名探偵のUSJ日記(DETECTIVE'S USJ DIARY)

2009年12月からブログをしています。

なぜスヌーピーはジャズなのか

2024年01月31日 18時25分43秒 | インポート

さあ、いよいよ本題です!音楽を担当したのはヴィンス・ガラルディというジャズ・ピアニストでした。きっかけはパイロットフィルム版の前年、1964年に放映された『ピーナッツ』のドキュメンタリー番組の音楽の依頼を受けたことにあります。当時、プロデューサーのリー・メンデルソンは、ピーナッツの子ども向けでありながらも大人っぽい感じを表現したいシュルツの意向を音楽に取り入れたいと考えていました。ある日たまたまラジオを聞いていると、子どものような軽快さのあるジャズが聞こえてきて、「ほれきた!」とひらめいたそうです。子どものような軽快さのあるジャズがまさしく子ども向けでありながらも大人っぽい感じを表現していたのです。そして、それを演奏していたのが、ヴィンス・ガラルディでした。ジャズを子ども向けアニメに採用することは革新的でしたが受け入れられるかというリスクも大きいでしょう。これを推し進めることができたのは、シュルツとメンデルソンがヴィンス・ガラルディの音楽に絶対的な信頼を持っていたからだといいます。ええ話や。つまり、スヌーピーがジャズなのは、ざっくり言うと、プロデューサーの超絶ファインプレーがあったから。でした!!

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