もう何十年か前のこと。
義母は 40歳代に交通事故で大きなケガをしたこともあり 病院に通うことの
多い日々でした。両足の変形性膝関節症で人口骨の置換手術を受けた後も
よく体調を崩し そのたびに夜間の

救急外来に連れて行くのはワタシ

頼れる親族も居なくて 朝でも夜でも子どもをつれて 義母を迎えに行き
病院へ・・を何度も繰り返していました。1度行くと早くても3~4時間は
かかりました。
その頃の医師の診断では「好酸球性肺炎」。珍しい病気だからと 新薬の治験に
参加?したこもあります。とにかく・・何度も緊急入院していました。
ある時のこと。 またまた夜間の救急外来に行ったら 担当の医師が不在で
初めての医師の治療を受けたのですが そこでの診断は「肺」ではなく
「特発性拡張型心筋症」でした。えっ?肺じゃなくて心臓?
こちらも 「最終的には心臓移植です」と言われた難しい病気らしい
のですが(その頃の話です) たまたま新薬が合っていたのか 本人の
体質、体力?気力???が良かったのか・・(転倒して骨折したこともあるし
突然それまでの薬が合わなくなって 治療を受けたこともありますが)・・
それからも約10年近く 90過ぎまで生きました。
認知症ではありましたが明るく穏やかだったと思います。
それにしても 「肺」と「心臓」と同じレントゲンや数値を見ても
全然見方が違って 診断も 当然治療も薬も違うし どういうものなのか
不思議に感じたものです。でも その頃の友人(ご主人は外科医)に言ったら
「診断は違っても結局3年以上生ききたんだから誤診とは言わないわ

」って
言われました。
ふうん。そういうものなんですか

肺炎の診断の時には 花粉が肺に良くないからのと指導で 大好きな植物を
たくさん処分したり 避けたり それまでの好きだったものをいっぱい諦めて
ずいぶん生活のスタイルを変えたけれど 関係なかったのね。(ノ∀`)アチャー