な、なんとっ!驚愕の腕前。
久しぶりの大工仕事で、疲れたのですが、これからが自分の仕事の本番なので、ゆっくりはしてい
られません。
以前痛めた左肩の具合も悪いですし、その関係でか左手の小指の痺れも出ていました。
娘、りーちゃんの整体がたいそう良いと家内から聞いていたので、この際、お願いすることに。
しかし、パパ相手では渋ること!
「ママにはよくやってるじゃん」
「ママは良いの」
「にいにも良いの?」
「うん、受験生だし」
「パパは?」
「やだ」
うう~、なんでオレだけダメなのよ。どうしていつもオレに冷たいのよ。
しばしの説得の末、特別(例外的という意味)お試しコースということになりました。
揉みほぐしと氣の流れをさすって整えるらしい。
おう、えっ?上手い!すごく上手い!
揉む力もなかなかのものです。
「力、強いねえ」
「うん、学年で一番握力強いんだよ」
「学年って6年だから、多分学校一なんじゃん」
「ああ、そうかもね」
渋っていたわりにはとても丁寧にやってくれました。
左肩を中心に、背骨のラインを整えたそうです。
直後、猛烈な眠気に襲われました。必死に携帯電話で1時間のアラームをセット出来たかどうか定
かでなく眠りに落ちたのでした。
半日は寝てしまったような感じでした。すごくすっきりして、携帯電話を見ると40分ほどしか経って
いませんでした。
身体が軽い!左肩がかなり楽になってる。すごい!
本人も何故かわからないけれど、凝った場所や、流れの淀みがわかるそうです。
うん、まさに天賦の才だね。
長年勉強した人にも勝る能力ですが、こういうのって定着しにくいものです。
何故かわからない能力というものは、結構、ある日なくなったりするものなのです。
まあ、そうなっても本人は何とも思わないでしょうけどね。
僕にも経験がありますが、こういう理由不明の特殊能力みたいなものはあまり人を幸福にしないよ
うに思います。
優れている、いないは別にしても、人は自分の望む能力を自らの選択で身につけた方が良いと思
います。
僕自身もオルガンの仕事の才は無いと思います。
もっと別の分野での才能はある気がしますが、それで生きたいとは思いません。
今の生き方が良いのです。
とにかく助かった。その後、もう一回、有料コース!でやってもらって伊那の仕事場へ向かったの
でした。
しゃっくりをしている人の首に手を当てて
瞬時に止めることができました。
周囲を驚かせていたこの特殊能力?も
2年くらい前から全く効果なしに
なってしまいました。残念。
りーちゃんの特殊能力での技術的効果
プラス、揉みほぐしながら
指先からパパに対する愛情を発してしたのだと
私は勝手に思っています。
リーちゃんは、パパにちょっとだけ
素直になれないけど
優しくて可愛い娘!
りーちゃんの態度の不安定さにはちょっと振り回されてます。
多分、本人自身もね。
調子の良い時なんて、一緒に手をつないでショッピングモールを散策したのよ。
ま、翌日はパパ嫌いになったのですが。
でも、年のせいか僕自身の耐性が急にアップしたようです。
そういった不安定さが割と平気になって来ています。
態度の悪さが増してきた息子に対しても、怒りを感じることが無くなってきました。
子供達の変化も面白いけれど、自分自身の変化も面白いです。