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いまだクウガな日々Ver.1.5

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クウガ11-12話の谷峨駅に(04年)。

2016年03月20日 | ロケ地巡り
クウガBlu-rayBOX発売記念「グロンギナイト」で見たクウガ11-12話が懐かしくて、
2004年にロケ地巡りした、谷峨駅のレポをサルベージしてみました。

電車の来る間隔だとか、周囲の景色などは多分変わっていると思うので、
最新情報は、「ごてんばせんネット」や、
そのリンク先「JR東海の時刻表検索」などでご確認を。


ロケ地巡り・EPISODE11「約束」・EPISODE12「恩師」 

 関東甲信越小さな旅(?)『谷峨駅』   ( 2004/09/19 晴れ。)

   

クウガ11話『約束』、12話『恩師』のロケ地、小学生時代の五代が神崎先生との約束を交わした『立花小学校』の最寄駅(と言う設定の)、御殿場線の谷峨駅に行って来ました。
 
千葉に住む自分にとって谷峨駅は、漠然と『中途半端に遠い』と言うイメージがあり、確かに1度行ってみたいけれど、それだけを目的に行くのはちょっと厳しいなぁ…などと思っていた場所でした。

それが偶然にも今回、谷峨駅まで電車で15分足らずの場所に行く用事が出来まして。しかも用事は朝のうちに済み、私は別行動で帰っていい…そんな状況が揃ったら誰だって『求められてる気が』してしまうと思います(笑)
 

事前に下調べ。(※2004年時点で)
谷峨駅までは、新宿から小田急線で新松田駅→徒歩で御殿場線の松田駅へ→御殿場線で谷峨駅まで、と言うルートで行きました。
新宿から新松田まで特急を利用すると所要時間は1時間5分、松田から谷峨までが15分弱、トータルで1時間27分で済みました(新宿発7時。)想像しているより意外に近かったです。料金は特急料金を含めて片道1,610円でした。

乗換駅になる小田急の新松田駅と御殿場線の松田駅は目と鼻の先にあり、ここから谷峨駅方面へのバスも出ています。

御殿場線は、列車の本数が1時間に1~2本ペースなので、事前に乗り換えの待ち時間を確認するようお勧めします。
新松田駅からバスを利用する場合は『丹沢湖・西丹沢・中川温泉方面』の富士急湘南バスで。谷峨までの所要時間は約30分です。ただ、バスの本数も決して多くない(平日は特に)事、運賃が500円以上掛かる事をお含み置きを。(正確には幾らだったか忘れました^^;600円はしなかった筈。)

新松田・松田の駅前には箱根ソバのスタンドや昔ながらの喫茶店、小田急のコンビニなどがあるので、仮に乗り換えの待ち時間が多少あっても、それなりに時間が潰せそうでした。近くに横浜銀行の支店もあったので、うっかり軍資金が足りなかった人(それは私^^;)も安心です。

ちなみに、劇中で桜子さんが辿ったルート
『東京駅→東海道線各駅停車(11:23発小田原行き)で国府津駅→御殿場線で谷峨駅』でも、『駅探』で所要時間を調べてみました。ダイヤは変わっていましたが、劇中と同じように11時台に東京駅を出発すると、所要時間は1時間47分。(料金は1,620円。)11:23発なら谷峨駅着13:10って感じ。…劇中の到着時刻(12:46)は少し早くないか?(^^;)
 

さて当日、既に稲刈りの風景が見られる車窓を眺めつつ、特急内で買ったジュースの賞味期限が来年の3月18日だったりして、ちょっと嬉しくなりつつ(笑)新松田駅に到着。
    ほらね♪

用事が済んで取り敢えず松田駅に行ってみると、丁度いいタイミングで電車が来た所らしく、慌てて切符を買ってホームへと急ぎました。この日は日曜日でしたが、登山らしい装備の人を含めて結構な人数のお客さんが。

      

御殿場線の松田駅には出入り口が2つありますが、小田急線と近い改札の方(北口)は、ホームへ上がるのに地下道のようなところ(実際にはホームの高架下)を通って行きます。また電車の止まる位置がホームのずっと先の方だったので、私を含めて初めて来たらしい何人かのお客さんは焦ってわらわらと駆け出しました。…だって、この電車を逃すと次の各駅停車が来るのは43分後なんだもの^^;

 light※現在の御殿場線・松田駅の構内図はこちら。(JR東海) 

松田駅を出ると、停車駅は東山北(ひがしやまきた)→山北→谷峨なので、本当にすぐ。
…が。降りる時、個人的にひと波乱がありました。乗った電車は、降りる人が自分で扉のボタンを押すシステムのワンマンカーだったんです。簡単だと思いつつも初めての事でドキドキしてました。そして電車が谷峨駅に着いた時、ちゃんと停止する前に焦って1回フライングしました(…どんくさ^^;)ボタンはエレベーターと同じように『開く』『閉る』2つがあって、押し間違いもやってしまいそう(なのは私です^^;)

…このボタン、後で見たら外側にも付いてました。電車に乗るお客さんも自分でドアを開けるんですね。こっちも体験したかったけれど、帰りはバスにしちゃったので外ボタンは押せず仕舞いでした、残念(笑)
 
    

途中の東山北駅には特産品の販売所、山北駅には観光案内所・SLが展示されている鉄道公園があるそうです。春に来ると沿線の桜もとても綺麗だそうです。(『ごてんばせんネット』より)
 

谷峨駅着。無事にボタンも押せて(笑)降り立った谷峨駅は無人駅。一番後ろの車両に乗っていたので、切符は車掌さんが回収してくれましたが、通常は駅の切符入れに入れるようです。改札は存在しませんし切符の販売機もありません。電車に乗りたい時は、まず乗ってしまってから車内で車掌さんから買うようです。(※04年当時の話。)

  

あの三角屋根の可愛らしい駅舎の中には、時刻表や料金表と共に『ワンマンカーの利用方法』が貼られていました。白い壁と、木で出来たベンチが小奇麗な感じでいい雰囲気です。『掃除は近くの人がボランティアでやって下さっています。綺麗に使って下さいね』の張り紙がありました。裏手にトイレもありましたがこちらも普通に綺麗。

ちなみに、駅に着いたのは8:27で、次に来る帰りの電車は一番早くて9:42。…やっぱり帰りはバスにしようと決めました。

    

私の他にも何人か谷峨で降りましたが、ご夫婦で登山らしい方も。西丹沢の入り口にあたるそうで、駅を降りた所に登山の心得を書いた大きな看板がありました。
それから、駅から少しだけ坂を上がった所のバス通りに、丹沢湖と奥の中川温泉を紹介する観光地図の大きな看板が。ロケ地巡りとはズレますが、丹沢湖へはバスで15分、中川温泉まででも20分強と言う感じで、日帰り入浴ができる施設もあるらしいです。

  

駅舎を出た所に飲物の自動販売機があったので、とりあえずここで給水。駅前には、線路に沿うように庭のようなスペースがあって、木陰にベンチと公衆電話、懐かしい赤いポスト。また、少し離れた所には金魚や鯉の泳ぐ池と『谷峨駅開設50周年』の記念碑も。

   

…ちなみにあの三角屋根の駅舎、開設当時の懐かしい雰囲気の建物から平成12年の3月に改築されたばかりだそうです。(『ごてんばせんネット』サイトより)…平成12年と言うのはつまり西暦2000年な訳で。当時、本当に改築されたばかりの駅舎だった事になりますね。

ちなみに、改築前の駅舎は、『ごてんばせんネット』の谷峨駅のページで見ることが出来ます。

        

振り返って駅舎を凝視(笑)今回も事前にDVDを見てから来たので、あのシーンがより鮮明に思い出されます。

かつて神崎先生が、と言うより五代雄介兄妹も、この駅を使った(と言う設定)なんだろうなぁと、暫くあちこちを眺めました。劇中の『山部平行き』と言うバス路線は架空の物のようですが、立花小学校が谷峨駅からバスで1時間以上ある、と言う設定を考えると、かなり山深い場所になりそうです。谷峨駅で見上げた空は周囲を山に切り取られていましたが、小学校はもっと見晴らしのいい、空がもっと近くに見える場所なんだろうな…とか。

…北海道産まれの彼が、何歳の時この町に引越して来て、何歳までここに住んでいた設定なのか(私の記憶違いでなければ)明らかではありませんが、少なくとも彼のお父さんが亡くなった日を、彼はこの町で迎えたんだなぁ…とか、せっかくここまで来たんだから無理矢理にでも浸ってみました(苦笑)…でもしみじみと浸るのには暑すぎる日で(笑)この試みはちょっと失敗に終りました(^_^;)が、その代わりにとにかくすごく綺麗な青空でした。

駅前の木陰として使われている木の中にサルスベリがあって、赤い花を咲かせていました。夏のような気候の日だったんですが、池の周りには早くも赤とんぼが飛んでいたり。

          

劇中、桜子さん達がバスを待っていた所とは、少しずれた場所に上りのバス停がありました。行き先も劇中とは違い、上りは『新松田行き』のみ。停留所の色も違うし、やって来たバスも違う色でした。…あのバス、本当はどこのバスだったんだろう…(あるいはモデルチェンジしたのか)

    

ちなみに、下りは『中川温泉・西丹沢行き』。劇中、『山部平』と共に行き先として書いてある『県立21世紀の森』は、山北町内の観光名所『洒水(しゃすい)の滝』の近くに実在しますが、そちら方面へのバスも、谷峨からは出ていないみたいです。

        

ところで、新松田駅行きバスの時刻表を確認して、私はここでやっと事態を把握したのですが、次のバスは9:27。と言うかそれがここを通る始発みたいなんですが(汗)前述の通り、電車が来るのは9:42。どちらにしろ新松田に戻れるのは10時過ぎ。いっその事、丹沢湖や中川温泉日帰り入浴って手もありましたが(笑)大人しくバスを待つ事にしました。木陰はあるものの、予想外の好天と強い日差し。夏の終りに日焼けしてしまいました(^_^;)

新松田駅方面。 

…あ、神崎先生が田舎ぜんざいを注文していた甘味屋さん『木古里』はありませんでした(多分。)見渡した限りではお店が見当たらなかったので、ずっと駅付近でウロウロ待っていましたが、バスで新松田方面に帰る時、坂を登ったすぐの場所に食堂が1件あるのを見付けました。
…でも、後で調べたら日曜日が定休の店(トラックの運転手さん用・でも一般の人も歓迎)だったようです。
 

そんな訳で、バスに乗り込み松田駅まで。
ここで私はひとつ失敗したんですが、御殿場線の『松田駅入り口』バス停で降りてしまいました。それは行きに利用した北口とは反対の改札口で、かなり離れてたようなんです。もっとも当初の予定では、帰りは御殿場線で国府津まで行く『逆・桜子さんルート』を考えていたので、そこでも全く構わない筈だったんですが…10時少し過ぎに駅に着き、眺めた時刻表には10時台の電車が無く。結局、小田急線で帰る事にして、踏切を探して北口までぐるっと歩いて行きました。

(この後、疲労がピークに達してしまい、小田原まで出て新幹線で帰って来る、なんてゼイタクをしてしまったのはココだけの話と言う事でひとつ(^_^;))
 

余談。
ロケ地を確認しておこうとDVDを見直したのですが、今回は今までになく神崎先生に強く感情移入して見ました。
正直、最初は『五代が来るか来ないか』に自分の教師生命を掛けるなんて随分といい加減なヒト、なんて見ている事が多かったんですが、そう言う弱さを自分も持っているから、余計に拒否反応が出たのかも。

でも、そんな弱さを持っている人の、けれどその一言で誰かを勇気付けられるかも知れない。ああ、人と言う字は2人の人が支え合って(以下省略…や、真面目にそう思いますけどつい^^;)

神崎先生と共に『取り壊しが決まった校舎の門の前で呆然と落胆した』後、少しずつ当時の事を思い出して行って、そして視界が開けるように思い出す、『五代雄介、こう言うのを知ってるか?』がものすごく染みて、もう何度も見ているエピソードなのに、何だかしみじみとジーンと来てしまって。

…これってアレか、まさか桜子さんより神崎先生との年齢差の方が縮まったからとかそんな…ええっ?!(暗転^^;)(※2004年視点での神崎先生観^^;)

  futaba2010年視点の神崎先生観。

  futaba2016年視点での神崎先生観。

          footmark2ロケ地巡り
          fireクウガ熱。
  
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