ここ10年くらいの社会の変化をまとめて整理してくれてます。
そして、世界はここまで進んでいたのか!と驚いたよ。
で、なにが”フラット化”かというと、大航海時代、産業革命とどんどん世界は狭くなったけど、今度は光ファイバーインフラとPCテクノロジーで、世界はフラット化してますよ、というお話。
アメリカの仕事の一部を、今はインドでアウトソーシングしてるんだって。
あまりの未来っぷりに驚きますよ。
ちょっと前まで、インドのIT技術者はアメリカにいって仕事をしないといけなかったのが、インドにいるままで、ネットを使って仕事になるそうで、移動コストも少なく、給料も安く雇えるそうです。
日本は日本語の問題があるから、外国へのアウトソーシングは製造業だけだと思ってたら、実はすでにいろいろなものが中国にアウトソーシングしてるそうで、それも驚き。
アニメの色塗りをアウトソーシングしてるのは、知ってたけどね。
しかし、世界がこんなになってたって、いままで誰も教えてくれなかったよ!
俺が寝てただけ?(w
世界は狭いどころかフラットになっていくなか、その本をマクドナルドで読んだあと、西友でウォルマートの作った997円の時計を買いました。
マクドナルドは世界一安い材料を大量に買い付け、スケールメリットで儲ける会社です。
ウォルマートも世界一安いところで大量に作って安く上げる手法だそうで、時計のはムーブメントが日本製で、それ以外は中国製です。
というわけで、世界はすっかり変わっていたのに、俺が寝てただけのようです。
起こしてくれて、ありがとう。
寝ている方にお勧めの1冊です。
(あ、下巻もあるので二冊か)
![]() | フラット化する世界(上)日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る |
![]() | フラット化する世界(下)日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る |