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2008年11月18日「選ばれし人となるためには」渋谷 御巡錫

2010-07-14 12:15:58 | 宗教
2008年11月18日「選ばれし人となるためには」渋谷 御巡錫
 
渋谷支部 御巡錫御法話
2008年11月18日(火)
「選ばれし人となるためには」
     
 
こんにちは。
渋谷支部の皆様、また衛生会場の首都圏の方々、本日は、平日の開催のもかかわ
らずご参加いただき、誠にありがとうございます。
本日は、「選ばれし人となるためには」という演題を選びましたが、本日、ここ
にお集まりの皆様は、もう、すでに選ばれし人なのかもしれません。ですから、
後から入ってくる人への演題かもしれません。私は、すでに実践していますとい
う人も多いかもしれませんね。
さて、選ばれし人とは何かということですが、宗教的に見て、廻りから尊敬を受
ける人とは、どういう人か、どういう人間であれば廻りから尊敬されるのかとい
うことでしょう。
私は最近は、正しき心の探求や四正道などを、あまり語っていませんが、これを
今の言葉で話すと何になるかというと、八正道の正見にあたります。
正しい見解に、実はなります。そして、その内容とは何かというと、結局は「正
しい信仰観を持つこと」、これに尽きると言って過言ではありません。
幸福の科学も、宗教としての実績を積み上げてきたので、信仰観を述べてもいい
時期に来ました。
今までは、多様な話をしてきましたが、ここの所、重点的に説いているのは、「
エル・カンターレ信仰」です。
世界の大きな宗教は、どれも中心があります。中心がないと、大きな広がりはあ
りません。海外伝道を始めてから、特に「エル・カンターレ信仰」を立てないと
いけないと思いました。
今までは、霊言集なども多数出してきたので、これまで自分が入っていた元の宗
教の宗祖を信仰していた方なども、多いのではないかと思います。
多数の霊言集は、あの世の存在証明にはなりましたし、個性ある人間が存在し、
あの世に還っても、個性ある存在として輝いていることの証明にはなりました。
しかし、その個性の違いによって宗教に違いが出てきて、これがある時には宗教
戦争の原因になったりもします。
特に、一神教は他を排斥することがあります。
幸福の科学は、イスラム教や、キリスト教圏の一神教ではありません。キリスト
教は、古代ローマ、ギリシャの神々が、すべて間違いのように考え、ローマ帝国
でキリスト教が国教になると、ローマの神々の神像を破壊したりしました。
幸福の科学では、高級霊界には菩薩や如来など神々が多数おりますし、今日お集
まりの皆様の中にも、一部はいらっしゃいますね。ですから、一神教を立てて、
他の菩薩や如来を否定するのではありません。
歴史的には、宗教はシンプルでありたいために、他を否定し排斥しやすいですし
、特に熱心になるほど、そうなりやすいです。私は、イエスを指導していました
が、キリスト教によってヘルメス神像が壊されるのは、少し残念でした。
確かに、少しリストラは必要なのかもしれませんが、ALL  OR  NOTHING ではあり
ません。エル・カンターレの立場は、一神教ではなく、至高神という立場なので
す。エル・カンターレが、一番高い立場にあり、そのエル・カンターレの考えの
下に多くの菩薩、如来が集まって、それぞれの立場での仕事を行っているのです
イスラム教は、アラー以外に神はなしとして、バーミアンの大仏をロケット砲で
壊しました。ブッシュは、イスラム教は悪魔の教えと考え、同情心はなく叩いて
います。
確かに、多くの神々がいて主宰神として立つときに、個性の違いは多少は出てき
ます。しかし、この違いを認める寛容さの土台のうえに、エル・カンターレは一
番尊い存在なのだという立場なのです。
私は、キリスト教の間違いを指摘することもありますが、それはキリスト教を十
分に理解したうえで、間違いを指摘しています。しかし、弟子が、これを述べる
と、全てが間違いだとストレートに言ってしまいます。ゼロサムになってしまう
、頭がシンプルになってしまうのです。
簡単にすると、シンプルで強さも出てくるが、軋轢も生じます。確かに、イスラ
ム教は1500年前の教えで、現在に適応できていない所も多いが、私は、全否定は
していません。
幸福の科学は大教団となり、教えの斬新さなども出てきているので、鎌倉時代の
教えなどとは違います。そして、他の宗教の幹部連中も、多数、幸福の科学に集
まってきています。そして、寛容さをもっています。他の宗教を切り落として、
こちらが正しいというつもりはありません。
昔の坊さんで、何経が本物だなどと言って争っていたりしますが、法華経のみが
本物だなどですが、しかし、他は贋物だとして排撃するのは間違いであり、当会
は、この間違いのテツは踏まないようにしています。
キリスト教でも、カトリックとプロテスタントの争いから、国の人口が半分にな
ってしまったこともありますが、寛容さがないと、やっているうちに、おかしく
なってしまうこともあります。
       婦人部向けに言っておきたいこととして、
1) 包容力
視野が狭くなりすぎることがよくあります。努力して、他の人の優れた面を引き
出してください。すぐに裁いてしまいがちです。婦人は、こうなりがちです。最
高裁の長官ではないのです。
教えのよさ、自分はこのように変わったということを伝えるのはよいけれど、ま
た、他の人の良さを引き出すことも努力してください。
他の言葉で言うと、 包容力を持ってください。思い込むと狭くなりがちですし、
熱心に活動するほど狭くなりがちです。天上界に菩薩、如来がいっぱいいるとい
うことは、必要だからいるのです。いろんな教えによって、それぞれに救われる
人がいるからです。

 2) 忍耐力
 焦りが出ることがあります。見識の狭さで人を裁くのに加え、焦りの 
心で人を裁いてしまうのです。人間は変わるのに時間がかかります 
し、2~3年かけて変わることも多いです。子供が今は反抗期という 
とき、中学、高校では言うことを聴きません。しかし、大学、社会人 
となるにつれて、変わることも多いのです。伝道していても、今はダ 
メでも、いずれ変わることはあります。この人はダメだと切り捨てて 
しまわずに、待ってあげてください。

 3) 好き嫌いを乗り越える
 人間には、どうしても好き嫌いの面が出てきますが、これを努力して 
乗り越えてください。確かに、本能的に好き嫌いはあります。その乗 
り越え方は、1)相手に関心を持つ、2)相手の意見に聴く耳を持 
つ、ことです。> 自分中心に押し付けを行わず、相手に関心を持って
聴こうとすること です。すると、相手は自分に関心持ってくれてると感じて、
心を開い てくるのです。会内でも、他を排斥するところがあったりしますが、
 もっと、まともな大人の態度を持ってください。信仰の中に生きてい 
ると、他の人のことがわからないことがあります。中だけの論理で生 
きているとわからなくなります。信者以外の人の意見もわかるように
なってください。そして、相手の方を、段階的に導いていってくださ  い。
たとえば、来年の映画「仏陀再誕」について、そうではなく、 
「エル・カンターレ再誕」ではないですかという質問を受けました 
が、「エル・カンターレ再誕」で一般の人が理解できるかということ 
です。一般の人にわかりやすく言うには、「仏陀再誕」の方がよいの
ではないかということです。あまり、結論に、すぐに行かない方がよ 
いのではないでしょうか。今、本当に伝道をがんばってくださってい 
ます。しかし、その中で、あまり狭くならずに、忍耐の心を忘れない 
でください。効率を求めると狭くなってしまいます。しかし、自分が 
無明のころ、ていねいに教えてくれた人がいたでしょう。特に、他宗 
の人などは最初は抵抗するものです。しかし、こういう人ほど、信者 
になると熱心に活動することも多いです。全体としては、良い方向に 
行っています。しかし、教団として偏狭にならないように、多少なり 
とも心にゆとりを持ってください。

 渋谷支部が熱気が高いですね。私の背広は、今日はピンクですが、裏
は赤い裏地なんですよ。(ここで、背広の赤い裏地を見せられる、大
拍手!)これが、ゆとりなんです。伝道は、一筋縄ではいきません。
エル・カンターレの存在は一神教を目指しているのではなく、至高神 
の立場です。幸福の科学では、多数の菩薩、如来の存在を認めていま 
す。
皆、意見は違うが、これをまとめて人類を救う方向に推し進めている 
のが、エル・カンターレです。世界には、多神教がありますが、多く 
の神がいるというところで止まっています。また、一神教は、自分の 
神のみです。また、いろんなものに神が宿っている、石や山や川に神 
がいるというアニミズムのような考えもあります。しかし、多数の天 
使がいなければ仕事はできません。そして、至高神の概念を持ってく
 ださい。あまり裁かないでください。人は変わっていくものです。
そ  して、他の人のよさを見つけながら、自分には厳しく生きていく。そ 
れが、選ばれし人です。

   

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