ウルトラマン 第23話「故郷は地球」に登場する「ジャミラ」は元々は地球人(フランス人??)宇宙飛行士だったが、宇宙で遭難し水のない過酷な環境で生き延び怪獣化してしまう。
ジャミラを宇宙に送った某国はミッションの失敗を隠蔽し彼の救助もしなかった。
自分を見捨てた母国への復讐の鬼・怪獣と化したジャミラは不可視の円盤に乗って地球に戻り、国際平和会議の出席者たちを襲撃するが、科特隊のスペクトルα、β、γ光線で姿を現し攻撃されてしまう。
そしてジャミラが人間だった事実を隠してあくまで怪獣として葬れと命令を受けた科特隊は人工降雨弾攻撃で雨を降らせ水が弱点のジャミラを追い詰めるが、執念で国際平和会議会場へ迫る。
そこへウルトラマン が現れ格闘の果てにウルトラ水流を浴びせ、ジャミラは苦しみながら悲痛な叫びをあげ生き絶える。
科特隊のイデ隊員が「犠牲者に対する人間のエゴにすぎない」と唾棄して物語は終わる。
ウルトラマンVS怪獣ジャミラ
脚本の「佐々木守」、監督の「実相寺昭」の問題作に、昭和の良い子はジャミラの悲痛な声とともに大人の卑劣さをなんとなく感じて心に残った。
そして清濁併せ吞みすぎてポンコツになった昭和の良い子は、ジャミラの無念さを噛み締めながらジオラマ制作に取りかかったのでありました。
まずは国際会議場の万国旗を作ってみる。

国旗を縮小して切り抜きプラ棒に貼り付けていったが、いろんな国際会議などで国旗の並び方は決まっているだろうに、この時はちっともそんなことを考えないで作ってしまった。
ウルトラマン とジャミラは毎度おなじみ25、6年もののガシャポンHG、ベースは百均のフォトフレーム、スチレンボードでかさ上げして地面を作り、塀はプラ板、池の枠はプラ棒、池の水は百均のレジン。
土はモデリングペーストで作り草を接着し、水に濡れた地面の感じを出すために「Mr.ウェザリングペースト」のマッドブラウンとウェットクリアーを混ぜて作った。
何度も作り直したのはウルトラ水流、レジンやジェルメディウムで作っては納得がいかなくて破棄して悩んだが、ふと日本酒を包んでいた紙包みを手にした時その質感にピンときた。
包み紙を適当に切ってジェルメディウムを表と裏に塗って乾かして様子をみたら、何となく水流に見えなくもない。

いくつか作ってジェルメディウムをハサミでギザギザに切ってみて、一番良さそうなのを選んでウルトラマンの手とジャミラの胸に接着した。
おっ、何とかそれっぽく見える、かな。

で仕上げにウルトラマン とジャミラを固定して、ジャミラの周りを濡れた泥んこ状態にして完成。

ちょっと万国旗のポールが太いし旗も大きいが、まそれは見て見ぬ振りをする。

いつか手直しをして万国旗の並ぶ順番も変えようと思う。

嗚呼、ジャミラの断末魔の叫びが聞こえる。

今度はもうちょっと上手く水流も作ろう。

で仕上げにウルトラマン とジャミラを固定して、ジャミラの周りを濡れた泥んこ状態にして完成。

ちょっと万国旗のポールが太いし旗も大きいが、まそれは見て見ぬ振りをする。

いつか手直しをして万国旗の並ぶ順番も変えようと思う。

嗚呼、ジャミラの断末魔の叫びが聞こえる。

今度はもうちょっと上手く水流も作ろう。
小さいものをアップで撮るといろいろアラが見えてしまいます、反省😢

今回も縦・横15x20センチのお手軽ジオラマでした。

今回も縦・横15x20センチのお手軽ジオラマでした。