バセドウ病って?!

ダイビングから最近の闘病日記などです。

バセドウ病

2007-08-23 20:31:39 | Weblog
最近 茨木のり子さんの詩集を読んでいる
きっかけは"テージセー"の中で平野先生が詠んでいた"自分の感受性くらい"と言う詩。ほかの詩も読みたくなって、おんなのことば、対話、落ちこぼれ、よりかからずと続けて読んだ。
その中に"ピカソのぎょろ目"という詩がある。
ピカソはバセドウ病だったに違いないと思いたった茨木さん、自身もバセドウ病を患っていたという事に一気に親近感が沸いてきた。
バセドウ病でTSHレセプター抗体が多くなるとどう言う訳か抗体が目の筋肉を刺激して大きく発達させたり、脂肪が付いたりする。そのため目が後ろから押し出され、常にびっくりしたような大きく見開いた状態になったりすることがある。またうまく目の動きのバランスが取れなくなったりして物が重複して見えたりゆがんで見えたりする複視という状態になることがある。
ピカソのキュービズム それはバセドウ病の複視から来ているのでは?という発想に”あ~、そうかも”って納得してしまった。