるしてしまったりするのですが、肝心の時には泣けないものです。
歌にあるように、泣けない代わりに酒に浸ったりというのもありなのですが、それには相当量の酒と時間が必要となって、家族持ちの身としては踏み込めない領域です。
とっておきの場所で、焚き火を囲んでしばらく、山から吹き下ろしていた風の向きがふいに変わって、煙が僕の方に流れて来ました。
煙が目にしみて、涙が出た瞬間、ふいにそのロックが外れたのです。
胸の奥から何かがこみ上げて来て、どっと涙が溢れたのです。
それは実にわずかな時間だったのですが、僕は確かに泣いたのでした。
そして、胸につかえていたものもずいぶんと軽くなったのです。
翌日に仕事を抱えていたので、12時頃で休みました。
酒は、白酒(パイチュウ、中国の蒸留酒の総称)の54度のヤツをボトル3分の2ほど頂きました。
焚き火番長のひぐちさん、当日の急な呼びかけで来てくれたやつさん、どうもありがとう。
ケガ人が出るのがジンクスになっていたようですが、今回は大丈夫でしたね。
またどうぞよろしく。
そういうときにかぎって、やたら動物たちが会いに来てくれるから不思議です。
水は心を洗い、火は清めてくれる。
山はいいね。
どうもありがとうございました。
山の、特に谷筋は何かが凝縮するような感じがありますね。
反対に海は解放、放出される感じがします。
僕には、山が合っています。
今度は、明るいうちから、食べて飲んで、どんちゃん騒ぎをしたいとも思うのですが、あの場所だと転落者が出そうですね。
さらに快適焚き火ポイントを開発しましょう。
今後ともよろしくです。