胸部プロテクター

最近、雑誌などでもちょくちょく見かける機会が増えてきた胸部のプロテクター。事故の時に、頭部の次に、強打して死亡事故に繋がる部位が胸なのだとか。で、金で買える安全は買うべき、との信条に基づきここの所数社のものを検討していたのですが、ようやく私のツナギのメーカー、KUSHITANIがツナギ用のものをリリースしたそうなので、見に行ってきました。

KUSHITANIのホームページ上での紹介ページはこちら

7770円と、他社よりも若干高い値段です。例えばHYODのだと6820円。1000円近い価格差は「若干」じゃないかもしれませんねｗ 多分、私がHYODユーザーだったらKUSHITANIのは買わないでしょうねｗ

ただ、KUSHITANIのKフォーム(上の紹介ページ内にも記述があります)には何度も助けられている私。ハードプロテクターよりは衝撃吸収素材を使ったプロテクターの方がメリットは大きいと思っています。で、KUSHITANIの胸プロテクターは、体に接する方にKフォームを、表面の側の外部からの突起物を受け止めるのにハードプロテクターを、という2重(KUSHITANIの紹介ページでは4重くらいに書かれていますが、実質的には2重と考えて良いように思います)構造になっています。で、この構造は私の好みにドンピシャなので「購入決定！」と言いたいところなのですが、ハードプロテクターがどれくらい「ハード」なのかが良く分からないので、実物を見せてもらいにいってきたのです。

で、実物を触った所、指でそれなりに曲げられる程度には柔軟性がありました。初めて触れたときは意外に硬いかなとも思ったのですが。だって私のKUSHITANIのツナギはハードパッド無し、全てKフォームですからね。それと比較すると、ハードパッドはやはりそれなりの存在感があります。しかし、例えば脊椎パッドのようなプラスチック的な硬さはない、というのが「指でそれなりに曲げられる程度」の柔軟性ということになります。これは、装着時に体の動きに合わせてある程度変形しないといけないからなんでしょうね。で、裏は予想通りの弾力。低反発枕の凄く薄い版とでも言いましょうか・・・ｗ　これらの構造から、かなり信頼できそうに感じました。これでダメなケースは・・・V11でハイサイドを起こして体が中に舞い、ハンドルバーが地面に垂直に突き立っている状態のところに胸から落下・・・・・・　想像しただけで震えてしまいますが、用はかなり長い突起物を垂直に胸に突き刺すようなケースでもない限り大丈夫、と感じたわけです。

で、装着方法ですが、ツナギの合わせ目って、ファスナーに沿って生地が出てますよね？（上手く表現できない・・・KUSHITANIならMFJのワッペンとかネーム入れとかが縫ってある所）そこの裏にベルクロの土台（メス側だったと思う）を縫い付けるんだそうです。HP上ではその工賃に1050円と書いてますが、今日問い合わせたら、店内で20分くらいでちゃっちゃっと縫う程度ならタダでも良いよと言われまして。いや、1050円をケチるほどのつもりはありませんが、浜松に送って1ヶ月、とかじゃないのが助かります。今までツナギを預けたら毎回それでしたしね。まぁ、開いた穴のツギハギやら足のクシタニマークの縫い直しやら、ちょっと手間のかかることでしたからね。こけなきゃ済む話なんですけどね・・・。ともかく、ベルクロの土台を（見た目を問わず）縫うだけならすぐにやってもらえるというのがありがたい。そんなわけで、後日都合のいいときに持っていこうと決心したのでした。・・・・・・って、ここしばらく都合のいい日は無いかも知れないのですが orz