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脳: 甾は脳の初文であり、囟は頭の中の脳を意味し、巛は頭髪の象形。 月は肉月で柔らかい脳の意。
意識について、それが脳のどの部分で行われているのか、大きな謎であり、それを科学的に解明しようと世界中で研究が進んでいる。
まず、「意識とは何か?」 という定義が難しい。
意識は心の一部であり、感覚、感情、記憶等、その人らしさを作り出す自我の様なものだという説明が一つ。(文春の記事を参照し作った次図)
又、「目覚めて起きているとき、脳の中を去来するすべて」 など、様々で、いまだに統一された定義はない。
現状では、夫々違う定義の下に研究されている。
意識に関わる、細胞や物質は未だに特定されてなく、最大の謎である。
一つの理論は、「意識は脳の特定の分野に存在するのではなく、情報と情報の繋がりが生み出すネットワークによって生み出される」 としている。
そのネットワークが複雑であるほど意識レベルが高く、単純であるほど意識レベルが低いという。
このネットワークは、複雑な蜘蛛の巣状であり、目覚めているときに存在し、眠ると消えてしまう。
人>犬、猫>鳥>昆虫>>単細胞生物>>石?の順で意識レベルがあるともいう。
PCやロボットでも、複雑になれば、意識が生まれるかも?
「死後の世界はあるのか?」
臨死体験は、夢に近い脳内現象であることが科学的には明らかにされつつある。
ただし、臨死体験を本格的に調査すると、宗教的、神秘的な見方を否定することが出来なくなるという。
死後の世界を否定していた学者でさえ、臨死体験ののち 「死後の世界がある」 と立場をがらりと変えたという。
「かつての自分であれば言う筈のないことを言っていて、自分自身が驚いている」 という。
そして、科学的に語ったことと、神秘的に語ったことは、夫々別の文脈で語ったことであり、どちらも否定できないという。
また別の科学者は、この世界は仮の世界で、もっと別の世界が高次元にある、全ては精神的な一つの世界の中にあるというイメージをもっている。
科学的なアプローチの及ばない先に、別次元の世界があるのかもしれない。 それはこの世界の物理的法則の通じない世界であり、この世界に属している存在には決して理解されないと思う。
だから、いくら想像しても理解は及ばない。 せいぜい臨死体験で垣間見るしかないのかも?
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