675の不具合修理

またサボっちゃったよ・・・ 昨日(日曜日)は西浦に走りに行ったのですが、帰って飯食ったらそのまま寝落ち。それもこれもみんな、冬の誘惑・コタツが悪いんやー!w で、西浦の話は後日に回して、先に先週の日曜日、675の修理について。

前のエントリーの最後に書いたように、以前から675の排気バタフライバルブ(左の写真にある、エキパイ集合部の排圧をコントロールするフラップ。伝票に書いてあったので多分正式名称)を動かすアクチュエーターが変な動きをしていました。元から結構音が大きかったみたいなのですが、これは交換後に比べてみて初めて知った事実。それだけではなく、夏ごろから起動時に「キュイーン」と音がした後、しばらく(10~20秒ほど)放置しておくと勝手に一瞬OFFになって再起動する、なんて症状がたまに表れるようになってました。夏ごろはホントに「たまに」で、その症状が出た時に、「あ、そう言えば以前にもこんな症状が出たことあったっけ?」って思い出す程度。しかし、秋に入り10月半ば頃からは冷間からの始動時はほぼ毎回見られるようになりまして、セルを回すのに障害になるレベルになってしまいました。11月の6日には以前ここに書いたように、エンジンがかからないのでは?と焦るレベルに。あの時はi-conIIが悪さをしているのかとも思ったのですが(そして、実際修理が終わった今現在も、i-conIIを接続しているといまいち始動性が悪いのは確かですが)、メーター内の「エンジン管理システム機能不全表示灯」が9月以来点きっぱなしになっていて、トライアンフ名古屋イーストさんに診断ツールで何度か診てもらったところ毎回上記のフラップに不具合が出ているとのことだったので、始動性云々は抜きにしてもちょっと修理を要するレベルだとは思っていました。

・・・・・・と言っても、9月も10月も11月も、過去ログを読めば分かるように675でサーキットに走りに行って、特にエンジン周りに問題が生じて走れなかった、ってことはありませんでした。少なくともサーキット走行時においては問題無し。ちなみに、町乗りも何度か必要に迫られてやりましたが、問題無し。なので、絶対修理しなければならない、ってほどの緊急性は無かったのです。なのでとりあえず寒くなるまではサーキット遊びに専念して、オフシーズンになったらバイクを預けてしまえば良いかな、と思って11月末まで修理を延ばしていたのでした。

しかし・・・というかちょうど、というか、その前の週の11月21日(日曜日)に湾スカからの帰り道にトライアンフ名古屋イーストに寄って、「28日あたりを今年最後の走行にするつもりなので、アクチュエーターの注文をお願いします」と言いに行こうと思った矢先、問題のアクチュエーターが完全に壊れてしまったようなのです。というのは、途中でガソリンスタンドに寄り、給油を済ませてさあ出発するかとイグニッションキーをONにしたところ、初めの「キュイーン」という音の後、「キュッキュッキュッ」という幼児の音の出る靴(?)みたいな音がしばらく聞こえてくるのです。初めはホントに近くを幼児が歩き回っているのかと思って探したほど。「キュッ」って音は、いつも「キュイーン」という、おそらくフラップを一旦全開にしてから定位置に戻す一連の動きを終えた後の最後の音として一回だけ聞こえるのは正常なのです。しかしこの時は10回で済まないくらいしばらく「キュッキュッキュッ・・・」と鳴り続けていたのでした。その時は一旦OFFにした後、再起動して無事エンジンはかかりましたが、もうさすがにこの症状を見た(聞いた?)後では我慢できなくなり、即修理のお願いをすることに決心したのでした。

と、長々と修理の決心に至るまでの過程を書いてきましたが、肝心なのはこの「キュッキュッキュッ・・・」という症状を書きたかったのです。店の人にも実際にこの症状は見てもらい、「こんなのはさすがに初めてです・・・」と言われたほど。何が悪いのかは店の人も含めてさっぱりですが、気持ち悪すぎる症状なのでとっとと直すことにしたのでした。

そして28日。西浦の13時枠を走行後、すぐに片付けずにサイドカウルを外すことに。(普通走行終了後は次の人のために早めにピットを空けるべきなのですが、この日は他に空きピットも何箇所かある状態だったので、ちょっと図々しく作業させてもらいました)というのも、今回のアクチュエーターは、このエントリーの上に載せた写真をみれば分かるようにサイドカウルの内側なので、交換修理作業にはカウルを外す必要があるのです。それだけのために数千円の工賃を払うのはバカらしいのと、ちょっと別件でカウルを外そうと思っていたところだったので、広いピットで作業させてもらいました。やっぱり外すのはいろいろ面倒で、全て終わってトランポに積み込み終わったのは14時40分。写真のようにストリップ状態で積み込んでトライアンフ名古屋イーストへ行ったのでした。

交換修理作業はそれでも(カウルを事前に外していたにもかかわらず)結構時間がかかった印象ですが、それでもその場でその日のうちに作業してもらえたのは幸いでした。いや、あらかじめ28日の4時過ぎ、と作業の予約はしておいたのですから当然といえば当然なのですが。で、交換後の写真はその日は日が落ちて真っ暗だったので撮れず、昨日の日曜日にストリップ状態で西浦に運びんでその時に撮ったのが左の写真です。・・・・・・見た目全然変わりないですよね。アクチュエータ(左上の黒い機械)だけの交換で、もともとアクチュエータがそれほど汚れていなかったせいなのですが、ホントに交換したの?といいたくなる見た目ですw しかし、音は明らかに静かになっており、当然「キュッキュッキュッ・・・」という奇妙な症状も無し。警告灯も全く点きません。でも・・・エンジン始動性に関しては普通、としか・・・。i-conIIをつけた状態での冷間始動性は未だに悪いままです。i-conIIを外せばほど一発始動なのですが。そして走り始めると、上にも書きましたが、以前も問題なかったため特に変化は無し。結局、気分の問題、と片付けられそうな修理でした。が、それが後に大きな問題を引き起こすなんてことになっても困りますしね、と自分を慰めていますw って言うか、今交換前の写真と見比べて気がつきましたが、エキパイの熱を避ける為の断熱シート(?銀色のやつ)が貼ってないし!ちょっとこれは気になるので、そのうちホムセンか何かで適当なものを見繕っておこうと思います。

かかった費用は
・排気バタフライバルブアクチュエーター交換 工賃:4,000円(カウル外し工賃は当然入ってません)
・T2203885 ACTUATOR EXHAUST VALVE 部品単価:22,300円
(いずれも税抜き)
となりました。
気分の問題に27000円・・・・・・早まったかなー?w
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