なぜか急に、潮干狩りがしたくなってしまったからだ。
潮見表を見たら小引きで、浜には午後1時からしか入れなかったが、行くぞっ !! と思い立った時こそ吉日と、南風に煽られながら高速を飛ばした。
富津海岸の潮干狩り場には、それでも数十台の車が停まっていて、浜に入れるのを待っている人たちがいた。
午後1時、愛用の熊手と牛乳パックのケースを手に、長靴を履いた伝説のアサリ採り職人が4年ぶりに浜に帰ってきた
ゴールデンウィーク前の人の少ない時期が穴場ということを、アサリ採り職人は知っている。
まだ汐が引いていないので、ほんの手前の波打ち際で砂を掘る人たちばかりだが、なんとそんなところにアサリの大群があたかもばらまかれたように散乱しているではないか
労せずして大金を得たかのように、ザックザックと熊手不要でアサリがすくえる。
ものの10分でご覧のとおり
しかぁし、アサリ採り職人はそんな事で満足はしない。
牛乳パックのケースに開いた穴からこぼれ落ちるような小物には目もくれず、ひたすら大物狙い、ハマグリ狙いに徹することにした。
長靴のギリギリまで沖に出て、ズボンが濡れるのもなんのその、熊手を砂の中にぶっ込み、ハマグリの鉱脈を発見したのだった。
健闘すること1時間、規程の網の中にはもう収まらないほど採り、大物もたくさん採ったのでようやく浜から出た。
余分に採った貝は、地元の漁師のおじさんが計量するのだが、アサリ採り職人のとった大物アサリに、本職の漁師も驚き、
「こりゃ4年ものだよ。オレが大事に育てたの持ってっちゃうの ? 」
と言う始末。
それがこちら ↓
500円玉と比較してもこのとおり、まさにハマグリ級の大物。
けっきょく規程の網2㎏が2つと、オーバーした分1.5㎏と合わせて5.5㎏の成果。
これはもう仕入れですな。
ハマグリも20個以上採れ、よーく洗って一晩砂抜きをして、今朝味噌汁にして食べた。
大ぶりで身もふっくらして、新鮮だから身離れがよくてウマイ
ハマグリと大アサリはお吸い物にしようか、それとも網焼きにするか 迷うところ。
バター焼きは店に持って行ってやろうと思うので、これを見た運のいい方はアサリにありつけるかもかもしれない。
やっぱり潮干狩りは面白い
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