![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/24/9addd87cd58eeed3b58d4a29d9fb0314.jpg)
離、隹餅にかかった隹の意で、これを離去することを離という。 また、罹るの意もある。
規制緩和に始まった世界の労働環境の平準化は、多数の貧困化と一部の富裕層との大きな格差を生じさせた。
移民現象も、一種のグローバライゼイションである。
この状況は世界に広まっている。
この世界の抱える本質的な問題が、今回の英国民の離脱意思の根底にある。
英国民が、この世界の悲観的状況に叛旗をひるがえしたのだ。
何故、今、英国に具現化したかというと、それは、識者の指摘している通り、英国の歴史的、地政学的環境と、英国民の心情的アイデンティティにある。
だが、この世界的な規制緩和とグローバライゼイションの流れの中で、はたして英国が、抗してやっていけるのかどうかは疑問だ。
それはリスクを伴う壮大な試練の実験となろう。
そしてそれは世界にも大きな影響を与えることとなるだろう。
!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます