8/29 675車検

もう9月も1週間が経とうとしています。なのにまだ8月のネタが残っているというw さっさと解消します。今回は8月29日(金)に行った、675の車検について。

実は8月11日の鈴鹿東を走ったあと、8月13日の予約をキャンセルしたのは、その日の走りに満足したという理由が大きいですが、もうひとつ、675の車検が控えているのも理由のひとつでした。675の車検満了日は9月27日。なので、「今こけて破損したら間に合わないかもしれない。むしろ、今(11日の走行終了時点)のタイヤを見ると、まだスリップサインが出ていない。ならこのまま車検を受けてしまおう。」という風に考えたわけです。

それで11日に帰宅後、ネットで検査予約をして、検査日を8月29日にしました。あとは車検対策をしなければなりません。私の675については、外装の交換(合わせてヘッドライトも)、フロントウィンカーの交換、スリップオンマフラーの交換、あたりが必須になります。加えて、フロントのブレーキパッドも無くなっていたので交換することにしました。で、問題はその作業日なんですが、どうにもイマイチ日程が取れませんでした。いや、日程的には13日にツーリングじゃなくて675の作業をしろよ、ってな感じで、他に日がなかったわけじゃないのですが、つい後回しにしてしまいました。更には帰省もしたので、後回しどころか、だんだん日程的に厳しくなってきたくらいで・・・。ただ、幸い、8月23日が曇りながらも雨が降らない天気予報だったので、23日に重い腰を上げて作業を行いました。・・・実際には途中でパラパラ小雨が降ったり止んだりの嫌な天気でしたが、降り出す前に電装系がむき出しになる作業(まるごと交換するヘッドライト周りやテールカウルを全部外す必要のあるマフラー交換、ってことね)は済ませられたので、雨が降ることで困ることは殆どなかったのは幸いでした。

そして8月29日。なんと、この日も前日まで晴れ予報だったのに、朝起きたら午前中だけ雨予報、それも8時から9時にかけて小さな雨雲が名古屋を通過する、という予報でした。この日はその前のV11の車検の時とは違って、完全に自走で愛知運輸支局まで行くつもりをしていたので焦りました。が、交換したオリジナル外装はペイントしてもらったあと一度も装着すらしていないまっさらの状態で、さすがに雨の中を走りたくはなかったので、雨雲が来る前に車に載せて、GO! というわけで上の写真のとおり、今回も現地到着時の写真はセレナと675のツーショットとなりました。・・・写真を見ても分かる通り、結局降らなかったんですけどね。ワイパーも要らないくらいの、パラパラとした雨粒がフロントガラスに付着した、程度でw 当然路面も濡れなかったし。なので自走でいけばもっと早くに到着できたのに・・・という気持ちもありましたが、結果論ですしね。汚したくなかったんだから、これで良かった、と思っておきます。

さて、改めまして、外装を交換したオリジナルスタイルの675の写真。やっぱりこっちのヘッドライトの方がかっこいいです。何がこんなに違うのかわからないのですが、目(ヘッドライト)の釣り上がり方がいいんでしょうね、やっぱり。あと、ペイントの塗り分けはFRPのものと同じにしてもらっていますが、「Daytona triple」のデカールだけはノーマル車両と同じ位置に貼ってもらっています。やっぱりこれがあるだけで締まった感じになるなぁ。けれどFRPにもこの位置に貼っていたら、5月の転倒の際にデカール部分が傷ついていたはずで、それを考えると無くて良かったかも、とも思えます(苦笑)

車両的に問題がないわけじゃないんですけどね。マフラーは以前の事故で曲がったままなので、今のフレームに取り付けようとするとサイレンサーカバーがシートカウルと干渉して取り付けられなくなる、とか、その事故の後遺症でリヤシートの左後端が反っていて、カウルの形状に対してちょっと浮いている(右写真)、とか。ユーザー車検としては見逃してもらっていますが、ちょっと微妙なレベルですね。特にナンバーステーに来ているウインカー用の配線がぷらぷらしているのは問題です。サイレンサーカバーがあれば、その内側に収納できるのですが。

あとは上でも書きましたが、タイヤですね。前後ともスリップサインは出ていませんが、ギリギリです。特にリアは、スリップサインが出かかっている溝もあります。あと1時間走れば、もうはっきりと出てくるでしょうね。まぁ、フロントに関しては「攻めてきた直後です」といった風情ですが、溝はまだ十分あるので、車検的には問題ないでしょう。しかし・・・本来なら自走で来るつもりだったので、自宅から検査場までの道中でこのタイヤカスは全部落ちる予定だったのですが、トランポに乗せて来ちゃいましたからね。結局、鈴鹿東を走ったあと、この675で公道を走ったのは5km以下ですw なので、「サーキットを走った直後のタイヤ」になっていても仕方ないですよね。

さて、検査自体はものすごく順調でした。なぜなら、見ての通りヘッドライト検査が一発合格だったから。正直、今回はヘッドライト検査はパスできないと思ってました。なぜなら、リアタイヤのサイズが変わっているから。以前から書いているように、今は扁平率が60の180/60タイヤを履いています。ノーマルの55扁平とは違うため、タイヤの外形が大きくなり、その分、リア上がりの姿勢になりました。そのせいでサーキット走行でも違和感があるくらいだったので、色々悩んで、フロントのイニシャルをかけてフロントの位置を高くすることで、相対的にリア上がりの状態と釣り合わせました。が、変化量を計算してイニシャルをかける量を導き出したわけではないので、あくまで感覚的に、前後のバランスが以前の状態に近くなっている、と思っているだけです。なので、ヘッドライトの向きが下がったり上がったりしている可能性は大いにあるわけです。それが心配でした。ちなみにタイヤの外形が変わるとスピードメーターの表示も正確じゃなくなりますが、車検場での測定速度である40km/hなら、扁平率が55から60に変わった程度では誤差ほどの違いでしかありません。確か実際の40km/hの時に、39km/hとか38.5km/hくらいが表示されたような気がします。もちろん39km/hで「フットスイッチを離す」しましたが、一発で「○」でした。さて、話は戻って光軸の話ですが、上下にずれている可能性は考えられるものの、自宅で軽くテストしてみた感じではなんとなく大丈夫そうだったので、ヘッドライト自身の調整はせずに車検場に臨みました。そして結果は・・・一発で「○」。再検査どころか、「もう一回」すらありませんでした。このヘッドライトは、以前の姿勢の時に一発で「○」が出るように調整されているため、これで「○」が出たということは、今の姿勢は以前の姿勢とほぼ同じ、と判断することができます。これはちょっと嬉しい。なぜなら、「走った印象」で直感的にイニシャルの量を決めていたので、それで機械に「以前の姿勢とほぼ同じ」と言われたのは、自分の直感が間違ってなかったという風にも言えるからです。まぁ、検査器械も多少の許容範囲がありますから、以前と全く同じというわけじゃないんでしょうけど、それでも多分、イニシャルをかけなかったら光軸は下向きで「?」だったんじゃないかなと思っています。それくらい、60扁平に変えてリアが上がりました。なので、「今の姿勢でいいんだ」というひとつのデータが出たということは、心強いといえます。

ともあれ、そんな感じで検査レーンは一発合格でした。そんなわけで、車検証もすぐに発行。9時半より前に終わっていました。V11の時は8時15分についたのに終了したのは9時45分位。それに比べて今回は到着したのが9時を過ぎていたのに、V11の時よりも早く終了しました。やっぱり一発合格は早いですねw

しかし、675も長く乗り続けていますね・・・。これでまる8年乗ったことになります。次に車検を受ければ10年目。まさかここまで長く乗り続けることになるとは思いませんでした。エンジンを載せ替えてまで・・・とかねw 不満がないわけじゃないんですが、買い換えるほどではないというか。買い換えて幸せになるバイクが思いつかないというか・・・w 買い換えたら買い換えたなりの幸せはあるんでしょうが(最高速が上がる、とかw)、100万以上のお金を払う価値のある幸せかと言われると微妙、ってとこでしょうか。675の中速域はやっぱり他にはない面白さだとも思いますしね。というわけで9年目に突入、です。
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