2泊3日のセビリア・コルドバ旅行から帰ってきました。
いや~暑いね。
マドリードも暑いけど、太陽がさらに強いね。
行きのAVE(新幹線)は混んでいたけど
女ふたり気ままな旅行だったので、電車もバスもホテルさえ予約なし。
バックパッカーか?ってな気楽さ。
スペイン語がペラペーラだと思って頼り切っていたのだけど
私と同等のスペイン語能力の彼女とどうなることかと思ったけど
どうにかなっちゃった。
11時に出たAVEは1時過ぎにセビリアに到着。
駅にある観光案内所でホテルも予約してくれるというので頼むことに。
「5つ星でもいいんだけど…」と私のほぼスポンサーヤッコさん。
でも店員さんは、私の素足にスニーカーっぷりに
2つ星だけどキレイよというホテルを紹介してくれた。
タクシーに乗り、旧市街にあるホテルへ。
ホテルに着いて一息ついて昼食を食べに出かけようと準備をするが
携帯電話がないことに気付く。おりょ? おりょりょ?
タクシーに落としたかも???
んが、私ったら自分の番号覚えてない。
仕方なく、唯一覚えているコプ氏に電話をし、事情をバラし、
番号を教わるとともに、対処をお願いすることにした。
…が、私だけ何もしないわけにもいかない。
ので、電話をかけてみると、運転手さんが出た。
「ホテルモリーリョで下りたキミだろ? 15分か20分で持って行ってあげるよ」
きゃ~!運転手さんなんて良い人だ! 心なしかかっこ良かった気さえする。
プラサ・サンタクルスで待ち合わせをし、心ばかりのお礼をしたら
なんだか運気上昇ってな感じになってきたので、ヤッコさんとちょっと散歩をして
その後中華レストランで食事(ヤッコさんリクエスト)をした。
ちょっとお腹を減らすためにまた散歩をし、5時過ぎにひとりで
アラブ風スパ『アイレ・デ・セビーリャ』へ行ってみる。
いつも入場料とかサービスとか、他人様がやってくれることは
コプ氏任せなので、何を言っているかあーんまり分かんない。
英語で言ったほうがいい?と聞いてくれるが、スペイン語のほうがまだマシなの…と
何度も説明を受け、汗だくになったのでいざ風呂へ。
塩いっぱいのお湯やらジェットいっぱいのお湯、
なんだか幻想的な風呂集団(熱/ぬるい/冷)とサウナがある。
ほかにも屋上がテラスになってたり、
チョコレートマッサージとかワインテラビーもあるそうだけど
ちょいと覗いてみたかっただけだったので、私はお風呂だけ(20ユーロ)。
ここは水着着用の男女混浴。
湯気もうもうで顔の彫りの深さは分からないらしく、
外国人だからみたいな遠慮のないスペイン人が更に遠慮なく
私に「スリッパはどうするんだ?」とかいろいろ聞いてくる。
質問攻撃のあとはカップルのイチャイチャ攻撃だ。
1つの風呂に5人くらい入っているのだけど、
気付くと右の端に1カップルがイチャイチャ…
左の端でカップルがチューチュー
ど真ん中で私がプカプカ…。
しかも端4人の視線が「あの…思いっきりジャマなんす」って言ってるよ。
そうかもしれないけど、私だって同じ20ユーロ払いましたからね!と
強気でプカプカし続けるのだけど、奴らもイチャイチャ・チューチューし続けるので
息を強く吸い込み、極力胸を張り、ウエストを細くしてカップル風呂をあとにする。
けっこうきれいな女の人でもウエスト太かったから、セクシーさでは負けるけど
ウエストは私のほうが細いぞ!ってアピールしたかったんだもの…
そんなこんなで2時間くらい風呂でプカプカ攻撃を続け、ホテルへ戻る。
8時前になったので、夕飯を食べるバルを物色する。
すごーくおいしいバルを見つけたのだけど、名前は忘れちゃった。
ワインをカブガブ飲み、ガスパチョとアーティチョークと赤ピーマンを食べ1日目は就寝。
(セビリアでは携帯を落としたショックと緊張でカメラを持ち歩きませんでしたので、写真がないの)
翌日バスに乗り、コルドバへ。
ツアーのパンフレットでよく見るひまわり畑を見て大感激をする。
コルドバの駅にはホテルを予約してくれるカウンターはないので
メスキータ付近までタクシーで行き、3つ星のホテルに飛び込む。
メスキータの入口まで徒歩3分のホテルは1泊49ユーロ。すごくない?
寝るところを確保できたので、また飲んで食べる。
ちょっとはずれにある植物園に足を運ぶが、閉まってたよ…。
朝8時半に開門だというので、そうそうに寝る。
翌日8時半と同時にメスキータを見て、幻想的っぷりに感動する。
歴史的なこととか、宗教的なことは分かんないけど、
信じてる神様のためにいいものを建てたってことは分かる。すごいなぁ………。
この辺りはパティオ(中庭)や家の外壁に花をプランターで飾りきれいな小径を作っている。
で、そういうとこ巡りをしたのだけど、そうそう見つからない。
観光案内所で「きれいなパティオが見たいのだけどどこにあるの?」と聞いたら
「もう終わったわ」と言われる。
んも~スペイン語が拙いからってそんな断り方失礼じゃない?思ったが
パティオ祭りってのが5月の半ばまでだったみたい。
うちのゼラニウムも旬は過ぎてるんだから、そりゃ当たり前か…と思いつつ
私のスペイン語が伝わっていたことに喜びを感じる。
↑ホテルのパティオはきれいだったよ。
が、町中でパティオが見られないのは残念だったので
タクシーに乗り「ビアナ宮殿へ」。
ここは12個のパティオがあって、すごーくキレイ。
大満足したあとはコルテ・イングレスでこの地域のワイン
さっぱり辛口で美味しかったViñaverdeをお義母さんに
ちょっとだけ甘口で大好きだったMarques de Elicheを自宅用に買いました。
マドリードでも売ってるかもね。
そんなに親しくもない年齢も離れた人との旅行は疲れるかな?と思っていたけど
すごーく楽しく遊んで帰ってきました。
が………不覚にも半袖で出歩いたら初日から蕁麻疹がどどどーーーーっと。
せっかくだったので、お酒も控えず、遊んだので
さっぱり蕁麻疹は治りませぬ。顔と腕と首がブツブツ祭りです。
というわけで、せっかくの一人暮らしですが、少しだけ遊ぶの自粛中です。