今日一日が幸せでありますように

平凡な一日を精いっぱい生きていこう

振りかえることなく、振り返って

2013-10-05 | 日記
なんとも可笑しなタイトルだけど… 

入院した日のこと。

午前中の指定された時間にはまだ余裕があり、入院用品を持ったまま、大勢の患者さんや付き添いの人がごった返す長椅子の隅にかけて待っていました。

ホテルのチェックインを待つ!って感じでした。

受付の係の方が手隙になったタイミングに名乗ってみました。

内線でこちょこちょと話をつけて病室へ案内できますからと看護師さんへ荷物を渡すみたいに、「私」を病棟へ移動。

手術前日のやるべき事は、麻酔科の先生からの説明を受けて同意すること。
採血、剃もう、夜の入浴(しっかり洗ってくださいね~、と)

食事はお昼と夕飯、どちらも普通食です。食欲が落ちるくらいナーバスになっていないけど、一人で黙々と食べるご飯は美味しくない…。でも完食(笑) 

夜9時の消灯を待たずに就寝。カード式のテレビがベッド脇にあるのだけど、まだ置物化していました。
家から持ってきた時計だけがいつものように動いていました。

次の朝。

いよいよ手術当日。

6時に検温、浣腸…(予定だともっと後だったから不意をつかれました…。)
  9時から手術なので8時くらいに家族の到着。
  最後の別れっぽくならないように普通に普通の会話をしてました。
  病室で手術着に着替えて 、看護師さんと二人で手術室へ。
  10室以上の手術室があるとかで、手術室の入口は長い列。
  これからこんなに沢山の人が同時に手術を受けるのか…、びっくりです。
  名前確認後、ストレッチャーで手術室へ。
  
9時手術台の上。
  担当の先生に挨拶。いつもの笑顔に安心です。
  他にも顔見知りの先生、麻酔の先生、看護師さん多数。ざわざわしてました。
  チラッと壁の時計をみて9時を確認(笑)
   
  沢山の計器に繋がれて背中に局所麻酔を一本。その次に硬膜外カテーテルの針を刺す。
  ここだけは緊張しました。
  その緊張もつかの間、点滴から麻酔薬が入りますね…と云われ『はい』と答えた瞬間   に、眠りに落ちました。
  三つくらい数えてから眠るのだろうと何故か思っていた私。
  
  不安もへったくれもなく、あっけなく撃沈でした。

  
名前を何回呼ばれたのかは定かではありませんが、看護師さんに起こされて手術が無事に終わったことを聞いたのが12時をすこし過ぎていました。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする