里山コスモスブログ

樹木の四季500 ルリマツリ

ルリマツリ(瑠璃茉莉 イソマツ科 ルリマツリ属 常緑小低木・半蔓性 原産地南アフリカ) 和名は花がモクセイ科ジャスミン属の茉莉花(マツリカ)に似、色が瑠璃色であることに由来。茎はしなやかな半蔓性、葉は節に4枚ほどが集まってつく。葉身は倒卵状楕円形~へら形で光沢がある。
 茎頂および葉腋から長い花序を伸ばし、瑠璃色/空色の筒状花を密につける。花は柔毛(小突起)の生えた萼筒から長い花筒が出て花冠が5深裂し平開する。その花の姿は高坏(たかつき=お供え物を載せる台)を連想させる。雄性先熟で花冠が開花して平開する頃まで雄蕊5が花粉を分泌し、花冠が平開後強く反転する頃になると雌蕊が成熟して柱頭が5裂する。
 花は薄青紫の花と白色の花が混在して咲くツルハナナス(別項)に感じがよく似ている。ツルハナナスの花は筒状花ではなく、長い花柄の先に5弁花が平開する。
学名 Plumbago capensis  syn. Plumbago auriculata
属名 Plumbago    ラテン語 plumb+ago 鉛+類似 (鉛に似た花色)
種小名capensis 南アフリカの Cape ケープ地方に産する。
   syn. synonym 同義 auriculata ←auriculatus 耳状の












TOP (目次)   画像・文 塩城 忠

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