里山コスモスブログ

ヒョウタンとユウガオ (瓢箪と干瓢)





下:カボチャ(瓢箪南瓜)と混植して混同

ヒョウタンとユウガオ (ウリ科 ユウガオ属 学名Lagenaria siceraria var. gourda 雌雄同株 原産地:アフリカ) 食用又は容器用に縄文時代には栽培されていたことが明らかになっている(青森県三内丸山遺跡からヒョウタンの栽培種子が出土)。長く茎を伸ばし、夕方大きな白花(雌雄異花)を咲かせる。雌花は子房下位につく子房がある。既に瓢箪形をしている。果実は徳利や瓢箪形をしている。ヒョウタン(瓢箪)とユウガオ(夕顔 学名Lagenaria siceraria var. hispida) は同一種で、インドでヒョウタンが栽培されるうち、苦味が少ないものが分化・選別されて食用向きに栽培されるようになったのがユウガオと考えられている。ユウガオの果実は球形で巨大に成長しヒョウタンのようにくびれず、果肉は干瓢に加工されたりする。ヒョウタンから瓢箪徳利が、ユウガオから干瓢ができるという訳である。
属名Lagenaria  lagena (ボトル、フラスコ)に感じが似ている意。 

種小名siceraria 不詳  
var. gourda   ヒョウタンの古ラテン語(瓢箪) 仏gourde 英gourd
var. hispida  変種.毛むくじゃらの(英hairy) 或いは 波打った,フリル状の (英ruffled)


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