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日々の生活や世の中のことで思うこと

中学校の優等生の挨拶

2023-04-17 17:18:00 | 日記
住んでる場所が九州なんですが
在籍している中学からのお便りで
去年4月のものが出てきた。

新入生の挨拶「◯◯中の伝統は△です。
先輩方が築いた伝統を守れるよう努力します。
◯◯中学の生徒として誇りと自覚をもち、
精一杯取り組みます。」


(よくありがちな挨拶です。
スラーっと流しちゃいますよね。
普通は。
でも私は流せないんです。)

上記、新入生への返しが
⬇️

在校生の挨拶「◯◯中の伝統は△です。
(中略 )
みんなで協力して◯◯中を盛り上げていきましょう」

もうもう。
私、違和感アリアリなんです。


ツッコミどころ満載。
伝統が△だからそれを守るのが
そんなに大事?
それが中学生活で大事なことなの?


私は違うと思うんですよね。


中学生活は
中学生が、一人ひとり、
自分は何ものか、探し始める13歳。
大人への階段を登る、
戸口に立った13歳。

自分を大事に、そして
周りの仲間も大事に。
それぞれの探索の旅を
楽しみましょう!

だと思うんですよ。


学校の伝統を守る⁉️

中学を盛り上げる⁉️

そんなことのために
中学で勉強するの⁉️


自分の所属しているところを
人格化してそれを崇める、
みたいな思考が染み込んでますよね。

まさに全体主義の洗脳。
無意識に地域の学校に行くっていうのは
こういうこと。

きちんと家庭で「個」を育てられた子ほど、おかしい、と気づくと思います。



少し飛びますが

憲法の学習会で
「自民党憲法草案」の前文の第一段落、
第二段落が「日本国は」「我が国は」
と言う主語で始まること、

最後は

「良き伝統と我々の国家を末永く
子孫に継承するため」憲法を制定する、
となっていること知りました。

これまんま、
この中学生の思考に通じますね。


中学校や国家を人格化して
その存続のために
個人が力を出す、っていうのは
全体主義の考え方ですよね。


中学校の優等生の挨拶、
怖いです。


〜☆end☆〜











































































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