White and Black Wing

『ツバサ』の吸血鬼双子と猫LOVE
最近はマイペースに更新中

最後はブルー

2008年03月10日 | イラスト
『地球へ…』のイラスト
最後は私の大好きなキャラ、ソルジャー・ブルーです

彼の最期は原作とTVアニメ版とは随分違います
1月3日の日記に
「個人的には時間があった分、丁寧に描かれているTV版に満足してます
と書いてはいますが
ジョミーを次のソルジャーに指名した時点で亡くなる
という原作の最期も決して嫌いではありません

原作のブルーは早い段階で亡くなるのに対して
TVアニメ版のブルーはナスカの惨劇まで生きます
あの時「死ななかった」事で
凄い力をもったナスカの子供たちの存在を知り
ジョミーが精神的に成長した所を見て
最後の戦いはジョミーにソルジャーとしての姿勢を見せることができた
視聴者は原作では見ることのできない「ソルジャーらしい」戦い方を見られた訳ですね

早い段階で亡くなる原作のブルーは回想として度々出てきます
それは『地球へ…』はジョミーの物語ですが
「ミュウ」を語る上ではブルーの存在が
無くてはならないものだからに他ならないのでしょう
そして読者にブルーの印象を強く植え付ける
戦うところなんて全くなかったのに
「強くて格好良い」印象を読者に抱かせるんです
それだけ凄いキャラなんだと思います

なので彼の最期に関してはどちらの形でも好きですね
ただ、ブルー本人の事を考えるとTVアニメ版の方が「満足」したんだろうなぁ
なんて考えていたから、ああいう書き方になってしまったのかもしれません


ブルーと同じように原作とTVアニメ版で大きく違った結末を迎えたのはトォニィですね
原作のトォニィは膝を抱え、泣きながら地球から離れていくのに対して
TVアニメ版のトォニィはソルジャーとして生きていくんです

本放送で見た時は
トォニィに救いがある最後でよかった
と心から思いました
彼に関してはTVアニメ版の終わり方の方が好きだと声を大にして言えます
原作のトォニィは余りにも救いのない終わり方なんですもの
ジョミーもトォニィに次代のソルジャーを託すことができてよかったと思う


『地球へ…』は
原作もさることながらTVアニメも素晴らしかったと思います
生き生きと動きまわるキャラ達の姿に
製作者側が本当に原作を愛しているんだなぁって感じました

「Expansion Disc II」
どうしようか悩んでいたけど、買う事にします
久しぶりにはまったTVアニメだから映像作品は手に入れておこうかなって思ったので

今日はこの辺で