ワンクリック詐欺…っていうのかしら？

ほっとんど使わない携帯電話の今月の請求額が４７ユーロ。
毎月20ユーロに達しない私には驚くべき金額。



なぜかと思って調べたら、データトークとやらに３１ユーロもかかってる。


思い当たるのは携帯とパソコンをbluetoothで繋いでいることだけ。

ここから随分と離れた友達に電話しようとも１ユーロかからないのに
目の前のパソコンと１mも離れていない携帯を繋ぐのに3000円もかかるとは！
おやまぁ、びっくり。
最近、手作りのものを作っちゃあ写真を撮ってパソコンに送ってたからなぁ。

と思いつつ、請求書に出てきたCIF（会社の登録番号みたいなもの）を
入力して、グーグルで検索したら………





『訴えようぜ「データトーク」』っていうコミュニティが現れた。
読んでみると「電話の請求を見てビックリ！20ユーロもデータトークにとられた！」みたいな苦情がいっぱい。
どうやら詐欺的なものに遭ってるらしいよアタイ。。。





深夜に797979というところから宣伝みたいなsmsが入りだしたのが先々月。
facebookで「mercadonaの金券プレゼント！」に意地汚く応募をした時から
来るようになったこのメール。
深夜に来る上に「おもしろいゲームどうぞ！」みたいなURLが送られてくるのね。
この発信元が「データトーク」という会社だったわけ。
で、このメールを受け取るのに料金が課せられていたらしく
1回あたりのsmsの受信料が1.2ユーロ。しかも１度に２通届く。
合計１か月で31ユーロ。


さっそく電話会社に電話をしたら、やっぱり会社への苦情が最近多いんだそう。
とりあえず着信拒否が出来るそうなので、お願いしたとこ。
来月も若干データトークの通話料はきっと落とされることになると思うけど……。



ああ怖い。

妙齢なんす

コプと散歩中。

「来年は確実にアラフォーだもんね」と私に言う彼。
「いや、すでにアラフォーです」と答える私。

１歳、年齢を勘違いしてたそうで。

もうね、３７でも３８でも４０でも、なんでもいいんす。

でもね、見るからにおばさん…な老け方をしないようにと思うんす。
とコプに言ったら





大丈夫、君はこれからおっさんになるから。。。って。





ぬー。



そこで頷いたアナタ！



ぶー！！

クリスマスがやってくる

先週の金曜日「マドリードのクリスマスイルミネーション開始」との情報を友達から聞く。

私は2007年12月からこっちに住民票を持って住んでいるはずなので
今回で………５回目のクリスマス（らしい）。

スペインがバブルの時代に住み始めてどんどん不景気になっているので
年々、イルミネーションがしょぼくなっている感は否めないけど、
それでもやっぱり、イルミネーションは心躍る。
昨年からは消費電力を少しでも減らすため、LEDの照明を使ってるんだって。

金曜日の洋裁教室の帰りは、それはそれは街は賑わっていて
でっかいツリーがあるソル駅にはハロー・キティが風船を配っていたよ。
でも、キティちゃんはケータイで話をしながら配っていたらしく
友達が「キティが！！！ケータイで話してるヨ……」と呆れつつ興奮していました。



チュエカ駅を出てすぐのチュエカ広場。
色とりどりでキレイだったよ。


ソルのコルテイングレス。
マドリードではクリスマスと言えばコレ。

おほほ

１人で散歩がてら街を歩いていたら………




ナンパされましたヨ！！！





しかも、今回はおじいさんじゃなくて若者！！！





グランビアをカジャオからスペイン広場に向かって歩いてたら、
「アトーチャに行きたいんだけど、どうやって行けばいい？」と言われ
なんで、アジア人に声かけるんだよ…と思いつつ顔を上げた。

「歩こうと思うんだけど…」と言うので

「時間かかるよ～」と答えると

「じゃ、タクシー？」と言うので

「すぐそこにグランビア駅があるから１番線に乗って行けばすぐだよ」というと

「君はなんて優しいんだ！名前教えてよ」と若者。

「ウタコだよ」となんでだか名前教えちゃう私。

「ウタコ。お茶しようよ！！」

おおう！ナンパじゃないのっ！！！と思いつつ
「ごめん、時間ないよ」と答えると、

「じゃあね、ウタコ。知り合えてよかった」そんなようなことを言われた気がして
「ベソしよう！」


「ああ、ベソね」
と、もちろん挨拶のベソ（キスともいう）をして、分かれる。


日本にいたら、見ず知らずの若者と顔を付けるなんて考えられなかった私が
「はい、チュッチュッ」って出来ちゃうようになっちゃうなんて……
習慣ってのはすごいもんだなぁ…と思いながら帰路につく。



もちろん、分かれた後、鞄の中を探って、財布があることを確認しました。。。
こちらの習慣もすごいもんだ。

目指せ御殿！！

昨日、カフェのトイレでふと思いついた発見。
あんまりすごいんで、トイレを出てコプに告げる。
彼も「それはいい！」と興奮気味。

帰りのバスの中で２人で特許を取ろう！と大盛り上がり。




あ…………バス乗り過ごした。。。



自宅の最寄の停留所より１つ先に降り立つも２人の特許熱は冷めることをしりません。
２人で急いで家に帰り、試作品を作る。




うん、やっぱりなかなかいい！



余談だけど、私、夏休みの「発明工夫」大好きだったのね。
理科の先生にも「今年のはいけるな！！」とか言われちゃうくらい。
ま、全然ダメだったんだけど……。




というわけで、今、特許について調べています。
「御殿建っちゃうぜ！」がコプとの合い言葉。
んが、特許ってビックリ！かなりお金がかかるのね。
御殿建つ前に生活切り詰めなくちゃ…な感じ。
…と思ったら、ちょっと安めの「実用新案」とか「意匠」とかもあって、何がなんやら分かりません。

ただ、あんまりテンションが上がったのと、私だったら欲しい！のでどうにか頑張れないものかと…。
頑張ったところで、これを商品化させるのに営業したり、商品化してくれる企業を探したり
いろいろしなくちゃなりません。

やっぱり、御殿は一筋縄では建たないことが分かりました。




むむむむむ……。

叫ぶ時は気をつけて

母親から電話で聞いた話。



ある日、父親が朝８時頃車で出かけるので、母親が玄関まで送りに出たところ


ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


という大声が。
大声というにはぎゃーぎゃーなので、サカリの付いた猫の鳴き声か
赤ちゃんとか子どもが泣きわめいているみたいな悲鳴が、延々と続いていたそう。

母が父に「これ何の声？」と言ったところ、父は「ネコじゃろ」って。


「ちょっと違うかも？」と思った母が耳を澄まして悲鳴の方向をさぐったら………


お向かいさんから聞こえている。。。



母親大慌て。
玄関や窓を開けようとしてみたものの、どこも鍵がかかっている。
そのあいだも、「ぎゃーーーー」は続いている。



うちのお向かいさんは、８０歳は越えているであろうおばあさんの一人暮らし。
近所に息子さん夫婦がすんでいるらしいんだけど、うちとの交流はほとんどなし。
同じ町内会で、息子さんと知り合いのお宅へ行き事情を話し、息子さんを呼ぶことに。



もちろんその間も「ぎゃーーーーー」は続く。



聞こえているかどうかは分からないけど、今度は母も叫ぶ。
「息子さん呼んだヨーーーーー」
「だいじょうぶーーーーーー？」
「がまんしてねーーーーーー！」


と、おばあさんの声が悲鳴以外に聞こえた。

「イタイ……イタイ………」



もしや血だらけのおばあさんを発見してしまうことになるのか？
ちょっと母はびびったらしい。
が、おばあさんに呼びかけ続ける。

「デンワかけようにもかけれんのう」（でんわがかけたくてもかけられない＝動けない）

今度はそんな声がしたらしい。
母、ドキドキ。




そうこうしていると息子さんとそのお嫁さんが"自転車とランニング"で到着。
お嫁さんは「昨日もどこそこが痛いって言ってたから……」と。
たいしたことないだろうと母に言いたいらしい。

ただ、息子さん夫婦も来たことだし母はすることがなくなったので、家に帰り、
おじいちゃんの家の畑仕事をしに出かけた。

その後音沙汰もなく、どうなってるだろう？と心配していたところ息子さんとばったり遭遇。




息子さんの話しに寄ると



おばあさんは夜中の３時に家の中で転び、動けなくなっていたそう。
夜中に大声をあげることに気が引けたので、朝になってから大声をあげたらしい。
ただ、大声をあげ始めたのがいつのことかは分からないけど、
たぶん、長い間叫び続けていただろうに、ギャーギャーしか言わなかったので
誰もがネコか子どもだと思い、悲鳴だということに気づかなかったみたい。
そんなおばあさん、両足の付け根を骨折しちゃってたんだって。



大けがをして、誰かに助けを求める時は、具体的に叫んだほうがいいね。

思わず買っちゃう

今日、コプとぶらぶら散歩中、ワインを買おうということになり
初めて見かけたチェーンのスーパーに入ってみた。



レジの脇に安売りコーナーがあって








どどーんと、カプリソーネですよ。
思わず買っちゃった。
カプリソーネと言えば、聖子ちゃんですよ。





この動画を探すため、検索ワードに「カプリソーネ」と入れてみた。
検索結果の一番上はwikipedia。
動画が見つかることもすごいし、wikipediaもすごい。

私の『選挙投票日』

今日はスペインの総選挙の日。
多分、政権が変わっちゃうんだろうなぁ～な日。
政権が変わると外国人の私たちにとっても、変化が起きるんだろうな。


そんな今日は、テレビの音で目が覚める。


今、コプは大忙し。
大きな選挙の時は、報道のお客さんから通訳の仕事をいただくことが多い。
ここ数日、取材に行ったり、籠って記事を書いたり。
今朝は朝からニュースを見たり、ネットで記事を検索したり、
お客さんと電話で話したり。
そんなわけで、朝寝坊の私はテレビの音で目覚めた。

我が家は居間に１台テレビがあるだけ。
そして、私のパソコンも居間にある。
彼が忙しく仕事をしている空気をぷんぷんさせているので、
私は寝室へこもって、母親と長電話。

パソコンとテレビから離れられない彼用に
手巻き寿司風におにぎりをつくり、お昼ご飯をつくり、
夕方にはお客さんのホテルで仕事をするために出かけるというので、
ご飯を炊いて、手を汚さずに頬張れるよう、おにぎりとひとくちハンバーグを作る。
ひさしぶりに、こんな風に「女房的仕事」をしたから自己満足。


今は、お弁当とお茶を持ったコプを送り出したので、
私はお先になんだか気忙しい数日の終わり。
今日は10時からマラガの試合もあることだし、
夕飯は弁当の残りで十分だし、のんびり過ごしちゃおう。

頑張れマラガ！
頑張れファンちゃん（ニステルローイ）！
………今日は出るかな？

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追記。
ぬ………！！

ただ今、夜９時５０分。
サッカーを見ようとテレビをつけたら………。
マラガの試合は明日の夜だそうな。ちぇ。

気持ちよく散財

今日は、久しぶりに布屋さんに行ってきた。
目的は、型紙用の紙を買うため。


とはいえ、買い物好きの私が、紙だけで終わるはずもなく。




お義母さんに作ろうと思っているスカートの布　１枚（3.5mで14ユーロ！もとは20ユーロ/m）
ハギレ：自分のスカート用　２枚(2ユーロと４ユーロ)
ハギレ：帽子用　１枚（3ユーロ）
ハギレ：スリッパ用のキルティング生地（1.8mで8ユーロ。もとは11ユーロ/m）

なんてステキなのかしら！
ただ、着てると布って重くないのに、持ってると重いんだよねぇ。
ふぅふぅ言いながら、帰路につきました。


さっき、お義母さんがうちにちらりと寄って行ったので、布を見せて興奮しちゃったヨ。

いい加減なのか？せっかちなのか？

布草履を作って売りたいと思い始めてから、コツコツ自分で修行を積み、
上手に作れるようになったし、スピードも上がってきたので
よし！売るぞと思ったんだけど、なかなかトントンとは進まない。

語学力不足と思い切りのなさが災いしているのは明らかだけど、
スペインのショッピングモールサイトにも一端があると思うのよ。

売上はポイントに換算します！とか、仕組みも手順もどうも分かりづらい。

ちょっといいかな？と思うサイトを見つけたのだけど、集金の仕組みがまるで書いていない。
私がそのモールを使う使用料がクレジットカードやpaypalで支払えることは分かったけど
私はどうやって商品の代金をもらえるのか、何を登録しなければいけないのかさっぱり分からない。
あんまり分からないので「教えて！」とメールしたところ、返事がきた。




勝手に私の名前をもじったパスワードまで作ってくれて、



「登録してちょーよ」


パスワードは「utakomadrid101」
このパスワードでログイン出来ますって。
（パスワードはもちろんウソです）



登録するなんてひと言も言ってないのに、お試し期間は１ヶ月！って。
すでにカウントは始まっているのかしら？
結局、始めてみないと集金の方法はわからないみたい………。

考えちゃうけど、前に進め！って暗示かも？

進んで転ぶか？
進んで飛べるか？
進まずに転ばぬか？


むぅ～。
今は「進んじゃえ」と心の中の私が囁いています。