バセドウ病って?!

ダイビングから最近の闘病日記などです。

メルカゾール

2007-09-20 22:24:53 | Weblog
甲状腺のホルモンの作られ方
食べ物から摂取した無機ヨウ素は甲状腺中のベルオキシダーゼの働きによって遊離ヨウ素(有機ヨウ素)になる。このヨウ素1つとアミノ酸がくっついたもの(MIT)やヨウ素2つとアミノ酸がくっついたもの(DIT)が作られる。MIT+DITがT3,DIT+DITがT4で、そこからアミノ酸が取れたものがFreeT4、FreeT3だ。
メルカゾールはベルオキシダーゼの活性を阻害、働かせないようにすることにより甲状腺ホルモンの合成を抑制する。
ベルオキシダーゼをもう少し詳しく調べてみると、過酸化水素を用いて物質の酸化反応を触媒する酵素って書いてあった。過酸化水素っていったらあの消毒で使われるオキシドールになるものだ。体内にも過酸化水素が存在することにびっくりした。
中外製薬のメルカゾールの説明を見るとこの作用のほかリンパ球の数を減らし抗体数を減らすという記述もあった。甲状腺ホルモンの合成を抑制するだけでは無かったのだ。
確かにリンパ球の数はこの2ヶ月で減っている、でも抗体は増えてる。