「ジューンブライド」ということもあって
今月はさすがに結婚式が多いですね~
私の周りでも最近結婚したカップルが何組もいます。
今住んでいるところのすぐ近くに教会があって
今日もみんなに祝福されている花婿&花嫁さんに出会いました
見知らぬ人の結婚式だけど、ちょっと幸せな気分なりますね
結婚式といえば
ある友人が私たちが結婚するときに
贈ってくれたある「詩」がとても印象に残っています。
「祝婚歌」 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざなないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風にふかれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
<「二人が睦まじくいるためには」より>
いつも明るい彼女が
いつになく真剣に心を込めて読み上げてくれた姿と、
こんなふうな二人でいれたらなぁと思えるステキな詩に
出会えたことにとても感謝してます
今度はこの詩を贈ってくれた彼女にこの詩を贈る番です。
あらためて…
結婚おめでとう。末永くお幸せにね