すずめのたまご、2個で1円だった

ピーナッツの駄菓子をぽりぽり食べながら思うことは、10円で20個も買えた雀の卵の甘辛い醤油の味。
小学校や公園、子供の登下校の通りには駄菓子屋さんがあって、店頭でお菓子のばら売りをしていた。
そのころ10円もあれば上等。
雀の卵を紙袋に入れてくれる御婆さん（たいてい御婆さんが店番）が、数を間違えないようにじっと見ていた。
仕事、やり辛かっただろう、御婆さん・・・。

雀の卵が残り少なくなると『おまけ』を入れてくれた。今ならコンビニの一番くじのラストワン賞みたいな嬉しさかな。

現在も売っている雀の卵。勿論ばら売りではない。
自由にお金を使える大人になったら10個、20個などじゃなくお腹一杯食べたいと願っていたけど、大人はそんなに食べなくても満足出来るということを大人になって知った。

あの頃の感激を味わうことが出来ないのが残念・・・。

新じゃがに目がないのです

この時期ならではの新じゃが芋が好きです。
昨日も食べたけど買い物に行くと新じゃがを買ってしまいます。
今日は甘辛煮。
甘いお醤油の香りが部屋に満ちほくほくの出来上がりです。
食卓に出す前に作った人の特権で必ず2個は食べてしまいます。
ほんとうは冷えて少し固めに締まった甘辛煮が好きなんです。
一回で食べきれない程作って冷蔵庫で冷やして楽しみを次回へと繋ぎます。

ドラクエⅠにスマホが使えたら

スーパーマリオでゲームの時代が開かれた私のゲーム期だった。
一面をクリアするごとに次の面へ進むことが出来るのは、やればやっただけの成果があった訳で、それはもう時間の許す限り・・・。
大人の特権で子供には制限しつつ夜な夜なゲームに励む。
新しい面を子供に見せては、まともじゃない優越感があった(笑)

RPGのドラクエⅠで泣かされたのはセーブ機能が「復活の呪文」だったこと。
意味不明（のような）ひらがなを自分で書き写し、再度プレーのときにその呪文を入力する。
これが難儀だった。
正確に書き写したつもりなのに「間違ってる」と無残にも役立たずの呪文となり、頑張った時間は水の泡と化した。
いま思うこと、あの時代にスマホがあったらと。
書き間違うことなんかなかった・・・。