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はやぶさは、小惑星「イトカワ」を探査して、地球に戻ってきた。
満身創痍になりながら、カプセルを持ち帰り、自身は燃えつきた。
使命を果たし火だるまとなって燃えつきたその光景は、感動的だった。
はやぶさ2は、3億キロ彼方、地球と太陽の距離の2倍先にある小惑星「リュウグウ」を探査した。
リュウグウでの着陸位置を決めるため、1万個以上の岩石のサイズを1㎝レベルの精度で調べた。
これに4ヶ月を要し、着地ポイントを特定した。
2回のタッチダウンで、5.4gの砂粒を採取した。
地球に持ち帰り、カプセルを投下し、今も飛び続けている。
次の目標は、小惑星「1998 KY26」(仮符号)で到着予定は2031年7月だ。
僕が生きていれば、90歳だ。
まさに驚嘆のはやぶさ2だ。
はやぶさが「遙かなる帰還」、はやぶさ2が「完璧なる帰還」、二つはつながっている一つのミッションだ。
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