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里山コスモスブログ

樹木の四季500 ネズミモチ & トウネズミモチ

ネズミモチ・トウネズミモチ・フクロモチ

ネズミモチ(モクセイ科 イボタノキ属常緑小高木雌雄同 株花期6月)
 名前にモチが付くがモチノキ科ではなくモクセイ科。和名は果実の色・形がネズミのウンチに似て、葉がモチノキに似ることに由来。
 葉は対生、葉身は卵形~卵状楕円形、縁は全縁で先端は鈍く尖る(鈍頭)。側脈は不鮮明で裏面を太陽に透かしても不明瞭。
 花期は6月、新梢の先から円錐花序を出して白い筒状花を多数つける。花は杯状の萼壷の先が萼歯状に4浅裂、花冠は4裂平開し反転する。花冠から黄色い葯2個が突き出て柱頭が覗く。
 果実は楕円形の核果で晩秋~初冬に暗灰紫色に熟す。
 フクロモチはネズミモチの変種で、葉が卵円形、節が詰まる。
ネズミモチ 
学名Ligustrum japonicum 
属名Ligustrum 西洋イボタvulgareの古名
フクロモチ
学名Ligustrum japonicum var. rotundifolium  rotundi-folium円形-葉
       var. ラテン語 varietas  英 variety
トウネズミモチ(モクセイ科 イボタノキ属常緑小高木 花期6,7月) 
 葉裏を太陽に透かすと葉脈が明瞭に見える。開花時期はネズミモチより遅く、ネズミモチの花が散った後の6月末頃になる。
 ネズミモチに比べて花数、果実の数が多い。
学名Ligustrum lucidum 
種小名lucidum  lucidum 明るい、光沢のある(葉)  





























TOP (目次)    画像・文 塩城 忠

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