ドイツでのMBAの卒業日(2月22日)からはや半年、6ヶ月以上が過ぎた。
この半年間、何をしていたかというと:
ドイツ語就活、電話面談、対面面接、英語就活、日本語就活、毎日ドイツ語(B2+)、旅行など・・・。
記事ちょこちょこ書いて金を得ているが、働いてないに等しい。
昨日、ドイツ語B2+の模擬テストがあった。契約文章のドイツ語とかわからな過ぎて解けなかった。リスニングもあまりできなかった。telcテストのB2+、明らかに日本の英検の1級より難しくないかって思う・・・。ドイツ人に模試を見せたら「むずくね?C1いってるだろ、これ」と言ってくれた。
ドイツ語telcテストのスピーキングのテストは本当に運用できないとこなせない。
スピーキングは3つに別れていて、
1: ビジネスに関するプレゼン2分30秒、
2: あるテーマの文章を読んで「受験者同士」でディスカッションをする、
3: ある職場での課題を与えられて、それについて「受験者同士」で討論する、
という、本当にドイツ語が喋れなないとできない構成。
また、ライティングは2部門の別れていて、これもビジネスのメール文とビジネスの正式文書を正確にかけるかを評価される。日本の英語テストというか語学テストはかなりぬるいと思えた。
これがこなせても、まだ実際の職場で使える人材になれるか、は勉強すればするほどギャップを感じる。前のドイツ企業の電話面談は非常に横柄で、リスペクトのかけらも無かったが、ドイツ語ができないと痴呆者扱いしてぞんざいに扱われたことも多々(ドイツ人は本当にこういうところは容赦無い)。残念ながら、実力のない奴には厳しい社会だ。ただ、それだけ。
実は、先月にドイツ人の紹介である通信担当の職の面接をした。もちろん、全てドイツ語。しっかり、ドイツ人ネイティブの面接官と全てドイツ語で答え切った。短期間でここまで頑張れた。ここに住む日本人では頑張っている部類の入ると思う。多分。
しかし、正直ドイツで外国人労働者に望むものは、ちゃんとした専門知識や経験を持つ技術者・エンジニアである、というのをそのドイツ語の面接の会話から強く感じ取った。
私みたいな文系卒の、なんでもできます的な外国人はほぼ需要がないということを、肌で感じ取った。況や、マネジメントをや。技術系外国人労働者を使うのが、ネイティブのドイツ人の仕事なのでそこに外国人が入ることはほぼありえないかと思われる。
情報通信業界、ITコンサル業界に身をおいても、大学でエンジニア分野を学び、さらにその専門を一貫して職業として持ち続けている、しかもしれはMINT分野で、そうでないとドイツで職を得るのは永久に無理ではないかと感じる。いつまでも、無職なのは絶対に嫌なので、色々な可能性に向けてちゃんと稼ぐように動かないと。
しかし、もうここまでお断りされまくると、起業もしくは自営業しか選択肢がないんじゃないかと思えてきた。
こっちの法律をよく調べると、どうもこっちで大学院を出ているとビザ取得は有利のようだ(ドイツは学歴が重要)。
自分で開拓するみたいな。零下30度でも飛び込み営業やって、度胸はある。
アメリカで、渋滞する道路脇に立って「失業中だ、雇ってくれ」ってカードを掲げて、声かけてくれた人に履歴書(Curriculum vitae)を配りまくっていたというすごい根性のある人のニュースがあった。これぐらいの根性がないとドイツで外人が職を得るのは難しい。
A man who got laid off gets hundreds of job offers after handing out his résumé on the side of the road
しかし、プロセスがいろいろと厳しいドイツで、どうやってしっかりと金を稼ぐか、どうやって顧客を獲得するのか、そもそも何も実績のない日本人(しかも舐められやすいアジア人)がどうやって海外で信頼を獲得するのか、どうやって伴侶を安心させられるのか、というのが具体的に描けん。ドイツにたまに跋扈する底辺ノマドワーカーには死んでもなりたくないと思っていたが、まさか自分もそうなりそうだとは思いもよらなかった。私も、その底辺の仲間入りだ。
こっちで生活したい、ただそれだけ。
さらに、ドイツは今景気が悪い。まじ悪い。DürrとかFestoとか採用をFrozenしているという話を、そこで働いている人から実際に聞いたぐらいだ。
ドイツ経済、マイナス成長継続の可能性=連銀
10年ぶりのドイツ景気後退と緊縮主義の終わり 欧州の「今」はどうなっているのか
一方、日本はまだ景気がいいらしい。ってか、現金を506兆円も溜め込んでいるってニュースを見た。将来が不安だから現金を溜め込んでいるとけど、金が余って使い道に困っているって感じでもありそうだ。
日本企業の手元現金が過去最高-大半の国のGDP上回る506兆円超
LinedIn見ると、ドイツなんかよりも魅力的な案件をよく目にする。手取りの給料は、MBAホルダーならば東京で外資系企業なり勤めればドイツで働くよりもより魅力的な給料や待遇を得られることは間違いない。
ドイツでは、MBA持っていてもクズ扱いだ。
もうクズ扱いはいやだよ。
まあ、まだこっちで頑張るつもり。無職期間がこれだけ長いと、日本でもマイナスであろうから。
この半年間、何をしていたかというと:
ドイツ語就活、電話面談、対面面接、英語就活、日本語就活、毎日ドイツ語(B2+)、旅行など・・・。
記事ちょこちょこ書いて金を得ているが、働いてないに等しい。
昨日、ドイツ語B2+の模擬テストがあった。契約文章のドイツ語とかわからな過ぎて解けなかった。リスニングもあまりできなかった。telcテストのB2+、明らかに日本の英検の1級より難しくないかって思う・・・。ドイツ人に模試を見せたら「むずくね?C1いってるだろ、これ」と言ってくれた。
ドイツ語telcテストのスピーキングのテストは本当に運用できないとこなせない。
スピーキングは3つに別れていて、
1: ビジネスに関するプレゼン2分30秒、
2: あるテーマの文章を読んで「受験者同士」でディスカッションをする、
3: ある職場での課題を与えられて、それについて「受験者同士」で討論する、
という、本当にドイツ語が喋れなないとできない構成。
また、ライティングは2部門の別れていて、これもビジネスのメール文とビジネスの正式文書を正確にかけるかを評価される。日本の英語テストというか語学テストはかなりぬるいと思えた。
これがこなせても、まだ実際の職場で使える人材になれるか、は勉強すればするほどギャップを感じる。前のドイツ企業の電話面談は非常に横柄で、リスペクトのかけらも無かったが、ドイツ語ができないと痴呆者扱いしてぞんざいに扱われたことも多々(ドイツ人は本当にこういうところは容赦無い)。残念ながら、実力のない奴には厳しい社会だ。ただ、それだけ。
実は、先月にドイツ人の紹介である通信担当の職の面接をした。もちろん、全てドイツ語。しっかり、ドイツ人ネイティブの面接官と全てドイツ語で答え切った。短期間でここまで頑張れた。ここに住む日本人では頑張っている部類の入ると思う。多分。
しかし、正直ドイツで外国人労働者に望むものは、ちゃんとした専門知識や経験を持つ技術者・エンジニアである、というのをそのドイツ語の面接の会話から強く感じ取った。
私みたいな文系卒の、なんでもできます的な外国人はほぼ需要がないということを、肌で感じ取った。況や、マネジメントをや。技術系外国人労働者を使うのが、ネイティブのドイツ人の仕事なのでそこに外国人が入ることはほぼありえないかと思われる。
情報通信業界、ITコンサル業界に身をおいても、大学でエンジニア分野を学び、さらにその専門を一貫して職業として持ち続けている、しかもしれはMINT分野で、そうでないとドイツで職を得るのは永久に無理ではないかと感じる。いつまでも、無職なのは絶対に嫌なので、色々な可能性に向けてちゃんと稼ぐように動かないと。
しかし、もうここまでお断りされまくると、起業もしくは自営業しか選択肢がないんじゃないかと思えてきた。
こっちの法律をよく調べると、どうもこっちで大学院を出ているとビザ取得は有利のようだ(ドイツは学歴が重要)。
自分で開拓するみたいな。零下30度でも飛び込み営業やって、度胸はある。
アメリカで、渋滞する道路脇に立って「失業中だ、雇ってくれ」ってカードを掲げて、声かけてくれた人に履歴書(Curriculum vitae)を配りまくっていたというすごい根性のある人のニュースがあった。これぐらいの根性がないとドイツで外人が職を得るのは難しい。
A man who got laid off gets hundreds of job offers after handing out his résumé on the side of the road
しかし、プロセスがいろいろと厳しいドイツで、どうやってしっかりと金を稼ぐか、どうやって顧客を獲得するのか、そもそも何も実績のない日本人(しかも舐められやすいアジア人)がどうやって海外で信頼を獲得するのか、どうやって伴侶を安心させられるのか、というのが具体的に描けん。ドイツにたまに跋扈する底辺ノマドワーカーには死んでもなりたくないと思っていたが、まさか自分もそうなりそうだとは思いもよらなかった。私も、その底辺の仲間入りだ。
こっちで生活したい、ただそれだけ。
さらに、ドイツは今景気が悪い。まじ悪い。DürrとかFestoとか採用をFrozenしているという話を、そこで働いている人から実際に聞いたぐらいだ。
ドイツ経済、マイナス成長継続の可能性=連銀
10年ぶりのドイツ景気後退と緊縮主義の終わり 欧州の「今」はどうなっているのか
一方、日本はまだ景気がいいらしい。ってか、現金を506兆円も溜め込んでいるってニュースを見た。将来が不安だから現金を溜め込んでいるとけど、金が余って使い道に困っているって感じでもありそうだ。
日本企業の手元現金が過去最高-大半の国のGDP上回る506兆円超
LinedIn見ると、ドイツなんかよりも魅力的な案件をよく目にする。手取りの給料は、MBAホルダーならば東京で外資系企業なり勤めればドイツで働くよりもより魅力的な給料や待遇を得られることは間違いない。
ドイツでは、MBA持っていてもクズ扱いだ。
もうクズ扱いはいやだよ。
まあ、まだこっちで頑張るつもり。無職期間がこれだけ長いと、日本でもマイナスであろうから。
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