鳥、赤ちゃん、刺身、 グレープフルーツ

退院の朝６時半、ナースになって１年目の「里奈ちゃん(仮名)」に採血される。

が、一度目は血が流れず失敗。

「血管が逃げますね・・・」

ん？　逃げる？

針を刺すとスルッと血管が動いてしまうということらしい。

「良い血管なんですけどねぇ・・・」

血管もチキンってことかい😑

二度目でうまくいき、次は体重測定。

‼ 52.9㎏　😱

一晩で500g減⤵

着実に小さいオジサンの道を突き進んでいる・・・

今日退院できなかったら、翌日は51㎏台に突入してしまうかもしれない。

病院が「ウルトラＱ」の 「１／８計画」を推進しているなんて妄想に囚われてしまうぜぃ🤪


「里奈ちゃん(仮名)」が言うには、退院してもまた戻ってくる移植者がけっこういるという。

免疫力が落ちている移植者が感染症にかかり、病院で点滴やら対処療法を受けるために入院するのだそうな。

世間はコロナの第３波の真っ只中、ただでさえ脆弱な移植者は注意の上に注意を重ねないと命が危ない。

レシピエントのパンフレットには感染症についての一文があり、ヤバイ感染症には「サイトメガロウィルス」「アデノウィルス」「EBウィルス」「BKウィルス」「帯状疱疹」そして「カリニ肺炎」。

とくに「カリニ肺炎」用に退院後すぐに月・水・金と服薬することになる。

さらに麻疹、水疱にかかっている人、乳幼児には近づかない。

犬、猫などのペット、とくに鳥類には触れない近づかないようにすること。

公園などで鳩の群れがバーッと飛び立つところは特にヤバイ。

それから刺身や生ハムなどの生物は最低３ヶ月くらいは食べない。

う～、この年末年始に・・・。

さらにこの6、７年食べていないグレープフルーツは今後も厳禁。


生きるための腎臓移植、されど生きにくい腎臓移植。

マイナス要素が渦巻いている娑婆に、もうすぐ出て行く💪